King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

夏を駆け抜けて

2018年09月12日 09時00分47秒 | ジョギング

今朝は予告通りランニングの話題からです。

先月はバスケットの練習で11日に膝をギクッと痛め

走ると痛い状況がずっと続いていました。

この夏は酷暑で毎日テレビで昼間は運動するなとか

熱中症で死ぬとか報道があり、運動するのがいけない行動のように

いわれる程でした。

 

そんな雰囲気の中走りだすと気持ち的にも無理はしないでおこうとか

膝が痛いとか何かと理由をつけたりちょっと雨が降りだしたりすると

歩きを入れたりして10Kをまっとうに走ることも走り抜くこともなく

ジョギングペースのだらしのない走りでした。

 

一時はこれはこの歴史的な暑さと自身の年齢のせいで仕方のないことと

自分を納得させていたように思います。

それにしてもこの膝痛は走らなくても普段の生活で立ち上がったりするのにも

一瞬体制を整えたり、気持ちを集中しないと立てなくなるなどずっと痛くて

一向に回復する見込みがありませんでした。

 

これはよいよ健引きに行って直してもらうしかないのかと思ったりしました。

ランニングを毎日するようになり豆が出来たり、足の爪がはがれたり、毎日の

筋肉痛以外に筋や関節が痛むことはあり、足底筋膜炎と診断されたときには

整形外科を受診しましたが、治療法は使い過ぎだから休めと言われただけで

マッサージもストレッチもなしで病名を紙に書かれただけでした。

 

それ以来スポーツ医療的アドバイスは得られないと医者にはいかないようになり

最後に残ったのはタイ古式マッサージと健引きでした。

 

しかし、そこに行く前にここ数日新たな発見をしたのでここに書いておきます。

 

暑さに負け気持ちも負けてこの夏は最初からK6分程度のゆっくりペースで

走ることがほとんどでなおかつ膝が痛いので途中歩きになってしまったりという

スタイルで涼しくなってもなかなかペースを上げることができませんでした。

 

そして思ったのが、ふと見た映画の一シーンである距離を飛び移ろうとするときに

後ろに下がり、足が動物のように変化するというもので、このシーンが気になり、

走りを変えるきっかけになりました。

 

よくランニングの初心者用の本などには上下動をなくしてすり足のようなショックの

少ない走りを推奨しています。そしてかかと着地をするのが普通でこれにはショックを

和らげるようにクッション性の良い靴を履くように書かれています。

これでもしジョギングを始めたら多分ずっとこの走り方をしてそれ以上のタイム、つまり

K5分台のランニングレベルにはならず、フルマラソン4時間切り所謂サブ4は達成でき

ないでしょう。

 

馬やチーターなどの野生の生物で走る動物の足は手のひらでいうと手の指の根本ぐらいしか

地面につけていないのです。

つまり踵を着いてぼたぼた走るのは人間だけです。ランニング本のかかとで着地はうそ

です。

ということで、走っている際に踵を着けないような元のランニングフォームに戻した

のが膝痛回避の第一歩です。

 

たったこれだけですが、足を着くだけで起きた膝の激痛もわずかとなり、走り続けられ

なおかつ徐々にランニングペースを取り戻すことができました。リズムが生まれやっと

10K走っていたのが軽々と走り切ることができるようになり、もしこのままこれに気が

付かなければもうずっとジョギングモードで膝痛がなくならず走るのをやめていたかも

しれません。もし走るのがなかなか続けられないという人がいたら踵を着かない走りを

お試しください。

 

  

コメント
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