<2015・7・8 掲載記事 >
朝日新聞は、ゾンビかよ?
あれほど、世間と、マスコミに叩かれて、批判されてさ。
よくある、ど~でも良いワンパターン手口とも言うべき「第三者委員会」を設置。その意見を受け入れて、反省して、ふんどし締め直して出直す・・・・・かと、想っていたら・・・・・。
またぞろ、「日本軍による従軍慰安婦」は、いたのでありますよ!」という主張を、7月2日の特集記事によって、復活させてきた。
もっとも、誤りを認めていなかったのは、惠村順一郎みたいな、反省しない記者もいるから、驚きはしないけれど・・・・。
昨年の9月の記事、再録掲載しましたので、詳しく、具体的に知りたい方は、読んで戴ければ幸いです。
この動きで、「朝日新聞は、つぶさなきゃいけない!」な~んて、”百た”たきされても仕方無い、百田尚樹の如く、暴論、言論弾圧を吐くつもりは、ありませんがね。
いや、なにね、いいんですよ、我が国の言論の自由は保証されている?? かも、知れないから。
言いたいこと言って、書きたいこと、ロクに取材もせず、裏も取らずに書きなぐっても。
ただねえ・・・・・・今でも、日々、定期購読者が減っていってるのにさあ・・・・。
この特集記事を、今後も掲載していくことによって、もっともっと、間違いなく、確実に減っていきますよ。
良いんですかねえ・・・・・それだけ腹くくって、特集記事構成したんだとしても。
背に腹は代えられない覚悟でさ。
折りに触れて、朝日新聞販売店の各店舗の配達、兼、集金人に実情を聞いてんですが、ここ10年位前から、朝日だけではなく、スポーツ新聞も含め、ネット上で見られる速報記事の影響で、新聞の月極め契約購読者が目に見えるように減っていっているとのこと。
もはや、その流れは止めようがない。
こんな、衝撃的、いや、笑劇的実態が、数年前、東京都世田谷区の小学校の教室で露見しました。
高学年の、社会科の授業。
先生が、声を張り上げて、生徒に言った。
「明日の社会科の授業では、君たちが、気になる新聞記事をそれぞれ、教室に持ち寄って、どこが気になるのか、言って、話し合ってもらいましょう!」
ん? 反応が悪い。「は~い!」という、生徒の、返事が、まったく無い。
先生、クビを傾げつつ、一応、という気持ちで、軽く聞いてみた。
「みんなのお家で、新聞、とっているとこは、手を挙げて下さい」
・・・・・・・・・・・・・
ただの、ひとりも、いなかったという。先生は、絶句し、言葉も無かった。
なぜ、世田谷区を出したか。この区、東京都23区で、現在89万9500人。ダントツ1位で人口が多い。また、比して小学生の人数も多い。
それで、コレである。他は、改めて書き綴るまでも、無い。
これが、新聞および、購読者の”厳実”。
その後、さらにこの動きに、拍車が掛かっている。
新聞というもの、書いてナンボでは無い。売れて、ナンボ。読まれて、ナンボ。
子供でも、分かる理屈です。
先日も、販売・集金人。こう切実に、ため息交じりに、私に言ってました。
「もう、この先、ウチの朝日新聞を取ってくれるヒトが増えることは、まず、間違いなく考えられないですよね。これからは、日ごとに減っていくのを、どう止めてゆくしか、方法は無いですねえ」
”景品戦争”華やかなりしころは、小型冷蔵庫、自転車、果ては電気掃除機まで、長期購読契約してくれればプレゼントしたという時代は、遠い昔のこと。
景品の、讀賣巨人軍戦の、東京ドーム外野席招待券なんて、それも先着限定交換席というキビシー実態。引き換え券持ってても、入れない実態なんて、ナベツネや、上層部は知らないだろうな。
巨人戦なんて、ファン以外にはなんの興味も示さないことを知らなかった、思い上がった讀賣新聞社。もはや10年前から、幻で大うその1000万部という、定期購読者数を今も、胸張って誇る、讀賣新聞社。
押し紙は、今も、トラックに開封もされずに、積みあげられて、運ばれている。この目で、何度も見て、聞いて、写真も撮りつづけた。
朝日新聞にしても、やはり、と言うべきか、この「従軍慰安婦 誤報問題」で、多くの購読者を、一気に失った。
近年、それでなくとも、ネット社会やスマホの影響で、もはや、わざわざ朝刊と夕刊セットで、月4307円も支払ってまで、新聞の宅配を頼み続ける家庭は毎月、目減り。
記事の内容いかんに関わらず、だ。おまけに、地方配達となると、原稿入講の締め切りが速いため、宅配された時点で、古い古い内容。
朝日新聞の配達員は、なげく。
「従軍慰安婦も痛かったけれど、もっと目に見えて打撃喰らったのが、テレビ画面で観られてしまう、テレビ番組表だね。あれ、出た途端に「もう、いらないから。今月で止めるという御家庭が、ものすごく増えたもんね」
いわゆる、ラテ欄。これが最終面に載ってたから、仕方なく新聞とってた人が、いかに多かったかの、証明だ。
そのラテ欄ですら、「番組内容未定」という空欄がどんどん増えていったのに較べ、テレビ画面番組表は、随時、臨機応変に対応。情報が、正確だ。
もはや、ますます、情報古い、新聞という名のメディア。古いのは、いらない! と、ふるいに掛けられたというわけだ。
さらに、自分で、自分の首を絞めた新聞。
朝日で言うなら、「朝日デジタル」。
今、長期に定期契約購読をしてくれると、半額にします、というセールを大展開。もはや、貧すれば鈍す、まっしぐら。
いまだ購読続行者は、老人が多い。そのため、近年、活字が大きくなったのを、御存じだろうか?
