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King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

歌う釜とあふれる香り

2018年09月13日 11時49分28秒 | 珈琲

涼しくなったせいなのかここのところ焙煎中から

釜から香り立つ香りがとても強く感じます。

特にナチュラル系は強いので火の止時期前に特に強く香り

このまますべてうまみも香りも出てしまうのではと感じる

ほどですが、こういう豆は火を止めて休ませると味が

落ち着いて日に日に味を深めます。

暑いころはすぐに豆が油を帯びててかっていましたが、

このテカリが出るくらいまで寝かした方が味は深まります。

まあこのテカリ具合というのも人によりどう見るかはまちまちです。

光ってる豆は古いと感じる人もいればこれはよい豆と感じる人も

いるのです。

生の豆でも香る豆もあれば、挽いた時にかぐわしい香りを出すものも

あります。

これらの外観や香り立つ状況もほんの一端でしかないことを知らず

ああだこうだと蘊蓄を述べることがあまりに多く、そんなのは

ほんの一面でしかないことを知る本当の珈琲通も少ないのです。

焼き豆の香りが少ないと文句をたれたり、豆が光ってるから古いと

いったり、時期により焼いた直後でも光り出すこともあり、香りが

強く出ていると早く膨らませすぎて味はスカスカの事もあります。

 

まあこういうことを言う輩は味は解らないのです。

 

外見やにおいも全てでなく、味の熟成も何日たって完成などという画一

的なものでもないのです。

 

香り立ち、光を帯び、挽いて香り、湯を挿してなお香り、カップに

口をつける際にカップからまた香りだす全てが物語であり、一日ごとに味を

変えるその変化を知ってこその醍醐味です。

 

そんな刹那的なライブ感満載の一人で飲んで良し、また仲間と飲み、

大事な人とカップを挟んで対峙してよしと全てがドラマであり、

いつも常に珈琲とあることが珈琲の持つ力なのです。

 

いつもマンデリンしか飲まないとかモカが最高などとおっしゃる方は

それが解らないのです。

 

なぜ当店に季節のブレンドがあり、それが一番喜ばれるかも

知りようがないでしょう。

 

それになぜ当店の今月のブレンドが『林檎』なのかも気にも

ならないに違いありません。

明日は同じサントスNO2について書きます。


keelとfearな朝

2018年09月13日 09時34分21秒 | 日々のこと

じゃらんでホテルに泊まり、ポイントを使い支払い時に

支払金額が減額されるサービスを受けるととても得した

気分になるが、一方旅館さんなどはじゃらんとは別の企業なのに

他所に泊まったり、口コミにコメント書いたり直前ポイントとか

全然関係ない会社のポイントまで使えてしまうのに受け取る現金が

10%以上少なくなってしまうのにこれは影響ないはずもなく

ひょっとしたら会社経営にもかかわる減収なのに受け入れているのは

それ以上の恩恵があるからなのだと予想されます。

 

私も旅行会社に勤務していた時期があるのでこの仕組みはよく理解して

いるつもりです。

 

旅行会社は各種手数料で稼いでいます。鉄道などの運輸会社などは

乗車券の2~5%、旅館は10%の手数料を受領します。

更に団体などの大口旅行ではその手数料は倍になります。

それもシリーズ物で年間送り込む場合も一日単位では数人しか

いない旅行も契約で団体手数料を徴収します。そういう団体の場合、

券などの紙での入込でサービス先受領で手数料も最後で精算となり、

旅行会社は先に全額受領していて優位さがあります。ですが、ネットで

予約というシステムだけ提供している予約システムだと現地支払いの

ことが多く、手数料はあと清算なので宿側が優位のようにも感じます。

 

だからたとえ他所での宿泊のポイントで現金が削られてもその後払う

手数料は減額されるはずなので喜んでポイントを受け入れるのでしょう。

 

しかし、その精算システムは自動化されておらず、宿でポイント行使は

現地のアナログ処理で宿の人が忘れて値引きされていないことも多く、

私も帰ってからポイント返還を宿に連絡したことがあります。すると

わざわざ現金を送ってきたのでこれは果たして宿にどれだけのメリットが

あるのかと考えてしまいました。

 

ネット紹介会社は他の事業のポイントだろうが全部自動精算で、どこの

旅館で使おうが処理は共通で自動なので宿でミスして減額しなくても

ポイント返還などの処理は簡単にできないことは予測できます。

 

我々消費者はポイント使用は利益還元と考えますが、これは販促の

為で宣伝広告と同様の戦略的割引でいくら引いてもそれにより売り上げが

拡大するなら投資でしかなく、どこでそれをどう投入すればどう

売り上げが伸びるか考えられています。

 

しかし、それがポイントを引き忘れるような旅館に使われるという事は

現場のためにはいい迷惑でしかないのも理解できます。それでも喜んで

ポイント使用を認めているのは以前の宿泊券の泊りのような後払いで

ないからでしょう。

 

そんなことを考えたのは昨日アマゾンのメールをみたら私が書いた

口コミにアマゾン及び何万のユーザーがあなたの口コミに感謝している

という言葉を見つけて何か今までにないポイントを得たような気に

させたからです。

 

こんな自動で帰ってくる言葉にさえ内容を工夫すると顧客との信頼を

得ることもできるのかと感心してしまいました。

 

aiによりさらに自動化も進むことでしょう。

 

営業などは人と人関係なのでaiには無理ということですが、意外とそうでも

ないと感じる事件でした。

 

先日のappleのヘルプデスクでマニュアルどうりなのだろうけれど問題解決

までしっかりサポートいたしますという言葉にやられたり、やはり先端企業は

何か違います。

 

その何かとはちょっとした気づきなのかもしれません。

今朝船の竜骨というのはあの鳥の胸の骨のカーブから来ているというのを

気が付きはっとしました。

 

あの独特のカーブは波を切り裂く必須の曲線であり、古代からあの形

なのですが、それは鳥の胸の胸骨から来ていたとは不思議です。

 

それと同時にトランプの暴露本の題がFearなのも私はずっとFiredから

きているのだと思っていたら今にも北朝鮮と戦争になっていたかもしれない

いつも崖っぷちの上を歩いているようだという内容を意識させることから

Fear(恐れ)となっているんだとニュースなどでは言っています。

まあでもこれは前の暴露本がFire and Furyだったので同じFの

Fearにしてもちろん意味は中間選挙でのYou are fired(おまえは馘だ(トランプの得意なセリフ))につながって

いることはもちろんです。このつながりとか韻とか日本人は文学的とか

詩の世界俳句や短歌に造詣がある割に疎いようです。この題についての

示すものを解説した人に出会ったことはありませんが間違いないでしょう。