魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

人生の勝者

2006年07月11日 | ワイン ~2019年
格差社会、勝ち組、負け組なんて言われ方もします今日この頃。
実は勝ち組って1%程度しかいない!?とも思いますよね。

人間ある程度生きてくると、「お金がすべてじゃないな」と
思える事だってあります。
「人生はいかに稼いだかではなく、いかに満足した時間を、充実した時間を
過ごすことが出来たか?」が大切だと痛感します。

・・・・・って、えらくたいそうな前振りですが、ワイン狂の幸せ、充実とは
日々のデイリーワインがいかに充実しているか!によるところが大きいのです。

で、本日のデイリーですが、
2000 アトキンソンハウス CS USA、赤、998円

これは屈指のデイリーで、ちょっと前に輸入元のセールの時に仕込みました。
とにかく素晴らしい! 誰にも愛想の良いフルーティーさとジューシーさ。
タンニン、酸もうまくバランスしていて言うことありません。

さすがにシャトー・ラトゥールやロマネ・コンティをデイリーには出来るほど
私は大金持ちではありませんので、これくらいが最高のデイリーです。

残念ながら、もう在庫はなくて、個人的に買ったケースの残りが1、2本で
おしまいとなります。
そう、私なりの勝ち組デイリー人生もあと1、2本で終わってしまうのです。
これに代わる安くて美味しいデイリーはそうそうはないでしょう。

また美味しいデイリーワインを探して、ワイン狂の旅は続くのです。

“人生とは旅であり、旅とは人生である”という中田ヒデの引退声明の
言葉ではありませんが、
ワイン狂にとっての人生とはワイン探しの旅でもあるのです。



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V・ファーレン長崎 vs 三菱重工

2006年07月10日 | Weblog
サッカー好きの私ですが、本日は、

V・ファーレン長崎三菱重工長崎

を観戦してきましたよ。
V・ファーレン長崎(読みはヴィ・ファーレンです)は九州リーグから
Jリーグ入りを目指す長崎のチームです。
結果は5-0でV・ファーレン長崎が勝ち、力が付いてきたことを実感させて
くれました。

三菱重工長崎も同じ長崎のチームとして、もう少し頑張って欲しい!
見てると巧いんだけど、迫力がない、気迫がない。
逆にV・ファーレンは後半退場者が出て一人減っても、さらに
得点を重ねていました。結構やります。
サポーターも勝ったら花火鳴らしたりして盛り上がっていました。

W杯もいいですが、マイナーな地元密着球団の応援も楽しいですね。

W杯が有名で偉大なワインなら、地域リーグはまさにヴァン・ド・ペイ?
それぞれ、それなりの楽しみ方はありますね。
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今日は清酒?

2006年07月09日 | ワイン ~2019年
ビールや発泡酒などはスターターとして意外と飲んでます。
ただ、最初の一杯は美味しく飲めますが、
すぐに退屈してしまいます。
どこかで聞いたフレーズがあります。
「こんな退屈な酒を味わうほど人生は長くない」と。

で、その後ワインに切り替わるのが普通です。

ところが、・・・・・・・・!
今日はワインを開けるタイミングを逸してしまいました。
そんな時は、たまたまですが、清酒を飲むこともあるのです。
八海山、賀茂鶴とワンカップを飲んでいます。もちろんワイングラスで。
ワイングラスは優秀です。清酒も美味しくしてくれます。
お猪口や升で飲むよりかなり美味しいと思います。


ただ、心の底では赤ワインが・・・・・と叫んでいます。
何かが物足りない。清酒で満足できる人は幸せなのだろうか?
という思いがよぎります。(あくまで私個人としての欲求です)

これは白ワインを飲んでいる時もそうなのですが、清酒や白ワインになくて、
赤ワインにあるもの、それは・・・・・タンニンと複雑味、そして
赤系や黒系ブドウ、ベリー系の余韻です。

結局ワイン馬鹿やマニアの人間は、この部分に魅せられているというのを
再認識してしまいます。
言い換えれば、ワイン馬鹿は結局は・・・・・・・タンニン中毒
なのかも知れません。

この理論でいくと赤ワイン好きは、濃い~~緑茶や紅茶が大好き!
となります。私には当てはまりますが、皆様はいかがでしょうか?
ちなみに私は紅茶のティーバッグをしゃぶれますし、それでも
美味しいと思うくらいのタンニン馬鹿?です。

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セラーなしでも何とかなる?

