4月14日の皐月賞。
この日のオッズでは、最も多くの競馬ファンが期待した、1番人気の牝馬レガレイラの戴冠は叶わなかったが、
2番人気馬の別のドラマが待っていた。
この日、フジのスーパー競馬は、いつもと違う始まり方。
落馬事故から意識が戻らず、10日に35歳の若さで他界した藤岡康太騎手の死を悼み、番組出演者たちが沈痛の面持ち。
次に騎手たちが、黙とうを捧げた映像。(最初に、こういう映像が入ったのは良かったと思う)
今まで、落馬負傷から復帰する騎手を見てきていたので、時にこんな痛ましい事もあるのだとは・・・。
(3月にも、地方競馬で落馬で亡くなった騎手の方が居たそうなので、自分があまり分かってなかっただけで、こういう事故も時にはあるという世界だったと、思い知らされた)
陽気な祭典とは別のトーンで始まった競馬番組。
レースは、前日とは馬場状態も変わり、前半から早いラップ。大逃げメイショウタバルが刻んだ前半5F57秒5は皐月賞史上最速。(1番人気レガレイラは、後方からの競馬になり、最後追い上げてはいたけど、今日は展開が向かなかったかな。6着)さすがに先行3騎が失速する中、
最後の直線で、早め先頭に出たのが2歳王者ジャンタルマンタル。次に、間を割って出た2番人気のジャスティンミラノ(戸崎圭騎手)、追うコスモキュランダを豪脚でかわして勝利!、と気が付けばレコード、1分57秒!
という展開で、自分的には勝った馬が強かったかな、と思ってたんだけど。(レース前に、ちょっと物見してた?とか、まだ余力があるような気がしたけど)
そうしたら、亡くなった藤岡康太騎手が、ジャスティンミラノの調教パートナーしていて、大事な1週前追い切りとかも乗っていて、
言い出しっぺは誰か忘れたけど、「藤岡康太騎手が後押ししてくれたんじゃないか?」って、番組の中で誰かが言って。
最初は、「まさか」と思ったけど(自分に見る目はないので、馬が強かったと思ってた。)、でも、2,3着の馬も強いみたいだし、何より競馬は馬の強さだけで決まらないし。
藤岡騎手が、騎手の背中と馬を後押し?
そんな不思議な事があるのかないのかよく分らんけど、そういわれると、なんかそんな気がしてきた。
何より、最初は皆の悲しみの表情から始まったこのビッグレースの番組、終わりは、縁あったジャスティンミラノの見事なレコード戴冠、まず一冠!の快挙を、空の上から藤岡康太騎手が微笑んで見守っているような、ほっこりした気持ちになる幕切れだった。
競馬は誰が勝つか分からないから、はじまりの時は、誰もこの展開を予測しなかったろう。
ジャスティンミラノが、もしダービーに出たら、藤岡康太騎手がやはり彼岸から見守っているだろうか。
いつもと違う、不思議なレースでした。
衷心より藤岡康太騎手のご冥福をお祈りします。
この日のオッズでは、最も多くの競馬ファンが期待した、1番人気の牝馬レガレイラの戴冠は叶わなかったが、
2番人気馬の別のドラマが待っていた。
この日、フジのスーパー競馬は、いつもと違う始まり方。
落馬事故から意識が戻らず、10日に35歳の若さで他界した藤岡康太騎手の死を悼み、番組出演者たちが沈痛の面持ち。
次に騎手たちが、黙とうを捧げた映像。(最初に、こういう映像が入ったのは良かったと思う)
今まで、落馬負傷から復帰する騎手を見てきていたので、時にこんな痛ましい事もあるのだとは・・・。
(3月にも、地方競馬で落馬で亡くなった騎手の方が居たそうなので、自分があまり分かってなかっただけで、こういう事故も時にはあるという世界だったと、思い知らされた)
陽気な祭典とは別のトーンで始まった競馬番組。
レースは、前日とは馬場状態も変わり、前半から早いラップ。大逃げメイショウタバルが刻んだ前半5F57秒5は皐月賞史上最速。(1番人気レガレイラは、後方からの競馬になり、最後追い上げてはいたけど、今日は展開が向かなかったかな。6着)さすがに先行3騎が失速する中、
最後の直線で、早め先頭に出たのが2歳王者ジャンタルマンタル。次に、間を割って出た2番人気のジャスティンミラノ(戸崎圭騎手)、追うコスモキュランダを豪脚でかわして勝利!、と気が付けばレコード、1分57秒!
という展開で、自分的には勝った馬が強かったかな、と思ってたんだけど。(レース前に、ちょっと物見してた?とか、まだ余力があるような気がしたけど)
そうしたら、亡くなった藤岡康太騎手が、ジャスティンミラノの調教パートナーしていて、大事な1週前追い切りとかも乗っていて、
言い出しっぺは誰か忘れたけど、「藤岡康太騎手が後押ししてくれたんじゃないか?」って、番組の中で誰かが言って。
最初は、「まさか」と思ったけど(自分に見る目はないので、馬が強かったと思ってた。)、でも、2,3着の馬も強いみたいだし、何より競馬は馬の強さだけで決まらないし。
藤岡騎手が、騎手の背中と馬を後押し?
そんな不思議な事があるのかないのかよく分らんけど、そういわれると、なんかそんな気がしてきた。
何より、最初は皆の悲しみの表情から始まったこのビッグレースの番組、終わりは、縁あったジャスティンミラノの見事なレコード戴冠、まず一冠!の快挙を、空の上から藤岡康太騎手が微笑んで見守っているような、ほっこりした気持ちになる幕切れだった。
競馬は誰が勝つか分からないから、はじまりの時は、誰もこの展開を予測しなかったろう。
ジャスティンミラノが、もしダービーに出たら、藤岡康太騎手がやはり彼岸から見守っているだろうか。
いつもと違う、不思議なレースでした。
衷心より藤岡康太騎手のご冥福をお祈りします。