(ベイビーの白ヒゲが目立つようになったなあ…)
雨が降っていた二日間、そして今日は明るい空から
雪が落ちてくる。
森の暮らしで雨も雪もかまわず走り回って育った親分
である。けれど今の状況で雨に身体が濡れるのは心配
なのでおっかあのTシャツを借りて着ているのである。
放射能は基準値以下なので直ちに人の身体に影響がある
わけではないから心配しないでと報道されている。
動物や植物は自然である。裸で生きている。
よって一番最初にその影響を受ける。人は傘をさし、
雨合羽を着、帽子で頭を被い、マスクで顔も隠す。
黒くつややかな毛皮が雨に濡れるから待ってというのに
外に出たくてたまらない親分はいつもと同じように
駆け出そうとする。
駆けている姿を見ると胸が痛む。
ところで先日の記事で書いた「因幡の白うさぎにならない
ようにするから」とカメに言っていただいて安心したと
いう話はうさこの説明不足であったので問い合わせが
何件もきましたね、どうもすみませんです。
ご存知の通り、白うさぎが鰐を口先三寸で騙し海を渡ろうと
図って失敗した話。
渡りきろうとする寸前にうっかりと口をすべらし逆に鰐たちに
皮を剥がれてしまったうさぎは通りかかった大国主命の兄神に
体を海水で洗うと直ると教えられます。
その通りにすると潮風で体の傷はさらに赤く腫れあがり
ひりひりと痛んでしまったのです。
泣いているうさぎのところへ後からやってきた大国主命が
河口の真水で体を洗い蒲の穂で包めば直ると教えてくれます。
その通りにしたうさぎは傷が癒え、大いに反省したわけです。
うさぎは伝令の神となり大国主命の嫁取りの縁結びをした
というオマケつきの話ですが。
カメの言葉をうさこがどう受け取ったかと言いますと、
放射能漏れと続く余震でビビッテいるうさこを大国主命が
助けてくれる、そういうことです。
うさこはもちろん誰も騙してはいないし嘘は大嫌いですが、
東電の原発を知ってはいても見過ごしてきたわけですから
白うさぎのように自分の都合を優先して暮らしてきた、
原発の電気にあやかって東京で長年暮らしてきたので同罪
です。そしていざ災難に逢うと恐れて怯えているのです。
自分に災難が降りかからないと人の痛みはわからんという事
であり、原発は危険と隣り合わせだと知識では知っていても
周辺住民の方の複雑な気持ちまで考えていませんでした。
二の次でした。
人は生まれる場所を選べないですから、その後の選択は自由だと
言っても資産もない日暮らしの普通の人々が選べることは
しれています。わが町が安全であることを望まない人はいない
けど、国策に呑まれていくしかない庶民の哀しみです。
浪江町は美しい海水浴場のある町でありましたし。
風の谷のある森、ここは天国のような場所です。
なのに放射能は風に運ばれ雲に乗ってやってきます。
不安に怯え、未来を憂えているうさこを、カメが安心せよと
言ってくれました。
カメは神に通ずる人ですから、その言葉はとても力強いもので
そういうことから因幡の白うさぎの話になったのでした。
うさこの奉じる神さまの名は天物梁命、この神のハタラキは
天と人とを繋ぐことです。
因幡の白うさぎはその後、伝令の神となるのですが伝令は繋ぐ
ということでもあります。
泣いた白うさぎが悔い改め私を捨てて本来の善のハタラキを
思い出す物語をカメが引き合いにだしてくれて、うさこも
わが真を思い出したのでした。
カメ(安房宮源宗先生)は天思兼命につながる方です。
聞きなれない神名でしょうが、ハタラキは縦横無尽です。
陰陽を結ぶ中性子のハタラキというとわかりにくいでしょうか、
単に繋ぐではなく新たに生み、化けさせ、変えるハタラキ。
頼む者にとっては力強いし、逆の立場の者からはやっかいな
強敵です。うさこはこのたびは本当に落ち着きました。
ありがたや~でした。
これを多くの人と分かち合い繋ぐ仕事を続けなければならない
と思ったしだいです。
