想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

10分置きに余震が続くと

2011-03-13 17:34:52 | Weblog

ご心配いただきまして大変申し訳ありません、
無事におります。


目前に土砂の壁。
突然のことで何がなんだかわかりませんでした。
道を間違えたかと一瞬思ったくらい。

来た道を引き返し、村の中心部へと走り迂回路がないか
探し普段使っていない細い山道から入っていくといつもの
道の途中にアクセスできるとわかり、どうにか帰りました。
時間が経つごとにあたりじゅうが陸の孤島になりつつあって。



なんとか風の谷まで戻ってきてライフラインは異常無し。
途中の村も町も水道管破裂、停電でしたから無傷の我が地に
感謝。奇跡のように思えます。
しかし、何ものかに申し訳なさもあります。

詫びるここちのほうが強く無事の喜びよりも気が萎えて
しまいます。悲しみが強いと身体がこわばります。
たくさんの人が被災したであろうことが一瞬でわかる、
そんな時間でした。

更新が遅くなり、大変ご心配おかけしました。
片付けに追われなかなかネットには手付かず、通信網も寸断、
中断状態で、また何より断続的な余震がこれほど身体に
こたえるものとは体験しないとわからないものでした。
神経的に参り身体が参るわけです。被災地で救助を待って
いる幾千の方々を思うと、何もできないことが申し訳
ないです。

ついこないだのこと、新燃岳で避難されていた方が一睡も
できないとテレビカメラの前で言っておられた、あの時
そのことがどういうことかピンとこなかったことを恥ます。



想風亭も道場も、奇跡のように無事に建っています。
周囲近隣の町や村には水を求めて給水車に行列をなす人が
みえます。
スーパーマーケットは休業し、新幹線も高速道路、国道も
規制されている状況で身動きならず、バンジキュウス。

小川があり、井戸が無事であったことがありがたいです。
ガラガラポン、こんな場面、こんな有り様で望んだわけで
はなかった、永田町のガラポンにこの大きすぎる犠牲は
果たして効くのだろうか、と怒りが増すばかりです。

東京で救援ボランティアの連絡を取りに行きたいのですが
動けず。できる方々から参加し始動していただきたいと
申し訳なく、お願い申し上げます。



コメント
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