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《 リアル 芸能 ルポ 》 ノーベル文学賞受賞者で、老シンガーの、ボブ・ディランの持つスピリットを胸に、激しく、美しく歌い続ける、中山ラビ。彼女の、ライブが、11月9日(土)、男6人率いて開催されます

2019-11-08 03:56:41 | 音楽

 ≪ 2019・10・21 掲載記事 ≫

 まさに、「聴いて」「聴いて」。

  オントシ,♡歳にして、激しくシャウトしながら、声量豊かに、高低の音程、まったく狂うことも無く、ライブを、続けている、中山ラビ。

 その昔、「女 ボブ・ディラン」と呼ばれ、音楽業界に、名を馳せたことは、かつて、記事化した

 京都の、高名なイベント・コンサート・フェスティバルに、飛び入りデビューして以来、47年。

 歌い続けながら、幸せな結婚もし、男児も産まれ、子育てもしているなかで、都下、国分寺にある、老舗の喫茶&飲食&バーを、任せるから、やってみない?

 そう誘われ、家族総出で、楽しみながら経営。

 夜は夜で、バーに早変わりしながらも、うまい!と、評判の特製カレーも提供し、年に数回、集中的にライブ活動。

 全国にある、旧知の、老舗ライブハウスからのお誘いが掛かり、ツアーを組み立てて、巡り歩く。どこも、満員。衰えぬ、ラビの人気。

  そこで、繰り広げられる歌声は、ともかく、すんごいんだわさ。

 次第に、聴く者を、ひきづり込ませてゆく。

 ギターの伴奏の中、圧倒的な、歌唱力に、驚くはずだ。

 ウソだと想うんなら、「中山ラビ」と、検索し、いくつも点在している、プロモーション色皆無の、「you tube」ライブを、見れば良いし、

 気にいった曲目あれば、「ツィッター」、「ブログ」「ライブのセットリスト(曲目)」を、気ままに検索してみると良い。

 知る人ぞ知る、今も色あせることの無い名曲、「MUZAN」や、「ひらひら」は、もちろん聞けるし、

 時には「満州小唄」や、「鳳仙花」、「ノーモアレイン」も、聴ける。

  そして、ボブ・ディランの、かつての世界的ヒット曲、「風に吹かれて」。

  「男ボブ・ディラン」の、いわば本家は、、すでに、今を去ること、30数年も前に、他のヒット曲も含め、ライブや、コンサートでは、原型をとどめないほど、アレンジを大胆すぎるほど変えて、歌い、演奏。

  かつて、日本武道館で行われたコンサートに、私も行ったのだが、どの曲が、どれやら?? わからへん状態に。

 なもんで、コンサート終了後、ディランの、日本のレコード会社の、専任ディレクターであった、菅野(すがの)ヘッケルに、聞いたところ、苦笑され

 「いや、俺にも、どれがどの曲なのか、分からなくなってしまっているんだよね。あれだけ、大胆にアレンジ変えて、歌われてしまうとねえ・・・・」

 彼のボブディランへの、私史と、熱い想いは、上記、ブログを開いて、読み続けると、理解出来るはずです。

  「ノーベル文学賞」を、受賞したのちの、最近のビッグ・コンサートでも、原曲、知りつくしていても、聴き分けるのは、今も、難しいほど。

 あの、ろうろうと、歌う、英語版・御詠歌のような、歌い方は、78歳になった今も、健在ですが・・・。

  むしろ、「女ボブ・ディラン」の、中山ラビの歌う「風に吹かれて」の方が、今や、聴きやすく、日本語の歌詞だからという理由だけじゃなく。分かりやすく、当時のボブ・ディランが、メロディに乗せて、聴衆や、聴き手に伝えたかった熱く燃えたぎる想いや、スピリットが、ビシビシ、伝わってくる。

 中山ラビ自身は、フォークや、ロックの歌手という、区分けをされるのを、こころよく想っていない、

 枠を、取っ払った、さまざまに、色分けされたジャンルの曲が、メドレーの如く、ライブで、意表を突いて、興に乗って飛び出してくる。

 そのうえ、ソレを、全部、自分のモノにして、歌いこなしている。

 和田アキ子や、小椋佳や、松山千春など、年々、年老いてゆく歌手の中には、声量の衰えや、音程のはずれを、バイブレーション歌唱で、ごまかして、しのいでいる者が、目立つようになってきたが、

 この中山ラビには、その片鱗すらも、見られない。

 「普段は、この店をやって、好きなだけ、、食べたり、客と一緒になって、お酒も飲んだりしてるし、健康に良いこと、私。な~んにもしていない」 

 「なのに、いまんところ、大病もしたことないのよ」

 「スポーツジムに? ハハハハ(笑)。 まったく、行ったこと、ないもん」

 「こんな、健康な、病気知らずのカラダに産んでくれた、親に感謝しなきゃね(笑)」

  スタイルは、良い。

  このようなスタイルで歌い、短い、ミニミニの、フリフリのスカートはいて出てきたり、目を射抜くかのような、真紅のタイツはいて出てくるものの、色気は、まったく感じさせない。

 その歌唱力と、パワーに圧倒されるせいでもある。

  スタイルだけは、似たような、SHO-YA,寺田恵子なる歌手がいる。

  日比谷野外音楽堂で、1年に1回、主催される、「NAONのYAON」では、このような姿で歌うのだが、歌唱力や、声量は乏しく・・・・・・叫びに変わる。

 貧乳を寄せて、大きく魅せて、大きく開けた衣装で、どこか、妖しく。歌う

 まだ、56歳なのに、観てて、切なくて、哀しくなる。

 一見、似て、まったく非なるシンガー。

 さて、この中山ラビが、この11月9日(土)、東京は、吉祥寺の、「スターパインズカフェ」で、バックバンドメンバー、6人。名付けて「ラビ組」を背に、歌う。

   これは、中山ラビ自身の、手書きによる、ライブ告知。

 メンバーは、梅津和時を筆頭に、小川ヒロ、加藤ヒロユキ、高橋誠一、森ヒデハル、山口トモ。

 開場は、午後6時半。開演は、午後7時半。

 予約前売りは、3800円。当日券は、4300円。それと、ドリンク代。

 当夜、どんな歌が、飛び出すかは、お楽しみに。

 中山ラビは、その後、

 11月30日(土)、京都市の、「拾得」

 12月1日(日)、大阪の梅田にある、「ムジカジャポニカ」

 12月7日(土)、長野県松本市の「ロフト」

 12月8日(日)、長野県飯田市の、音楽酒場、「ふぇの」

 そして、来年の1月16日(木)、東京は新宿の、ロックカフェ「ロフト」

 1月26日(日)、東京は東中野の、「ミュージック ストリート」。

 なお、11月30日以降のライブは、ソロで、会場によっては、サポート、ギターリストが付く。

 関心を抱いた方。

 是非、行って、聴いて、堪能してみて下さい。

 今の、ボブ・ディランよりも、胸に、ビシバシ、こたえますから



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