白うさぎ、うさぎ仲間の名折れにならないように。
雨が降っていた二日間、そして今日は明るい空から
雪が落ちてくる。
森の暮らしで雨も雪もかまわず走り回って育った親分
である。けれど今の状況で雨に身体が濡れるのは心配
なのでおっかあのTシャツを借りて着ているのである。
放射能は基準値以下なので直ちに人の身体に影響がある
わけではないから心配しないでと報道されている。
動物や植物は自然である。裸で生きている。
よって一番最初にその影響を受ける。人は傘をさし、
雨合羽を着、帽子で頭を被い、マスクで顔も隠す。
黒くつややかな毛皮が雨に濡れるから待ってというのに
外に出たくてたまらない親分はいつもと同じように
駆け出そうとする。
駆けている姿を見ると胸が痛む。
ところで先日の記事で書いた「因幡の白うさぎにならない
ようにするから」とカメに言っていただいて安心したと
いう話はうさこの説明不足であったので問い合わせが
何件もきましたね、どうもすみませんです。
ご存知の通り、白うさぎが鰐を口先三寸で騙し海を渡ろうと
図って失敗した話。
渡りきろうとする寸前にうっかりと口をすべらし逆に鰐たちに
皮を剥がれてしまったうさぎは通りかかった大国主命の兄神に
体を海水で洗うと直ると教えられます。
その通りにすると潮風で体の傷はさらに赤く腫れあがり
ひりひりと痛んでしまったのです。
泣いているうさぎのところへ後からやってきた大国主命が
河口の真水で体を洗い蒲の穂で包めば直ると教えてくれます。
その通りにしたうさぎは傷が癒え、大いに反省したわけです。
うさぎは伝令の神となり大国主命の嫁取りの縁結びをした
というオマケつきの話ですが。
カメの言葉をうさこがどう受け取ったかと言いますと、
放射能漏れと続く余震でビビッテいるうさこを大国主命が
助けてくれる、そういうことです。
うさこはもちろん誰も騙してはいないし嘘は大嫌いですが、
東電の原発を知ってはいても見過ごしてきたわけですから
白うさぎのように自分の都合を優先して暮らしてきた、
原発の電気にあやかって東京で長年暮らしてきたので同罪
です。そしていざ災難に逢うと恐れて怯えているのです。
自分に災難が降りかからないと人の痛みはわからんという事
であり、原発は危険と隣り合わせだと知識では知っていても
周辺住民の方の複雑な気持ちまで考えていませんでした。
二の次でした。
人は生まれる場所を選べないですから、その後の選択は自由だと
言っても資産もない日暮らしの普通の人々が選べることは
しれています。わが町が安全であることを望まない人はいない
けど、国策に呑まれていくしかない庶民の哀しみです。
浪江町は美しい海水浴場のある町でありましたし。
風の谷のある森、ここは天国のような場所です。
なのに放射能は風に運ばれ雲に乗ってやってきます。
不安に怯え、未来を憂えているうさこを、カメが安心せよと
言ってくれました。
カメは神に通ずる人ですから、その言葉はとても力強いもので
そういうことから因幡の白うさぎの話になったのでした。
うさこの奉じる神さまの名は天物梁命、この神のハタラキは
天と人とを繋ぐことです。
因幡の白うさぎはその後、伝令の神となるのですが伝令は繋ぐ
ということでもあります。
泣いた白うさぎが悔い改め私を捨てて本来の善のハタラキを
思い出す物語をカメが引き合いにだしてくれて、うさこも
わが真を思い出したのでした。
カメ(安房宮源宗先生)は天思兼命につながる方です。
聞きなれない神名でしょうが、ハタラキは縦横無尽です。
陰陽を結ぶ中性子のハタラキというとわかりにくいでしょうか、
単に繋ぐではなく新たに生み、化けさせ、変えるハタラキ。
頼む者にとっては力強いし、逆の立場の者からはやっかいな
強敵です。うさこはこのたびは本当に落ち着きました。
ありがたや~でした。
これを多くの人と分かち合い繋ぐ仕事を続けなければならない
と思ったしだいです。
白うさぎ、うさぎ仲間の名折れにならないように。