懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

順番が違うという事 【小池失笑劇場 政界振り込めサギ?】

2017-10-04 15:28:59 | Weblog
マスコミは、先へ先へと話を進めるが、「え?ちょっと待って」と言いたくなる部分もある。
例えば、「踏み絵」と言う言葉を当てはめて、話を先に進めて、短く結果で話そうとするのも、一つの方法ではあるけれど。

希望の党、小池の一連の動き、私が気にするのは、内容以前に、その順番とか、手法を見ると、政策以前の事が見える。

【お金】ところで、一般的には、公認約束してから、お金は後払いが順当かと、思うんだけど。なんか振り込め詐欺みたい、って冗談?も飛んでる。お金払って、公認しませんってのもありなら、爆笑。何それ、ネタ?(こんなこというと、2次で公認出たりして)

【前振り:決定権者について】
先週、メディアの長話は、無駄も多く、自分が気になったのは、希望の党に関し、「真の決定権者は誰なのか?」。
(小池は、民進党議員に「排除の論理」を使うと言ったが、その排除、民進党候補者の、誰を排除と決めるのは、誰か、とか。)

→これは、今週になって、玄葉が民進党から希望への出す候補者についての意見を若狭が断ったり、だったっけかな、それで若狭の意見も小池の所で覆るのもあったり、だったっけ、かな(結局、玄葉は下働き機能で、真の決定権者は小池っぽかった。)

結局、決めるのは小池百合子、それが希望の党、みたいな話が、今週になって色々出てきた。そういえば、先行している都民ファーストに関し、かねてより、小池都政はブラックボックス呼ばわり、されていたので、はあ、さもありなん、と思ったのは、私だけではあるまい。その憶測を裏付けるように、都民ファーストの側近2人の都議が、小池都知事のやり方に疑問を呈して、都民ファーストを辞めた、様に報じられて。はあ、これで、女帝小池、独裁体質確定だな、とは思ってしまったので。

・問題の、疑惑の、”希望の党の「政策協定書」”。民進党議員らに送られたという書面が、本日、新聞に掲載されてて、見たけど。
(一部、これを送られてないうちに公認が出たとか、違う立場の人もいるらしく、どうやら、都議会に続いて、希望の党も、小池ブラックボックス化、とか、議員は、小池に忖度、とか、そのうち、でてきそう。

★、もしかして、この「政策協定書」に関してだけは、最初に書いた人は、小池じゃなくて、例えば、あの風見鶏:細野豪志とか??ってこともあり得るかもしれないけど、それでも、小池が承認しないことが、一人歩きするとは思えないから、小池の責任の範囲となろう。

【本題:順番】

マスコミの言ってることは、報道者の意見なのか、希望の党の誰かの意見の伝染かは分らないが。

先週、報じられたのは、「民進党の前衆議院議員等の立候補希望者は、「改憲」「安保法制賛成」であるか、「踏み絵」をさせられる、希望の小池百合子あての政策協定書によって」というもの。(そして、「お金は先払い」(!!!!!ええええ????)らしい。)

でも。

マスコミの方々は、どんどんどんどん、話を前へ前へと進めていくけれど。自分的には違う。

疑問1「改憲」の中身、どういう「改憲」なの?(私が民進党議員なら、提示されてないのに、答えようがない。)

疑問2 全てにおいて、順番が変。

疑問2については、要は、結果から見て、前原詐欺と小池詐欺のような状況になったが。

★いいか悪いかは、後述するとして、これは、従来の常識や良識からは、かけ離れた手法だが。(ただし、ブラック企業とか、ブラック派遣会社の手法に似てて、苦笑せざるを得ない。)

★わざとやったのか、未熟だからこうなったのかは、置くとして。

【普通の方法】
もし、この政策協定書の、改憲・安保の件が、希望の綱領にあるというならば、(改憲・安保の是非がどうとかでなく)、従来型の、一般常識的なやり方は、

まずは、説明をする、書面でも良い。

「申し遅れましたが、私ども希望の党では、綱領に、「憲法改正を支持する」「安保法制賛成」の旨、詠っております。
よって、希望の党公認申請希望の方には、当該事項にご賛同いただける方、と限定させて頂きます。
安倍首相の冒頭解散により、急な発足となり、綱領についての周知が遅くなり、申し訳ございません。

