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《 リアル ラグビー ルポ 》 今、「女子 ラグビー ワールドカップ」が、開催されているんすけど・・・。マティトンガ、ひたむきに、一生懸命に身を挺して大奮闘。トライも挙げて大活躍!結果・・・

2020-12-10 00:52:16 | ラグビーフットボール

  ≪ 2017・8・27 未掲載記事 ≫

 世の中の、我こそ、真のスポーツファン!を自称する方。

 女子バレーボール日本代表が、中田久美・監督のもと、アジア選手権大会で、2セット奪われたあと、3セットを獲り返し、フルセットの末、逆転優勝したことは、けっこう報じられていますんで、ご存じ・・・・でしょうねえ・・・・・・。

 10年振りのことだったそうでやんす。

 それまでの、中田監督の奮闘ぶりが、ドキュメンタリー的構成番組で流れてましたし。彼女の指導力、指揮力はさすが!といえます。

 彼女の人となりを検索してゆくなかで、今から13年半前。彼女、まだ38歳のとき、テレビ番組の収録中、あまりに度が過ぎるほどに浮かれている女子バレー選手たちの醜態に我慢ならず、思わず

 「てめえら、この野郎!」

 そう怒鳴って、スタジオを去って行った。

 という逸話を見つけ、思わず、彼女らしいなと、爆笑してしまった。

 そんな女子バレーの栄光の裏で、テレビのスポーツニュースにも流れない、YAHOO!の羅列ニュースのところに、顔出しもしたことない、「15人制 女子ラグビー 日本代表チーム」のことを、知ってるかなあ? そもそも、ソレ、聞いたこと、ありまっか?

 一応、キャッチフレーズのネーム、付いているんすけど。

 「桜(サクラ)フィフティーン」と。

 15人制のラグビーなもんで、フィフティーン。で、ニッポンなんで、桜だと。安易っちゃあ、安易な冠ネーム。

 ちなみに、7人制は、まんま「桜セブンズ」っす。

 あ、知らない!? 聞いたこと、無いっすか?

 アイルランドのダブリンを中心に、島々で、「女子ラグビー ワールドカップ」のプール戦が繰り広げられていて、すでにその「桜フィフティーン」。

 実は、大きな声では、言えないんすけど、3試合こなして・・・・3敗。

  ( サクラフィフティーン ホームページ より)

 ダブリンに向けて出発する前、「ベスト8入り目指しますっ!」と、まだまだキャリア足らずの有水剛志ヘッドコーチ(写真上)が、力強く宣言してたんすけど・・・・・・。

 で、プール戦ラスト3戦目。

 オーストラリア代表相手に、前半は、かなり持ちこたえたものの、試合が終わってみれば、15-29で敗戦。

 日本代表チームとしては、4大会、15年振りとなる出場を果たしている、今回の「アイルランド大会」。

 これまで、数十年間。様々な苦労を経てきた日本女子ラグビー界と、先達たち。

 そのことも含めて書こうと思い立ち、とある先達にメールしたが、ダブリンにいるからなのか、その意思無しなのか、まったく返答が数日しても、無し。

 で、書こうとした、マティトンガが、対フランス戦で、右足首と想われる箇所が大ケガ。試合途中で、選手交代をせざるを得なくなった。

  まっしぐらに、自分より大きな外国人選手たちを吹き飛ばす、ぶち当てて、トライまで、ボールを持って行けるのは、日本代表チームのなかで、彼女しかいない。

 今、どのような病状と、状況なのか?

 仕方なく、日本ラグビーフットボール協会へと、電話。

 そうしたら、予期はしていたが、こいつ馬鹿じゃないのか?と想われる返答。

 「ソレは、個人情報ですよ。そう、最大の個人情報に当たります。なので、お答えしません」

 はあ? 公人たる出場選手の情報を、か?

 だから、協会は相変わらず、ダメなんだよなあ・・・・・。

 2019年、日本で行われる男子のワールドカップ。

 このままいくと、全試合合計の観客チケットの売り上げ振るわず、巨額の赤字が間違いなく見込まれる。

 俺、知ーらないとばかりに、また、誰も責任を取らずに、逃げるつもりなんだろうなあ・・・・。

 「政府保証」という名の、当時・会長だった森喜朗がもらったという、極めて不確か、あいまいな空手形。赤字を前にして、国民の税金、果たして、どのくらい出してくれるのか、どうか?

 《 実は、釜石、静岡、大分などの、スタジアムで行われた試合は、殆んど招待券をもらった観客で埋まらせました。なもんで、終わってみれば赤字でした。、》

 こんな、奇妙なコマーシャル、見たことあるだろうか?

  なんと、ラガーシャツを着た選手3人に、ぎこちない漫才をさせて、それでトップリーグの試合観客動員数の激減を止めようと掛かっていた。

 無能と言う烙印を押されているトップリーグ委員会委員長の太田治らが、考え出したシロモノ。

 ホントに、こんなもんで委員会?

 いやはや、いつもながら、あきれ果てるばかりだ。

 早速、CM結果は、かんばしくない。

 私が別枠で記事化した、ヤマハでプロ契約した五郎丸歩が出た試合だけは、2万7871人と、多くの観客が詰めかけたが、他の開幕戦は、1万547人が最高。

 他は、5385人、8020人、8038人、8462人など、大きなスタジアムに、観客ポツリポツリ点在という、淋しい光景。

 今期終えたら、さらに、前シーズンより、5万人以上減っているだろう。

 それでなくとも、毎年毎年、コロコロ試合システム変えていることへの反発は、古くからのラグビーファンに根強い。

 さてさて、「桜フィフティーン」。

 プール戦の初戦。対 フランス戦に先発出場したのが、マティトンガ。

  ( 試合映像より。Jスポーツ 中継画像。以下、同様)

 国籍は、フィジー。

 詳しく、インタビューはしたことが、そういえば、ない。

 だが、8年ほど前から、7人制、そして15人制の、日本女子ラグビー代表チームの候補合宿には、彼女、ほぼ顔を出していた。

 その、ひたむきな練習態度には、きまじめさが漂っていた。

 国籍の問題があったのか、海外遠征&試合には、ほぼ帯同していたが、肝心の試合には出られていないようだった。

 合宿参加当初は、スター気取りの勘違いが常に付いて回る性格の、鈴木綾香に、わざとスパイクで蹴られたり、ヒジでどつかれたりしていたのにも、じっと無言で耐えていた。

 練習が終わる時、マティトンガに「アレ、ひどいね?」と聞くと、苦笑いを浮かべて、黙っていた。

 日本語は理解できるし、話しも出来ているようだった。だが、スターとしての輝きは伴わないせいか、たまに私以外に取材に来ている記者も、マティトンガには取材していないせいか、記事にもなっていない。

 しかし、その実力は、日一日と伸びていっていた。

 さながら、イメージは、縁の下の力持ち。

 

 

 



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