懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

ギエム オン・ステージ2013公演、「カルメン」

2013-11-18 01:47:17 | バレエ
公演の千秋楽、17日に行ってきました。

足を運んでみて、本当に良かった。

これは、バレエファンだけが独占するのは、もったいなく、美大生とか、美術、服飾系等の専門学校生とか、美術系の人も、絶対観た方が良い公演でした。

私も、美術とか動きの創意が面白くて、見ていて脳をいたく刺激されましたが、自分のような立場の人間より、もっとクリエイターの人が見た方が、何か創作、創造のアイデアがパッと思いついちゃいそうな、なんだか不思議な舞台空間でありました。
バレエファン以外に、おそらくほとんど宣伝されてないのが、本当に勿体無かった!!

主催者さん、マッツ・エック氏を呼んでくれて、本当に有難う!
東京バレエ団、よく踊ってました。よくぞ踊ってくれました。

マッシモ・ムッル、さすがの好演でした。
ギエムは、かっこいい女、の所が、とくにさまになってるけど。(タバコふかしてる所とか)
反面、このカルメンの妙な動作の、ちょっといたずらっぽい所、野生的な所のユーモラスな感じ、かっこよさとは別の所の動きも、面白かったかな。

ギエムにより合ってるのは、当然「アジュー」の方だけど。

自分は、17日に行ってよかった。初日に行ってたら、明日も、その次も行こう、って、なっちゃってたと思うから。ほんと、一回見たら、もう一回見たくなる舞台でした。
不思議な不思議な創意がね。あ、あれ?何?みたいな気にさせられるから。

あと、音楽の使い方がうまい。

エックは、80年代だったか、凄く昔、日本公演やってて、演目は「白鳥の湖」エック版、でした。だから初来日じゃないけど、でも、名のある振付家の中で、日本でほとんど上演されない振付家だったから。

エック版「カルメン」、意義深い日本初演でした。
呼んでくれた人、上演に尽力した関係者の皆様、ほんとうに、ありがとう!
たぶん、一番寄与したのは、ギエムだと思うけど。

感想書けるかな。
(言葉にするのが、かなり難しい世界で、「いいから見てみ。」と言って、説明スルーしたくなるような世界なのね。)

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