公認希望の皆様には、事情ご賢察の上、何卒宜しくご検討頂き、ご賛同あれば、期日までに申請、及び、お振込み頂きますよう、お願い申し上げます。」みたいな感じ?。

★ここで、「9/28の民進党両院総会での、前原代表の説明と違う!」と問合せがあったら。→その段階で、再説明。希望の党の公認条件としては、上記2項含め、かくかくしかじかで、民進党の内部事情は分かりかねるが、当党としてはこうだ、と説明。

→で、検討して貰って、申請して貰うなり。或は、これだけ丁寧にやってれば、ここの民進党議員(厳密に言うと、前議員、で今は候補者とか、立候補予定者、か。)から「話が違う」と声が上がって、今一度、緊急招集とかして、前原代表からも「全員行けると思ったが、先方の現在時点での話は選別有ということだ」等、状況説明がもしあれば
(別に、それがいいって言ってるんじゃないし、前原はそんなことしないと思うけどね。)、

その時点で、未だ民進党内で、代表解任動議出すとか、拙速以下の、今の事態を防ぐ手立ては、あったかもしれない(?どうなんでしょうね?民進党、ダメな党とは思っていたが、今回の事態で、誰も前原への不信任で、解任の話を出してなさげなのは、・・・。オール フォー オール、なんて、私的には、甘ちゃんの党にしか見えない。)

(例えば、企業の合併、吸収なら、今回みたいなことって、似たような話は結構あるような気がするんだけど。こないだ、台湾の企業の鴻海が、シャープ買収する話が出た時だって、最初「合意」って出た後、条件見て日本側が難色を示して、話が二転して調整して、ってなってたと思うし。前原には、そういう能力が全くないようにしか、見えなかったんだけど。まさか、あの前原が生き残るとは、思わなかった。小池、前原で、サギしたみたいな政界。)

(結局、小池も前原も、TVカメラが映してる時しゃべるのは、下手じゃないけど、それ以外の能力どうなのか?とかね。)

【トップダウン型】
現状、小池・希望のやったことは、紋切り型で。

自分的には、政策がどうとか、考えがどうとかじゃなくて、(マスコミは、リベラルがどうとか、護憲がどうとか、そればっかりなんだけど。)順番がね、凄く、変に見える。

だから、小池百合子は独裁者って、言われちゃう、っていうか、もう、都政のブラックボックスとか、批判されてる部分や、過去に小池に関わった人たちの、発言見ると、こういう人なのかも、と思う。日本の明日は暗い。

通常の、まずは党の綱領等の公認に関する考え(実質的な条件)を示して、段階的に行くのでなく。

・最初:前原サギみたいな、「オール フォー オール、皆で希望の党に行こう♪」の話があって。全会一致で可決だっけ。
最初に、「もう民進党公認はない、皆、希望の党へ行く」ことになって。(?)

・次にいきなり、小池百合子あての誓約書にしか見えない、「政策協定書」を送り付けて、「金は先払い」「協定書にサインなければ、公認なし」と、話のすり替え、説明不十分なものにサインさせる、サインしないといけないかな?と思う様な状況に、追い込んでいく。

民進党みたいな、あり方でなく。生殺与奪を握ってると思わせる状況に追い込んで。ここでもう、小池と各立候補希望者(多くは前議員?)の関係性が、、不健全なものに。考えの切分けにばかり、マスコミは注視してるけど、それ以上に、「小池様に逆らったら、政治生命はない」みたいな~♩で、前議員たちの方も、既に、マインドコントロールっぽい玄葉氏とか、心理的に影響があるので。

結局、小池と議員たちの関係性が、むろん対等でもなく、健全な上下関係でもなく、なんか、小池氏の子分というか、手下というか、

駒みたくなりそう。で、旧民進党員の一部は冷遇されたりとか、今後、ありそう。

順番が違うというのは、最初に、まともな説明があってから、誓約書チックなのが出てきたリ、お金は公認前に先払い、いやなら、申請しないで、とか、あるのが、一般的だと思うのに。相手に判断をゆだねず、自分が全てのイニシアチブを握れるようにしてるとか。

先に言えばいいのに、それを言わずに、相手に選択させる余地を与えず、自分の都合のいいように誘導し、お金だけ先に取り、自分の都合の良いように、候補者を取捨選択していく。それによって、「何事も小池百合子の言う通りにしないと、自分の首が危ない」みたいに思わせてる。

