・私事ですが、きのう、会社のイベントがあり、結局、行ったら思ったより抜けられず、新国立劇場のバレエに行けずじまい。バレエ公演ベースでは、せっかくの企画だったのに、今年は寂しいクリスマスに。
せっかくのフィギュアスケート、さいたまスーパーアリーナ大会場での試合も、TV放送の録画を深夜に見ただけ。以下、一部選手の断片感想を滑走順で。
◆町田選手
見ていて、涙が出た。最初の4Tから、(後から見ると危なげなく決められているように見えたけど)、勝敗の結果を知らずに見る分には、一つ、一つのジャンプを見るたび、とても緊張したし、自分が心で「頑張れ!」と思っても、どうなるものでもないのだけど、「頑張れ!」「あと少し!」「頑張れ!」と、ジャンプの度に思い込めながら、見た。
最初の一回は、試合として見る。作品として落ち着いて見られるのは、上位入賞を確認してからになる。
音楽の選曲も、いいなと改めて思った。町田選手のなまなかならぬ気迫に、感動を誘う曲想がかぶさって、町田選手のガッツに涙し、曲の合い方にまた、感動が増した。
町田選手は理知的な演技アプローチの人だと思ってたけど、今日だけは、リアルな、生っぽい演技・表現として見た。私的には、「町田樹の今の想い」そのものを、リンクいっぱいに表現したように見た。「エデンの東」の小説の内容を超えて、今日はもっと普遍的なものを感じた。
最初から観覧席もオールスタンディング。曲も大事だと思う。
町田選手が言葉で語ってること。それを演技で実現するのは至難の業だから、ジャンプは一発勝負だから、全てきっちり決められていることが、凄いんだけど。みな、それをやりたいけど、なかなかジャンプ決めるのって難しいよね、って、他の選手たちを見ながら、思った。
◆羽生選手
素晴らしい出来。うれしい。(五輪で、こういうのができますように!)
っていったらいけないか。きっと、本人的には、もっと上を目指してるのだろうけど。ほんとに、難しいことばっかりやってて、見てると勝手にハラハラするので、「ああ、どうか失敗しませんように」、と思いながら見てしまう。
演技に、又付け加えがあって、腕を組んで、そのあとほどいた片手の指でピストルの真似をして、観覧席に向かって「バキューン!」と打ったりして、悪戯っぽい遊びに磨きが掛かってる。こないだは、ベルト上げ下げが加わってたけど今回も。相変わらず、遊び心の胸騒ぎ。
への字の箇所は、見る・見られるの関係性に、「見返す視点」を主張した、画期的な振り。五輪確定版は、今回のになるのか、まだ遊びが加わるのか。
ジャンプが決まれば、ミスが無ければ、何でもいいとおもってしまう、守り発想の自分がいる。いつも上を目指してポジティブな羽生選手が、このまま止まらずにいければいいと思うけど。
オーサーコーチが、(キスクラでお祈りポーズをして、お茶目してた。)"ピークを五輪に持ってくる為には、いつも全力対応でなく、力の抜き所を作った方がいい”みたいなことを、五輪出場経験を踏まえて発言してた時もあるので、それは少し気になる。けれど、
羽生選手が、いつも全力疾走イズムみたいだから、見てる側は、”何もかもうまくいきますように”、と祈るしかないか、とも、思う。
今日のような素晴らしい演技が、明日も、又次の試合も、出来たらと、願わずにはいられない。
会場につめかけたファンの方々に、頭が下がるばかりです。
◆小塚選手
後でよく見たら、今回のSP、非常に珍しい、優れた作品だと思った。
打楽器の音をよく拾ってる。いままで、メロディ部分で音をよく拾って、かつ独創性のある振り付けはあったと思うけど、打楽器の音楽をこれほどよくフィギュアスケートで表現した洗練された振り付け、って無かったんじゃないかと思った。
町田選手の「エデンの東」のように、さぁ~っと感動がふき抜けていくようなタイプの音楽ではないけど、よくよく見てると、かなり高度な振り付けで、玄人受けしそうな作品で、ほんとは小塚選手の良さを良く引き出した作品なのだけど。
これ、オリンピックで滑ってほしいなあ。
前に、GPシリーズでジャンプミスしてた時の小塚選手を見て、こんな時に不謹慎だけど、ほんとにきれいなスケートの滑りだな~って思ってた。
ジャンプ決まった時だけじゃなく、それが不調な時にも、何でもないような箇所がいちいち綺麗なので、見とれるような所がある。優等生で、とても上等なフィギュアスケートの教育を早くから受けてきた人なのだろう、と、滑りを見て感じてた。
それでも、難易度の高いジャンプが決まらないと、試合としてはだめだから。
ぜひ、ぜひ、今回のFSでは、決めて欲しい!
頑張れ、小塚選手!3枚のチケット、3枚目をゲットへ!!