2006年07月08日 | ワイン ~2019年
よくお客様から受ける質問があります。

・セラーなしでどういう保存をしたらいいか?(特に夏場)
・子供の産まれ年やメモリアルの年のワインを買いたいのだが、
 保存はどうしたらいいか?

これをお読みの方も心当たりはあるかと思います。

ワイン好きにはセラーが必須と言われていますし、多分持っておいた方が、
便利だとは思います。最近はかなりお安いものも販売されています。
30本入りで5~7万程度とか、6本入り19800円!(これはほとんど使えない
と思います)とか・・・。

しかし、セラーなしでも何とかなります。
通常の保管で問題になるのは温度の上下です。そこで発泡スチロールが
威力を発揮します。発泡スチロールの容器に入れてしっかりと締めて
家の中の一番涼しいところに置いておけば、温度変化は極めて緩やかに
なりますので、2~3年の夏は越すことが出来ますよ。
(もっといけるかも知れませんが、3年程度しかやったことはない)

ワインなんて大抵2~3年もあれば飲んじゃうでしょう。(語尾上げ)
そのサイクルで寝かせるワインも仕込むといいでしょう。

誕生年などのメモリアルワインですが、セラーで保存するよりも
必要な時に買えばいいのです。子どもが大人になってもちゃんと売ってあります。
今現在でも20~50年前程度のワインは入手はそう難しくはありません。
ただし、入手困難な年(超不作年とか)は数ヶ月間探すのに時間がかかること
もあります。多少高くても、セラーの購入資金、保存のための電気代、
セラーの故障するリスク、誰かに知らない間に勝手に飲まれてしまう
リスク?等を考えると、
「将来飲みたくなったら、ちょっと高くても買う」これが一番合理的です。

それよりも一番怖いのは・・・・・・
セラーを持ってしまったが故のワイン病、ワイン狂の発症だと思われます。
この一線は大事です。取り返しの付かないことになる前に冷静に考えた方が
良いかと思います。オイ、ダレノコト?


でも思いっきりセラー買って「バラ色のワイン人生」もいいですよ。
買える時に買っておいて、好きな時に飲むことが出来ますよね。
株ではありませんが、安い時に買っておいて、値上がりした偉大なワインを、
ここぞという時にドバーーーン!と飲むことが出来ます。

ちょっこっと悪魔の誘惑を付け加えたいと思います。
判断は貴方次第です。



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機嫌が良い時のデイリー

2006年07月07日 | ワイン ~2019年
ちょっと機嫌が良い時はこんなの飲んでます。

2001 ウェストケープ・ハウ CS&Me(豪、赤、1480円)

普段のデイリーと違って、ひとまわり、ふたまわりちょっと高級です。
味わいに深みとコクがあります。
このワイン、しばらくお客様にも勧めてきましたが、そろそろ終わりそうです。
もう輸入元にも、もうありません。そうなると仕方ありませんね。
また何か探しておきますね・・・・・・と言いつつ、ちょこっと残った分は
私のデイリーへとなっていきます。ワザトオオメニノコシタリシテ・・・

ところで、セラーをお持ちでない方、
この暑い夏をどうやって乗り越えるかご存じでしょうか?
あっと、この話題は明日書きます。(気持ちよくなってきました・・・orz)

 先ほどたまたま今日この曲が流れたので書いておきます。
「空に唄えば」(175R)と「名前のない空を見上げて」(MISIA)は
“ケサラ~ケサラ~ケサラ~ おれ達の人生は~♪”という昔の曲(多分
タイトルはケサラだと思う) にそっくりですね。(どーでもいいか)
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ヒデ、何てこったい!

2006年07月05日 | Weblog
ヒデが現役引退!?

ちょと信じられない。確かにクールな男だけど、ラモスやカズのように
ベテランになってもボールを蹴って欲しかったよー。
正直、個人的にはまだまだやめて欲しくはありませんし、次のW杯まで
頑張って欲しいです。しかし、決めるのは彼であり、彼なりの美学もあるでしょう。
それを端からどうのこうの言ってもしょうがないですよね。

私だけじゃなく、多くの方も考えているでしょうが、ぜひ将来、
日本代表を率いて(代表監督になって)W杯で活躍してもらいたい!
何と言っても、彼の理想とするサッカー像をぜひ見てみたいと思います。
無理なら、せめて何らかの形で日本のサッカーに貢献して欲しいです。

いろんな強豪国との対戦では彼の存在ほど頼りになった選手はいません。
今回のW杯でも彼の奮闘は立派だったと思います。
彼ならではの貴重な経験を後輩やこれからの代表選手達へ伝えて欲しいですね。

実際のところ、彼の後がまとなれる選手って誰?
そう思うと、今日はちょっとショックでした。


最後にちょっとだけ希望の光を。
彼はたいそうワイン好きみたいなので、ワインビジネスをやる可能性も
ゼロではありませんよ。万が一やってくれれば接触出来るかもね。

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葡萄畑で走れ!