イジメみたい(笑)のもあって、言われた人が出て無所属で行くとか発言したりとか。肩たたきみたいな発言も、あったよね。小池、冷酷政治。

今後、希望の運営は、東京都の二の舞、というか、それ以上の小池ファーストになりそうな気がする。

(≪脱線≫この状況が、友達が以前関わった、ブラックな派遣会社のケースに、酷似してた。
最初に、話が決まったと喜ぶと、後から、後手後手に回って、悪い条件の話が出たり、そんな話は聞いてない、と思う話が出たり。でも、もう仕事が始まるとか、始まってからとか、そういう時点になってから、あまり感心できない誓約書(連帯保証人があるとか、損害賠償の項目がきついとか)に、サインを求められたりする。ただ、もう仕事やる気で来てるので、ここでサイン断ったら、この仕事がおじゃんに?と思うと、自動的にサインせざるを得ない感じで、良くないかもしれないけど、サインしたとか。

(当人は、現在は、もう別の会社にいるみたいだから、セーフだけど。3年位の間に、優良な会社名とか、どこはブラックとか、色々詳しくなって、たくましくなったかも。)。

で、逆に、優良な会社ほど、そういうのがなくて、聞いてて感心するほど、先に就労条件の説明があったり、丁寧。こういう話をしだすと、正社員就職したつもりが、普通の契約書じゃない書面を貰った、別の友人のケースなど、もあるので、話が脱線し着地変わりそうだから、割愛。

要は、選良といわれる人たちが、世のブラック企業の真似をしちゃだめだよね。)

・上記の疑問1については、小池百合子にとって、まず改憲ありきで、おそらくこの人は、案外、この種の問題に、詳しくなくて、…と想像される。

私が、小池新党に、疑問符を持つのは、マスコミは政策で、リベラル切ったとかいうけど、それだけじゃないと思う事。

民進党の、甘やかしも、自分は賛成できないけど。民進党は、民主的な運営に、多少こだわったかもしれないけど。

対照的に、小池新党は、(ほんとに、悪い意味で小池党、なんだよね。)今までの経緯からして、民主主義的に運営されるとは、想定し難い。

政策以前に、この、民進党議員への「政策協定書」のような、拙速なやり方、人を追い込んで、説明も弱く、時間も与えず、何より、相手の生殺与奪を小池が握ってるようなのをちらつかせながら、判押させ、金は先に振り込ませる。(普通は、払う場合も、公認後に払うのが一般世間的には常識的で、公認前に払って(後任の確約もないのに)、一次公認なし(不満が出たら、二次公認や三次で出たりしたら、それも苦笑。ますます、小池の子分の意識が強まるよね、そんな経緯なら、その議員候補者。)強引に自分に賛同させる事で、もう、全く、対等な関係でも、健全な上下関係でもなくなっていて、「何事も小池様の仰せのままに~」みたいな心境になりそうな、組織の下の議員(候補者)の状況。

一連の事象から、透けて見えてくるのは、ざっくりいって、小池イエスマンがほしいだけじゃないの?ということ。

リベラルとか、護憲改憲よりも、「議論がない」「議論がおざなり」等々が、一番、問題になることのはず。

小池党は、その手法から、独裁的な体質が、見えて、日本の未来に暗い影を感じているのは、私一人ではないだろう。

★アエラの古賀氏の記事で、結局、投票先としては、(その記事が書かれ時点で) 共産しかない に近いことが書かれていたけど。
ま、そんなもん。自分も、共産党にそんなに入れたいわけではなかったけど、(消極的賛成って言うのか、消去法大作戦というか。)

★憲法談義、憲法論争をあまりやらないで、いきなり、これ、というものが出て、「では、憲法改正で、、いいですね!」と、ごり押しされそうだと懸念している。これが、私の妄想で終われば、幸い。

【憲法の事】
自民党では、とりあえず、安倍首相側のプランに対し、石破茂が、以前、石破氏が挙げたものが良い(いわゆる、従来型の改憲プラン)として、意見が対立している。例えば、憲法改正(?)と言って、このどっちか、だけでも違うと思うのに、小池は何も示さずに、書面にサインさせてる。これは、見ようによっては、どういう案でも、小池が推奨する案なら、その案で、憲法改正で、とりあえずサインした元議員等は、OK,というように、なりそうな気がする。

そもそも、あのアウフヘーベン発言とか(弁証法って言えよ!ボケ!と思った。弁証法なんて、一般教養の範囲だが、何事も、言葉でごまかして、苦手な事は、けむに巻いて逃げそうな気がした。)小池百合子は、何事につけ、踏み込んだ政策論争って、(TVの討論番組みたいな奴とか)あまり得意でない気がした。