◆山田選手の滑った作品の振付が、ちょっとエキシビションみたいで、ユニークだったかも。
中村選手の作品、選曲は良かった。衣装がもう少し。
せっかくのフィギュアスケート、さいたまスーパーアリーナ大会場での試合も、TV放送の録画を深夜に見ただけ。以下、一部選手の断片感想を滑走順で。
◆町田選手
見ていて、涙が出た。最初の4Tから、(後から見ると危なげなく決められているように見えたけど)、勝敗の結果を知らずに見る分には、一つ、一つのジャンプを見るたび、とても緊張したし、自分が心で「頑張れ!」と思っても、どうなるものでもないのだけど、「頑張れ!」「あと少し!」「頑張れ!」と、ジャンプの度に思い込めながら、見た。
最初の一回は、試合として見る。作品として落ち着いて見られるのは、上位入賞を確認してからになる。
音楽の選曲も、いいなと改めて思った。町田選手のなまなかならぬ気迫に、感動を誘う曲想がかぶさって、町田選手のガッツに涙し、曲の合い方にまた、感動が増した。
町田選手は理知的な演技アプローチの人だと思ってたけど、今日だけは、リアルな、生っぽい演技・表現として見た。私的には、「町田樹の今の想い」そのものを、リンクいっぱいに表現したように見た。「エデンの東」の小説の内容を超えて、今日はもっと普遍的なものを感じた。
最初から観覧席もオールスタンディング。曲も大事だと思う。
町田選手が言葉で語ってること。それを演技で実現するのは至難の業だから、ジャンプは一発勝負だから、全てきっちり決められていることが、凄いんだけど。みな、それをやりたいけど、なかなかジャンプ決めるのって難しいよね、って、他の選手たちを見ながら、思った。
◆羽生選手
素晴らしい出来。うれしい。(五輪で、こういうのができますように!)
っていったらいけないか。きっと、本人的には、もっと上を目指してるのだろうけど。ほんとに、難しいことばっかりやってて、見てると勝手にハラハラするので、「ああ、どうか失敗しませんように」、と思いながら見てしまう。
演技に、又付け加えがあって、腕を組んで、そのあとほどいた片手の指でピストルの真似をして、観覧席に向かって「バキューン!」と打ったりして、悪戯っぽい遊びに磨きが掛かってる。こないだは、ベルト上げ下げが加わってたけど今回も。相変わらず、遊び心の胸騒ぎ。
への字の箇所は、見る・見られるの関係性に、「見返す視点」を主張した、画期的な振り。五輪確定版は、今回のになるのか、まだ遊びが加わるのか。
ジャンプが決まれば、ミスが無ければ、何でもいいとおもってしまう、守り発想の自分がいる。いつも上を目指してポジティブな羽生選手が、このまま止まらずにいければいいと思うけど。
オーサーコーチが、(キスクラでお祈りポーズをして、お茶目してた。)"ピークを五輪に持ってくる為には、いつも全力対応でなく、力の抜き所を作った方がいい”みたいなことを、五輪出場経験を踏まえて発言してた時もあるので、それは少し気になる。けれど、
羽生選手が、いつも全力疾走イズムみたいだから、見てる側は、”何もかもうまくいきますように”、と祈るしかないか、とも、思う。
今日のような素晴らしい演技が、明日も、又次の試合も、出来たらと、願わずにはいられない。
会場につめかけたファンの方々に、頭が下がるばかりです。
◆小塚選手
後でよく見たら、今回のSP、非常に珍しい、優れた作品だと思った。
打楽器の音をよく拾ってる。いままで、メロディ部分で音をよく拾って、かつ独創性のある振り付けはあったと思うけど、打楽器の音楽をこれほどよくフィギュアスケートで表現した洗練された振り付け、って無かったんじゃないかと思った。
町田選手の「エデンの東」のように、さぁ~っと感動がふき抜けていくようなタイプの音楽ではないけど、よくよく見てると、かなり高度な振り付けで、玄人受けしそうな作品で、ほんとは小塚選手の良さを良く引き出した作品なのだけど。
これ、オリンピックで滑ってほしいなあ。
前に、GPシリーズでジャンプミスしてた時の小塚選手を見て、こんな時に不謹慎だけど、ほんとにきれいなスケートの滑りだな~って思ってた。
ジャンプ決まった時だけじゃなく、それが不調な時にも、何でもないような箇所がいちいち綺麗なので、見とれるような所がある。優等生で、とても上等なフィギュアスケートの教育を早くから受けてきた人なのだろう、と、滑りを見て感じてた。
それでも、難易度の高いジャンプが決まらないと、試合としてはだめだから。
ぜひ、ぜひ、今回のFSでは、決めて欲しい!
頑張れ、小塚選手!3枚のチケット、3枚目をゲットへ!!
◆山田選手の滑った作品の振付が、ちょっとエキシビションみたいで、ユニークだったかも。
中村選手の作品、選曲は良かった。衣装がもう少し。