かつての、3分の2の「文量」で、記事を書いている。
なもんで、記者クラブでは、原稿をパソコンに打ち込みながら、こんな本音と、愚痴がもれる。
「これじゃさあ・・・・何にも、書けないよなあ。5W1Hの、いつ、どこで、誰が、どうしたの、どう、までしか書けないよ。した、が、盛り込めないんだ。まいったな・・・・」
おまけに、3分の2は、月給の手取り額にも及んでいる。
ほとんどの新聞社が、正社員の記者制度を改め、ほぼ全員を、改めて契約社員記者として、再採用。
ボーナス、カット。取材費、そのための交通費も、支給無し。取材相手と飲むコーヒー代ですら、自腹。
だから、こんな愚痴もクチをついて出る。
「家のローンが、オレ、まだ残っているんだよ。もう、返済計画のやり直しを迫られているし。子供の教育費も、まだまだ、掛かるしさあ・・・・・」
「俺も、そうなんだよ、実は。会社は、通信社からの配信記事で、紙面埋め尽くしてもかまわないぞ。お前なんか、もういらないって、目線してるもんなあ」
「明日の、成田空港での、出迎え会見。誰か行ってくんない? それでさ、携帯で、状況、教えてよ。オレ、それで記事、まとめっからさあ。交通費自腹、もったいないもん」
「また、通信社の配信記事のアレンジで、ごまかすかあ」
これが、実態。
新聞社の、なりふり構わぬ経費削減。絶対に、自社の記事には出来ない、この実態と、深層。
そして、さらに、この復活・従軍慰安婦特集で、定期購読者が、じわじわと減っていくことだろう。
お馬鹿と言おうか、愚かと言おうか。
主義・主張は、結構、コケッコー。
おまけに、常識知らない、漢字読めない朝日新聞の若い記者まがいが、取材現場に出てきて、東京電力の記者会見場で、こんな質問していた。
「御社の、福島第一原発での、みぞうゆうの事故ですが・・・・」
はあ? みぞうゆう?
それ、未曾有の、コト?
お前は、麻生”ミニ・カポネ”太郎の、息子か?
しかし、「朝日の・・・・ですが」と、クチにした名前は違った。
こんな低能もいれば、スポーツ現場では、こんなのもいた。
後楽園ホール。
通常の客席は、1403人。立ち見のバルコニー席を加えても、目いっぱいで2005人。それ以上は、消防法違反となり、入場お断り。
ところが、童顔の、とっちやん坊やのような顔立ちした、その記者。
プロレス大好きなのは良いが、記者としては」ドシロート。
「この日も、超満員の2350人の熱気で・・・・・」なる一節を、平気で書いて、人気度を示す、夕刊連載囲み記事。
あの「東京スポーツ」でさえ、「観客数 2350人(主催者発表)」と、冷静に記述しているというのに・・・・・・。
確認すれば、事務室で聞けば、絶対にありえない観客数ということが、一発で分かるのに・・・・・。
こういう記者ととても呼べないヤカラが、あらゆる取材現場にいる「朝日新聞」。
なかには、「正社員」から「契約社員」になるのを嫌い、とあるスポーツ団体・協会の広報部長に転職した、ずる賢く、めざといちょび髭中年もいた。
今の「朝日」。もう、再び購読部数が、朝陽のように上がっていくことは無い、と言い切っていい。
自業自得、と表現すれば良いのであろうか・・・・・。
架空の従軍慰安婦を道連れに、韓国沖の海中深くに沈みゆくほか、往く道は無い・・・・・・。