【護憲か、改憲か】
このイエス、ノー、という単純な話でなく、大事なのは、日本にとってその憲法が、いいかどうか。

今より良い憲法が作れるというなら、ありだし、それができないなら、改憲はやめた方がいい。となる。

憲法の話は、自民党の方で、以前、案が出ていた時期があったので、小池が口出しするより、そちらで整理をつけた方が結論は出やすい。プランが出てるからね。ただ、小池の、民主主義的議論を許さず、何事も小池百合子の仰せのままに~、としたがう様な、取り巻きを作りつつあるような、今のあり方には、やれやれ、である。

安倍晋三らの、以前だしてきた憲法(草案?)は、国民主権を放棄する内容だった。
「朕は」が主語、だったような。国民は天皇の下に使える下僕、という考え方。

、自分は反対。(ここの部分は、石破も同じなのかもしれないけどね?石破に高い関心ないから、そこまで聞いてないけど。)

昔、人々が勝ち取った国民主権を、わざわざ放棄して、奴隷になりたい人がいるのかと思うと・・・。

・そして今、小池の協定書、公認確約ないまま、金払う、そして、内容も明示の無い項目に、同意のサイン。

奴隷志望者が多いのね。マゾみたい。

政界振り込め詐欺?】協定書貰った人も、それも見てなくて公認が来た人もいたとのこと。すぐに金払えという趣旨の連絡が、来てるって話で、振り込め詐欺みたい、って言われてる。

偉そうなこと言う以前に、もう少し、良識的な対応がないと、こういう人たちが、キャスティングボードを握り、小池の出世に都合のいい時だけ、反安倍、で、改憲とかでは、安倍自民+希望の友達提携で、充分な国民的議論の無いまま、またしても強行採決か~!とか、いや、もう反対する人がそんなにいないとか?で、改憲は、以前より議論無く進み。。。、となって、次の次に、小池が総理ってなったりして。

日本は、アメリカに隷属するだけじゃなく、「小池という、ズルい女」にも、奴隷根性したい人が多いのね。

マゾ国家?

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【追記】夜、ニュースで、安保法制反対とかした、希望の党公認者に、インタビューがあった。
news23だったか、柚木さん、「政策協定書」の内容が、先に出たのと、新しい物で、変わっている、と涼やかに説明し、その違いを示して、これなら、承認できる、という事を、自身の思いの中で、現在形で語っているように、見えた。

そう、それなら、いいんだよ、この人はね。マスコミも小池も単純に見えるけど、ほんとは、個々、違う考え、思いもあっていい。

希望に行った人も、行かなかった人も、それぞれが闘いになる。

押し付けられた未熟な作文に安易にサインせず、一つ、一つ、ちゃんと戦っていく、めんどくさくて消耗だと思うし、大勢は変えられないものもあり、労多くして、報い少ないかもしれないけど、希望に入った人は、自分の主体を捨てなければ、これから厳しい闘いになると思うけど、自分の信じる所に従って、自分の闘いの道を進めればいいなと思った。

希望の党のやったことを認める気はさらさらないが、柚木氏のきっぱりした態度には、安堵した。

同様に、フジだったかに出た大串氏も、同じ質問で、やはり自身の考えをきちんと回答していた。

ただ、保身で流されるのと、信義を捨てないのは違う。

組織に残った人にも、組織内の闘いはあるのだと、思えて、少しだけ、ほっとした。

それと、都民ファースト辞めるという、音喜多氏、上田氏。厳しいこともあると思うけど、英断にエールを送りたい!

頑張ってね!
いい仕事ができるといいなと思った。


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都民ファーストの都議も離反 小池・希望から失望へ

2017-10-04 01:43:17 | Weblog
こないだ、都議選やったばっかなのに、もう、最初からいたメンバーがやめていく。

小池って結局、うわべだけ。中身がかすかすみたいだね。

「政策協定書」って、酷いね。あんなの、政界にいままでなかったんじゃ?
就職の関係の、ブラック企業の書面みたい。

スタンドプレーの化けの皮が、そのうち色々剥げてくるでしょう。小池劇場

帰り際、つり革その他ので見た、小池の記事、週刊新潮の「希望・横暴・票泥棒」の語呂合わせとか、新聞記事の、「女ヒトラー」ってのが、目に入った。でもヒトラーでさえも、あんな金の取り方はしてないんじゃないかしら。

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