懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

選抜の残酷さ

2013-12-23 01:14:30 | Weblog
フィギュアスケート全日本選手権、男子フリー。
羽生選手と町田選手までは良かったんだけど。

町田選手。今日のが、一番「火の鳥」として完成度が高く見えた。それと、鳥に見えた。

この二人は高得点取る為の技術を、おおむね決められて、他選手と比較すると、すごいというか、さすがというか。(羽生選手の4Sは、そのうち見られるのを楽しみに)

3位の小塚選手と、4位の織田選手の明暗見て、勝負の世界とは、こういうもんか?と思った。さらに高橋選手が痛々しかった。怪我した足が体を支えきれないみたいで。手まで血出てるし。
怪我が治りかけの時に、試合でて回復遅くなったりしたら、良くないんじゃないかとか、つい素人なことを考えてしまった。

現在のフィギュアスケートの世界は、五輪への臨戦過程での、試合が多すぎるように思うんだけど。


女子ショートプログラム。
安藤美姫選手が加わると、試合の雰囲気と言うか、場の空気が一変したように思った。
良くも悪くも、色っぽい。

今までは、女子シングルは国外の試合も含め、スター性では浅田選手の一人舞台みたいな感じだったのが。

ただ、スター性なら、浅田選手の1強ムードを変えられる安藤選手でも、試合の技術面は、地道に精進してきた上位選手に敵わないみたい。

業界的には、彼女が五輪に出られたら、この道一筋で精進してきた、上位選手がかわいそう、なのかな?と思う反面、安藤選手のスター性、話題性は、惜しい気も。

浅田選手は、今日のSPは、さらに良かった気がした。表現がだんだん練り上げられてきて、今日は濃い目。これで自分は充分感動的で、五輪ではこれ以上をやる気なのかと思うけど、今日のでも、お腹いっぱい。

雰囲気、存在感の安藤選手、アスリートとしての精進に勝る村上&鈴木選手、というコントラスト。

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