この方もいちおう獣族に入るのであろうか…?
新釈遠野物語(井上ひさし著)は本家遠野物語
(柳田国男著)を今風にいえばリスペクトして
書かれたものだが、電車の中や就寝前の頭休めに
読み継いで読み終えた。
途中、きつねのはなし(森見登美彦著)も寝つき
薬に混ぜたので飛びとびになってようやく終えた。
共通点はケモノの話だということで、主に狐が出て
きてイタズラというか人にとってはワルサする。
幻惑される側の心を映す物語である。
この手の話が好きであることに今回気づいた。
そして夢を見るのである。当然の成り行きなんだが
夢から覚め、午前中目覚めているはずの身体がふわっと
していて、記憶が前後したりする。
物語に取り込まれてしまっているのである。狐は出ない
がうさこがケモノの目線になってしまう。そして
見ている相手もうさこなんである、不思議不思議。

だいたいにおいて、現世(うつしよ)に居ていない
ような暮らしぶりをしているのでふだんからシャキッと
してもいない。が、この数日間はとくにひどかった。
そのことに気づいたのは今朝で、だから今はもう帰って
きているはずである…。
父に言い訳しているような謝っているような、いや、
謝らねばならぬので一生懸命なにやら画策しているような。
しかしながら、父はとうの昔に死んでいないのである。
そのことをなぜか忘れていた、ような…気がする。
ああ、父さんはもういないのか、と今朝眼が覚めて
気づいたのであった。
秋の陽射し、晴天で嬉しい。
新釈遠野物語(井上ひさし著)は本家遠野物語
(柳田国男著)を今風にいえばリスペクトして
書かれたものだが、電車の中や就寝前の頭休めに
読み継いで読み終えた。
途中、きつねのはなし(森見登美彦著)も寝つき
薬に混ぜたので飛びとびになってようやく終えた。
共通点はケモノの話だということで、主に狐が出て
きてイタズラというか人にとってはワルサする。
幻惑される側の心を映す物語である。
この手の話が好きであることに今回気づいた。
そして夢を見るのである。当然の成り行きなんだが
夢から覚め、午前中目覚めているはずの身体がふわっと
していて、記憶が前後したりする。
物語に取り込まれてしまっているのである。狐は出ない
がうさこがケモノの目線になってしまう。そして
見ている相手もうさこなんである、不思議不思議。

だいたいにおいて、現世(うつしよ)に居ていない
ような暮らしぶりをしているのでふだんからシャキッと
してもいない。が、この数日間はとくにひどかった。
そのことに気づいたのは今朝で、だから今はもう帰って
きているはずである…。
父に言い訳しているような謝っているような、いや、
謝らねばならぬので一生懸命なにやら画策しているような。
しかしながら、父はとうの昔に死んでいないのである。
そのことをなぜか忘れていた、ような…気がする。
ああ、父さんはもういないのか、と今朝眼が覚めて
気づいたのであった。
秋の陽射し、晴天で嬉しい。