懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

輸送機爆撃、続報/対立候補

2024-01-30 03:22:28 | Weblog
中東も、心配なんだけど。本日も、それ以外の日記になってしまった。

【イリューシン76、爆撃事件、続報】
今回も、ロシアとウクライナで綿密な協議をし、過去にも何度も行っている、捕虜交換をしようとした。

その、第一陣の捕虜交換、数百名単位のそれは、既に無事に行われていた。

なのに、1月23日のウクライナ兵の捕虜65名の航空機輸送は、機体がロシア領ノウゴロド州上空を通過中に、突如ウクライナ軍の対空ミサイルで撃墜。ミサイル2発が着弾し、機体が墜落、それにより機体の燃料に引火・爆発、輸送機イリューシン76は、墜落、炎上し、乗っていたウクライナ兵捕虜65名とロシアの機長や乗務員,付添人数名も、全員死亡。という、大惨事が起きた。

当初、撃ったのは米国パトリオットではないか、という話もあって、戦々恐々とした。(パトリオットがやったなら、そのうち、日本製のパトリオットも、こういう場面で嬉しくない活躍をする可能性が少なからずあるから)、一方、ドイツのミサイルでは?って話もあったが、結局、フランスがウクライナに供与した対空ミサイルで、輸送機は撃ち落とされたように出てたので、それかな。

要は、ウクライナ兵の捕虜65名(+ロシアの乗務員ら数名)を、なぜか、ウクライナ軍がNATO供与の対空ミサイルを使い、しかもロシア領内で撃ち落とすという、……ちょっと、ぱっと考えてもよく分からない事件になった。

さすがに、この事態、ウクライナのゼレンスキー政権は当初コメントがなく、いつもは「ロシアが~~」という連中も、大混乱。

つまり、ウクライナ軍がウクライナ兵たちを、撃った!ということで。
一方、機体のフライトレコーダーを回収しているロシア側は、調べてからコメントのスタンスらしく、少し時間たってから見解を発表していた。

ウクライナ軍は好きじゃないが、ウクライナ軍がウクライナ兵を、しかも解放交渉した捕虜を、撃ち落とす、って、、どうよ?っていう。
(ちなみに、過去にもウクライナ軍が、ドンバス地域のウクライナ捕虜の収容所を爆撃して殺した前歴はあるんだそうだけど、それでも、ちょっと状況が違うし。)

で、先日、当ブログで、ウクライナ軍がウクライナ兵たちを爆撃したのは、故意か過失か?というと、過失なんではないか?という結論を書いたが。(これは、情報を早く出してきた、ウクライナ側のネット情報による。政府の公式のweb頁でなく、公式見解だす前に、政府筋の話を、アドバルーンとして挙げてるみたいな所)

要は、ウクライナ内で、組織間の情報の伝達、意思の疎通がうまくいってないんじゃないか?という趣旨のもの。
ウクライナで捕虜解放に直接関わった人たちから、撃った方の人に、その日はそこにウクライナ兵が乗っているって情報共有がなされてなかったのでは?っていう主旨だったけど。
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これが、実は「英国の謀略」だった、って話が出ていて。…確かに、直前に英スナク首相がキーウ訪問してるし、その直後、英国がウクライナ支援を各国にさせるようとするような意見を発信してて。・・・・考えると、つじつま合う。

という事で、前回の 日記内容、ウクライナ軍によるウクライナ兵の爆墜が、故意か過失か?で言えば、自分の意見として「過失なんでは?」と書いた。が。
今回スナク首相は、戦争継続、ウクライナ支援継続を積極的に主張していて、・・・・・。

この戦争を推進したアメリカが、アフガンの時も無責任だったけど、今回ももう、いい加減に戦争やめようという方向で動きがあるのに、一方の鬼畜国イギリスは、ウクライナ戦争で儲けて自国の経済危機を回避する気なのか、もっともっとウクライナ戦争で儲ける道に固執したようで。

というわけで、前言訂正で、

時間なく詳述しないけど、ウクライナ軍と政府の混乱をしり目に、イギリスが和平への路線を破壊するために謀略した、っていうのは、今まで知り得た断片的な情報が、それで全てしっくりはまるんで、ウクライナ側は混乱してるけど、儲かる戦争ビジネス、まだまだウクライナには撤退してほしくない戦争継続派のイギリスが関与して、ウクライナ軍に輸送機を撃墜させたと考えると、それが一番、順当な説明になってるような気がした。

恐ろしい話だが。ウクライナ側は、スナクと会ってたゼレンスキーは。鬼畜英国の傀儡として、事情を知ってたのではないかと思うが、ウクライナの関係者の一部は、あの輸送機にウクライナ軍兵士が乗ってるって知らずに、撃墜しちゃった?とかって、もしかしてあるかも?って思った。
(ロシア国防省側の主張はそうでなく、ウクライナ兵が乗ってるのに、ウクライナ軍が、故意に撃ったというもの。)

それと、この、下手人はウクライナ軍のテロ行動は(企図したのは例えばイギリスだったとしても)、ほんとは、誰を殺したかったのか?も気になる所。何でも、露宇の和平交渉する立場の、ロシアの国会議員とロシア軍関係者の2名が登場予定だった(キャンセルしたようで、彼らは助かった)

今、米ロで水面下で和平交渉してるのは、ロシア側は隠してないので、米国の一部がもう、ウクライナ問題からは撤退したいのは事実だと思う。トランプ氏が大統領当選しそうな勢いだし。

しかし、ここで、その和平交渉に関わる2名のロシア人が輸送機に搭乗していて、対空ミサイルで撃墜され死んだりしたら、そのウクライナ戦争の和平交渉には打撃になる。

で、「ほんとは、戦争推進派のイギリスが、和平してほしくないから、この、和平交渉に関わる2名のロシア人を殺したかった?のかも?」って思うし。ほんとのところ、このテロを企画した人は、ウクライナ兵士を殺したかったのか、それともそのロシアの重責を担う2人を殺したかったのかは、分らない。
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こんな酷い話の一方で。
飛行機乗りの職業倫理感に感心した話も。

この、ウクライナの対空ミサイルによって撃墜されたイリューシン76の機長らは、撃たれて機体が落下・炎上する中、その巨大な機体が、近隣の住宅地に落ちで住民が被害にあわないように、墜落していく輸送機を必死で操縦し、人のいないだだっ広いノウゴロドの雪原に墜落していた。

機長ら、パイロットの必死の努力によって、近隣住民の多くの命は救われた。
自分たちはもう死ぬと分っていても、そして大任を任された、ウクライナ捕虜の輸送の職責は果たせずとも、最後の最後まで、地上の多くの住民の命を守ろうと頑張り、さらなる大惨事を防いだ。

この職業倫理観、意識の高さには、心を打たれた。
命を粗末に扱う、英国の上層部側その他とは対照的に、命を大切に扱っている、このコントラストに、なんとも言えない気分になった。

機長は、クラスノダールの航空学校を出た人だとかで。クラスノダールバレエ団が来日公演したことがあるので、そこはロシアの中枢都市の一つで、そういう立派なパイロットを育てるような学校だったのだろうと、想像した。(ロシアは、軍事上の要衝とか、それなりの場所に、バレエ団を作る傾向があるみたいなので、来日するバレエ団があるような都市は、元々力のある地域なんだと思う。)

1月の日航機炎上事故も、機長の職業倫理観の高さに感心させられたけど。

以下略、時間が無くなってきた。
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トランプ問題の方は、考えてみたら、第二戦で敗北したヘイリー候補が、それでもまだ撤退しないそうだから、ヘイリーが撤退しないうちは、トラ潰したい人が、ヘイリーに一縷の望みをかけ、まだ暗殺とかはやらないかも?って思った。

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自民党の政治とカネ問題の波及で、茂木氏は、次期首相候補から外れたみたいに、日本のマスコミが言ってるので、‥‥ドリル優子こと、小渕優子は勘弁。ろくな人材がいない。
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ガザの1歳の子供が、脚を切断する手術を受けた、と、国境なき医師団団の日本語サイトに出ていて・・・・(それは、麻酔の無い手術、だろうな、たぶん、と思うと、・・・・)・・・・イスラエルの横暴をやめさせたい。



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