2006年07月04日 | ワイン ~2019年
NV Le Ciel(ル・シエル、赤、仏、VDPオック)

南仏のデイリー赤ワインです。優しくしなやか、軽やかな赤系果実味と
ちょっとミンティーさが持ち味です。800円程度。
フランスがブラジルを倒してしまったので、今日はフランスワインにしようと
決めていました。

優勝はブラジルか、ホームのアドヴァンテージでドイツ?と思っていま
したので、ブラジル敗退はビックリ!でした。
しかもフランスは大会最初の方は明らかに本調子ではなかったですし。

ベスト4が出そろいました。ドイツ、イタリア、ポルトガル、フランスです。
おーー!、ワインの美味しい国ばっかりじゃないですか!
やはりワインが美味しい国はサッカーも強いのか!

そこでひらめきましたよ。
私がオシム(代表監督?)なら、真っ先に美味しいワインを作ることを
国策として推進するべきではないでしょうか!
葡萄畑で走れ!

何せ今現在の国産ワインは、国際的な評価としては・・・・・
やはり難しいですからね。
しかし、先々じゃ分かりませんよ。地球温暖化で日本の産地、山梨や長野
あたりが、葡萄栽培の気候に恵まれる!なんて仮説もあるくらいですから。

いつの日かワインのW杯も開催して欲しいですね。
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ブルゴーニュ ブラン クロ・デュ・シャトー

2006年07月02日 | ワイン ~2019年
2002 ブルゴーニュ ブラン クロ・デュ・シャトー
(シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ)

ブルゴーニュ白。2千円台やや後半。
すんごい長い名前ですが、結局ACブル白なだけです。
(ACブルとは畑や村の名前の付かない、標準ブルゴーニュというクラスです)
ただし、ACブルといっても大当たりの02年ですし、シャトー・ド・ピュリニー
・モンラッシェというドメーヌは当然ピュリニー・モンラッシェ村にあります
ので、畑もほぼこの近所です。
つまり、ほぼピュリニー村のワインがACブルってわけです。

さらに、ブルゴーニュなのに「シャトー」という呼称が付いている珍しい名称です。
ちょっと仰々しいので、名刺に肩書きばかりたくさん書く能垂れ君っぽいです。

香りはトロピカルフルーツやレモン、ナッツ、蜜など。スモーキーさは少なく
ミネラリーで、30分くらいして開いてくると、どんどん美味しくなります。
品があってミネラルを感じるところが、結構良い感じです。
決して薄くはなく、ある程度の厚みもあり新樽比率は30~50%程度でしょうか。
違ってたらゴメンナサイ。


イングランドVSポルトガル戦がとても熱くて、白ワイン飲んでるのに
なぜか赤を飲んでいるみたい。
白ワインを血の色(赤)に変えてしまうW杯って凄いです。
それにしても、ポルトガルのクリスチアーノ・ロナウド、素晴らしい選手ですね。
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アルティガ・フュステル

2006年07月01日 | ワイン ~2019年
やっと棚卸しも終わり、数日の休みの後、W杯準々決勝も再開。
いいねー。サッカーがあるとやはり楽しい。
そうやって本日飲むのは、

NV アルティガ・フュステル マイナス+ティント

変な名前ですよね。スペインの安赤ワインです。600円台。
色も香りも外向的でパッとしています。ただ、たいして厚みはないので
ライトボディと言えるかも知れません。
クリアでピチピチとしたイチゴ、カシスの果実味とさわやかな酸、タンニンは
大したことありません。
何も考えずにササッとデイリーとして飲む赤ワインでしょう。

今ひらめいた! 氷入れてソーダで割っても楽しめそうだ。
サングリア作ろうか・・・・・って飲んでしまった空ビン眺めても
しょーがないだろ! それは暑い時のお楽しみってことで。
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