『誇り高く生きよう』
(by忌野清志郎 アルバム夢助)
この歌を聴くと、冷えて沈んでいた気持ちに
少しずつ温もりが戻ってくるのです。
昨日、カナシかった君。
涙はもう乾いただろうか。できれば音を届けたいけど
遠いから歌詞を書くね。
『 わけもなく涙ぐむのは、君のことを思ってるから。
悲しい涙じゃない、あったかい気持ち。
この胸に溢れるのは、君に寄せる熱い思い。
どんなに暗い夜も 乗り越えていける。
口癖のようなありふれたラブソング。
今夜も君に歌うよ。
ほんとのきもちだから。
風に消されそうなちっぽけなラブソング。
君が受け止めてくれる。
強く抱きしめておくれ。
勇気がほら湧いてくるよ、朽ち果てそうだった心に。
誇り高く生きよう。
喜びに溢れ。
誇り高く生きよう、君のために』
**********************
若いとき、特に女の人はよく泣く。
男もたまに泣く人がいる。
感情が高まり、ある緊張に達すると自動的に涙。
ほおを伝わる涙の温度をまだよく知らない。
胸のなかにぎゅうぎゅうになった思いでいっぱいだから。
人が涙の意味をほんとうに知るころ、
涙の泉は乾き、涙腺はすでにつまりかけ、
泣くかわりに、言葉を探すだろう。
ただ、はらはらと涙を流す。
それはそんなに美しいことではないのだと
過ぎてから、遠い昔となってから知ったことなのです。
**********************
清志郎を大好きな中年男女、
何が大事って、そりゃ愛が一番さって思うからだろうなあ。
それをずっと歌い続けてくれるから。
KINGに収録の「雑踏」も好きな曲。
一緒に歌いながら高速道路を飛ばしていると
しこりのような憂さは晴れて、残るのは素直な気持ちです。
だって歌ってる声が、素直なんだもの。
立見オンリー夏フェスの時刻(とき)
宵闇でバラードを聴く
縁側の席
今年も行けないなあ。