懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

大人になったロミオ・・

2013-10-28 02:59:53 | Weblog
フィギュアスケートGP、カナダ大会、男女フリー。

まずは羽生結弦選手。競技としての結果は2位で、勝ちたいPに勝てず、本人には不本意な顛末だったんでしょうけど。

でも今日は、自分は、作品として表現としては、意外と感動した。

あのロミオが、大人になってしまったんだね・・・。
あの、向こう見ずで怖いもの知らずだった、少年のロミオが。少し寂しい気がした。

メランコリックなニーノ・ロータの曲になったことで、ジャンプのミスさえも、苦い大人の成熟の物語の一環として見てしまった。

振付が、フィン杯の時より、なじんで見えた。

この衣装で出て、美しさが際立って見えた。

町田選手の「火の鳥」、4回転含めジャンプ成功させた直近のアメリカ大会より、私的には、前に見た時(技術的に決め手のジャンプが決まらなかった全日本)の方が、ずっとストラヴィンスキーの音楽を感じた。

表現と技術を両方やるのは、難しいんだと、思った。

だから、今日の羽生選手の演技に、私は感動したことを、書きとめておこうと思った。

苦い成熟の時を生きるロミオ・・・。今日は、昨日とは違う現実に生きる羽生結弦が、ロミオに重なって見えた。

めいっぱい主観的に。

昨日のロミオは、熱かった。時は仮借なく、進む。
今を大切に。今を生きる君を、いつくしんで、時を止めて君の舞台を見る。
(色んな用事があったのに、どうしても羽生選手の所で他の作業を止めてみてしまった。)

リプニツカヤ選手、優勝。いい感じ。見とれる見ほれる。

織田選手は上体と腕の使い方が、時に優雅でのびやか。本人は、そういう自分のよさを、100%分かってないんじゃないか?と思うけど。

無良選手、お父様を五輪に連れて行きたいってセリフが、ぐっと来るけど、この人はジャンプが飛べないと・・・。フリーの「スパルタクス」は、合ってるし、個人的に好みの演目なので、力を出せず残念。昨シーズン後半活躍した組は、疲れが出る頃とか?

ま、次がある、ということで。

野球中継でTV放送時間変更になり、録画ミスしたかと、ヒヤッとした。

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