想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

想いは届きます

2008-12-03 01:32:00 | Weblog

    どうしているかな、と気にしていたら電話が‥
    という経験が一度くらいは誰にでもあるもの。

    あなたのこころが、想いの人へ届きます。
    夜空を飛んで。

    運んでくれるのは、風。
    でも寒い北風でも、生温く雨を降らせる南風でもないよ。
    神風なんて言葉も古くから日本にはあるけど、
    それは奇跡を起こすこと。
    想いを届ける風は、ただしくは気。

    気とは、神さまの乗り物。
    真心は神さまの分身だから、気に乗ります。
    そして、想いの人へ届くのです。



    真逆のこともありえます。
    憎しみや恨み、これ念という波動になって届きます。
    気に乗るのは同じですが、荒い荒い粒子の気。

    受け止めるがわが恨まれようのない純潔な衣にくるまれていたら
    反発した波動は発した方へ戻ってくるので、ご用心。

    よい話だけをしたいときもある、それが今。
    まごころは届くということだけでいいな。

    届くってのは、うさこが勝手に言ってるわけじゃないよ、
    旧事本紀の五鎮道「養気」のなかにちゃんと書いてあるのです。
                  (詳しくはふるごとじゅくで)

    そうこうしていたら、気にしていた誰かさんから電話。
    ちょっと元気がない様子、うーん、しょうがないから
    ちょっと分けてあげるべ。いつか返してよね。



    7年か8年かぶりに友だちに会った。
    友というより弟みたいな人でシャンソン歌手。
    十五周年リサイタルなんていうから、ずいぶん数えるなあと思ったが
    コンクールに出てからもうそんなにたったのか。早い、歳とったわけさ。

    がくちゃんとうさこは呼んでるけど(もちろん歌手名はちゃんと別にあり)
    コンサートホールは満員大盛況だったのでした。
    ファンクラブのおばちゃん軍団におののきつつ招待席で見せていただきました。
    もそっと上手になったくれんかの、と内心思ったりもしました。
    でも全体的によかったよかったという気持ちのほうが強い、だってあの
    がくちゃんだからなあ、知りすぎるほど知ってるからなあ、弱点。

    ずっと会わなかったけど、会わない間も気にしてて、祈ってて。
    突然会うことになったのは、ねずみ師をがくちゃんが招待したから。
    なんのことはない、うさこはおまけでついて行っただけのことであります。

    がくちゃんとはねずみ師のところで学びはじめたときの同期で、いつも
    一緒にたいへんたいへんと走り回ってたし、同じ釜のメシを喰った仲的な
    兄弟仁義的なそういう感じで、よくうさこは弟をひっぱたいてました。
    弟はよく泣いてましたなあ。あの頃、二人とも金がないのは同じだった。
    今夜のがくちゃんは、キラキラ衣装。トラック一杯くらいの花束をもらってて
    マネージャーとおぼしき女性が「差し入れなんかはこちらで~」と誘導してて。
    よしよし、とうなずいて後にしようとしたら、
    がくちゃんは、先生に気づいて「せんせー、どうもすいませーん、ありがと
    ございまーす」と周囲も気にせず叫んでました。
    あー、ぜんぜん変わってないわ。

    届いたのかな、届いたなの一件。
    ねずみについていったうさぎ、これが何の役にたつかというのは別問題。

    うさこの弟でがくちゃんと言ったら誰のことかわかる人がたくさんいると
    思うけど、がくちゃんは元気で歌ってまーす。
    来年はみんなで応援しよう!
   
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする