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King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

祭り好きな人々

2018年08月20日 11時55分21秒 | 珈琲

土曜日曜と市内を夜走ると色々と人々が集まるところが目立ち

何かと思えば各町内会で主催されている納涼大会なる催しでした。

 

そうでなくてもこの旧お盆の辺りは夏まつりが多く、いつも花火が

あがりにぎやかなのにそれが終わりまた各町内会でテントを張って

やっているのは七輪で肉を焼いて食べていたりと飲み会なのです。

 

そうでなくても市内に開店する店は皆ホルモン焼きの店とどれだけ

みんなホルモンが好きなのかと思う現象です。

 

私の家はかつて秋葉神社の隣にありましたが、夕方駅に父を迎えに行くと

そのあたりには肉を焼く煙で道が煙で見通せなくなるほど焼き鳥屋や

ホルモン焼きの店が一斉に煙を吐き出しその周りに野良犬が狂ったように

集まるというのが日常の風景でした。

駅で見つからない時には近くの酒屋で角打ちしている父を見つけ連れ帰るのが

役目でした。

酒屋のおじさんはよくつまみのチーズや裂きイカ、ピーナッツなどをくれました。

 

この酒屋のおじさんは将棋友達でもあり、よく家に将棋をやりに来ても

いました。

 

各家庭に風呂やテレビがなく、町が社交場のような当時は夜が長く、縁台で

夕涼みする人やとかくと人々の交流が街角にありました。

 

テレビゲームもアニメもなかったけれど子供たちには多くの楽しみがあり、

七夕飾りをしたり、町内会で地域揃って川に行って納涼会をしたりと

色々と楽しみと冒険の日々だったように思います。

 

そうすると未だに納涼会などといいつつテントを張って酒盛りをしているのも

当時の名残なのかという感じもします。

 

ただ、商店街のイベントとかかつての七夕祭りの風情も今はなく、地域の

発展とはとか地域振興と地場産業の活性化などいかにしていけばいのか

非常に不透明でこの先の地方の在り方は問題を感じるのでした。

 

急に涼しくなり夜走るともう秋の虫が鳴いています。

 

そして、ユリの花やくちなしの代わりにオシロイバナがまだかろうじて

香っていたり、ダリヤや百日紅といった夏の花々は昼間はきれいに咲いて

いるものの夜にはその香りはなく、空には武甲山の上にさそり座が怪しく輝き

火星金星も明るいという夏の終わりの静かな夜でした。

 

涼しくなると珈琲を思い出したように買い求める方もいてそんな方々の

好みははっきりとした夏の珈琲よりいつものブラジルが好みのようです。

それも何の変哲もないブラジルサントスにうま味を見出すかと思えば、

イエローブルボン日陰干しなどの質の高い豆を求めたりとそれぞれの

好みがあるようです。

 

ブラジルも色々とあり、ガツンとはっきりした濃い苦いのもあれば

肩透かしのようなすっきりとすんなりしたものもあります。

 

久しぶりに珈琲を飲みたいという気持ちにやはり一番合うのは基本的な

味を備えたいつもの味という事なのでしょう。珈琲の時間がまた

長くなります。


膝痛と復活の夜ラン

2018年08月20日 09時45分05秒 | ジョギング

普段は高校野球など暑苦しくて見ないのですが、プロでも

通じるピッチャーというプロの人からの評価を受けてどれどれと

いう気持ちから話題の金足農業の試合を見ました。

 

最初は横浜とのベストエイトをかけての試合でした。評判のわりに

ヒットを打たれるわ、またフオァボールもだすわでそんな印象もない

まま4-2で八回で勝負あったと思いニュースを見ていたらなんとそのあと逆転から

スリーランで逆転勝ちしていたのです。

 

なんなんだろうこの勝負強さはという印象の後、準々決勝近江との対戦でこれは

投球内容から球筋から球種まで注意して最初から見ました。剛速球投手の評判ながら

打ち取るのはスライダー等の抜いた球で打ち取るケースが多く、速球で三球三振と

いう感じではありません。

 

なので、その伸びる直球も今まで左打者の内角でのウィンニングショットもヒットされ

フォークボールなども投げるなどその苦心の投球内容が伺われる内容でした。どちらの投手も

八回の近江の二年生投手も最後の選手を三振に取ると珍しくガッツボーズをみせ、九回

吉田君も連続10個の二けた三振を取りガッツポーズを見せ最後の九回裏最初の打者がヒットで

でると魅入られたかのように近江はノーアウトでランナーだしてしまいます。この三塁を

踏ませたことですでに勝負あったという印象ですが、まさか最後がツーランスクイズだった

とはことごとく劇的なシーンが付いて回るこの試合に今までにない高校野球の魅力を

みたようでした。

 

34年振りに準決勝進出を果たした金足農の試合にその34年前に逆転負けをしたPLのその

決めた逆転フォームランを打った桑田が始球式をするというなんとも因縁めいた開始と

なりました。

 

そんな今までは見もしなかったゲームに今年はなぜか楽しんでいるという自分に

不思議なものを感じつつ、昨日は先週の土曜日のバスケットで痛めた膝が夜の

ランニングの度に痛くなり、先週は満足に10K走れずに短めにしたり雨が降ったら

休んだりしてしまいました。それでも昨日は走り出した時には膝痛はなく、やっと

治ったという感じで今までの夏の暑さも消えた夕方ひさびさに明るいうちに走り

だしました。

 

いつもは7時過ぎの星の出る頃はしりますが、これが家族には不評で早く走りに行けと

催促されます。ただ、これは暑さが残る日が沈まぬうちに走ることにもなり、さらに

帰宅ラッシュ時で道路が車や人で危険な為なるべくなら暗く静かになってから走り出し

たいのです。

 

昨日は夕立もなく夕方でも涼しく、久しぶりに明るいうちに走り出したのですが、

そうするとあちこちで散歩の人とか近所のひとがあいさつしてきてこれはこれで

走りづらいのでした。

 

それでも今まで困難にしていた暑さと膝の痛さがないだけで久しぶりの気持ちのいい

走りができました。久しぶりに10Kフルサイズ走れそうだと思い後半に入り、国道を

渡りました。もうこのころには真っ暗になっていましたが、以前快適に走れスタミナ的にも

リズムも元のように戻ったと思われた最後踏切を渡り、最後の直線の2Kこれは自宅まで

緩い下り坂とも感じられないほどの勾配があり、自然さいごのラストスパートになります。

とそこに後1Kのところで前にランナーが現れました。

 

ここで通常ならスイッチが入り追随して相手のペースを探り追い越せるかどうか判断する

のですが、そう思った瞬間鋭い膝の痛みが出て歩幅を狭めて痛みが出ないように小さな

フォームで様子を見なくてはいけなくなりました。すると前のランナーは距離が縮まらず

通常なら抜かせるはずなのにぬかせないという今までにない状況に自分の走力の衰えを

感じるのでした。