懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

先達の諫言、ファンの世迷言・・・

2018-11-19 01:18:02 | Weblog
※競馬G1の記事はお休みです。マイルCSも外国人騎手のニューフェイスが勝利して、盛り上がったみたいですね。自分は羽生ショックで、見なかった。(おいおい)

18日、日刊スポーツだったと思うけど、小塚崇彦氏の、羽生選手へのコメントが出ていて。

自分が、私らが言いたかったことを、全て言ってくれたっぽい。(ここに書くと日刊スポーツさんに悪いので、良かったらそちらを見てね。)


同じことを言うのでも、言い方があるので。

小塚氏は、メディア向けに、慎重に言葉を選び、広く一般に誤解なく伝わるように配慮のある言い方をしていて、感服した。本質をきっぱり伝えていて、有難かった。

羽生選手には、やっぱり体は大事にしてほしいんだよね。どうしても演技したかった、その気持ちは、伝わったけれど。

羽生選手のGPロシア杯の演技は、心を打たれるものだったが、深夜のニュースで、本人の会見で、医師からは、出場したら悪化する可能性があると言われたとか、初めてはっきり明かされて。

判断に迷う話ではあるけれど、自分的には、出ないという選択も有かな、と思った。これは、ほんとのところ、どちらが正解かは、自分には判断できるはずもないが。

羽生選手にとっての今回の試合は、GPの試合を超えて、尊敬する人たちへの思い入れとかあって、何か神聖な儀式のように、なっていた。

そういう特別な思いが人を押し上げる力、そういったことは、今回の羽生選手のあり方から、示唆も受けた。

その反面

怪我の内容とか、…バレエダンサーの怪我の例とか考えると、自分的には、そんな怪我なら休んでくれても一向に構わんというか、それで試合に出るかな~?この人ってば、と思ってた。プルシェンコ氏も、そこまでの怪我を押して羽生選手が出ることを喜ぶかどうか??って思ったんだけど(?)。私が言うことでもないけど、そいう制止をしてくれる大人が、彼の周囲にはいないのかなって(?)。

自分は、心配性なので、ロシア杯男子FPの後の深夜には、(大げさかもしれんが)
「もしかして、まさか、今夜の試合が、自分が見た羽生結弦の、最後の試合になってしまったら、どうしよう!」とか、
もしもそれが運命ならば、見る側も腹くくらなくては、と思った。

人生、明日、何があるかなんて、分らない。今日が幸せだと、明日も明後日も、同じ事が続くと思ったりする。でも、そうとは限らないのかもしれないと・・・。

まだまだ、ますます磨かれてゆく羽生結弦の世界を見続けられるのだと思い込んでいたけれど、神様がそう保障したわけでも何でもない。

終わりは、何事にもある。今日が最後か、明日も、そのまた次も続くのかは、誰にもわからない。

今日、今、一瞬の大切さ、を、羽生の演技から感じ取っていた。

高名なバレエの演出家で、出演ダンサーへの指導に「今日が最後の舞台だと思って演じろ!」と指示してた人がいた。

見る側も、こんなに素晴らしい羽生結弦を、(これからもずっと見続けられたら、それはそれで楽しいけれど)

いつまで見られるかは神のみぞ知る、明日もあると油断せず気を抜かず、極端な話、もしも仮に今日が最後だったとしても、悔いが残らぬよう、心を傾けて観ようと、

そんなことを、深夜に考えた。

インターバルを取って、体を休めてくれたら、自分的には嬉しい。

世界中の色んな人に愛されているのだから、少しは自覚して、自重してほしいものです・・・。

by軟弱もの

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