Min Dagbok

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Wild Kitchenのパン

2008-10-21 | Min Blog
Wild Kitchenという信楽にあるおいしい
石窯パン屋さんの噂を聞きつつも、
1~2年前には諸事情でお店を閉めてしまった
と聞いてとてもとても残念に思っていたんだけど。

ひょんなことから、最近おなじみの尾賀商店で
セブン社さんとのコラボでのサンドイッチの会を
開催するという情報を仕入れて、
浜大津での朝市→午後は出勤という忙しい1日の合間に
サンドイッチづくりに参加して、あれこれ
Wild Kitchenの堀内さんと話してきた。

到着してみたら、いつもは真っ白なギャラリーに
素敵な写真とかが飾ってあるところに、
おいしそうなパンがたくさん入った木箱と
サンドイッチにはさむ野菜やお肉やディップが
たくさんテーブルの上に並んでいて、、、

午後のやわらかい光が差し込むその空間を
見ているだけでもかなり幸せな気分。
(ちなみに、写真の左側にいるお兄さんがパン屋さんで
右側にいる黄色いお姉さんが珈琲屋さん。)

サンドイッチづくりは申し込んでいなかったので、
パンだけ買わせてもらって帰ろうと思ってたんだけど、
あまりにもうらやましそうに見ていたのか(←恥)
セブン社さんから、もう1人分くらいだったら
追加できるよ、とやさしく言ってもらって、
結局、私もサンドイッチづくりに参加。

半斤くらいのパンをスライスしてもらったら、
あとは自由に自分の好きな具をはさんでいって
紙のランチボックスに入れたら、
セブン社さんの珈琲と、おまけのチョコももらって
あとは好きなところでランチタイムを楽しむ、
という仕掛け。

私は自転車で運んだら崩れそうだし、
ちょうど、昨日のパン焼きの会で誘ってみた
チハルさんも来てくれていたし、
そのまま一緒に尾賀商店の2階のお座敷で
一緒にランチをしていくことに。

初めて食べたWild Kitchenのパンは
外側はパリっとしつつも、
内側は独特のもちもちとした重みで
かなり私の好みのタイプのパン。

今はまだ、パン屋さんの開店準備中とのことで
イベント的にしか焼いていないそうなのだけど
チャンスを狙ってまた食べたい。もっと食べたい。
というか、焼き方を習いたい。と思わされた
ほんとうにおいしいパンだった。

庭にはイノチの風が吹く@茶楽

2008-10-20 | Min Blog
兄弟社のしん平先生企画で
八幡堀沿いのカフェ・茶楽にて
面白いライブ&トークイベントが開催された。

テーマは「庭にはイノチの風が吹く」。

庭師で木版画もしてギターも弾いちゃう宮本さんや
世界の素敵なランドスケープに詳しい河合さんをメインゲストに
しん平先生の音楽仲間が集まって
ゆるゆると楽しい時間を過ごした。

飛び入りゲストの山本さん(だったかな?)は
イギリスのキューガーデンで高木の手入れをする
修行をしてきたそうで、その話も面白く。

イベント自体も面白かったけど、
こういう場を次々と生み出していく
しん平先生がますます気になる今日この頃。

またクリスマス前にはライブをするそうなので
ぜひぜひ行きたいです♪

齊藤徹ソロライブ

2008-10-19 | Min Blog
ヒロベさんが絶賛する齋藤徹さん
なんと能登川図書館でライブを
しかも無料で開催すると聞いて、
昨日はパン焼きの会の後、さらにおでかけ。

齋藤徹さんのライブは、
型にはまらない、すごく面白い演奏だった。

柳の枝で弦をはじいてみたり、
鈴のついた何かを弦につけて
弾きながら響かせてみたり、、、

こういう風に楽器のつむぎ出せる音の
可能性にいろいろ挑戦するっていうのも
音楽家としてとても面白そう。


今回は、展示中の作家さんの声かけに始まって、
能登川図書館のスタッフの頑張りや
いろんな人の協力でこんな素敵な企画が実現したそう。

いいなぁ。図書館ってこんなこともできる場所だったんだ。

窯焼きのパン

2008-10-18 | Min Blog
百菜劇場として活動している
手づくり食品友の会の番外編で
主要メンバーであるゴトーさんのお宅にお邪魔して、
窯焼きパンの会を開催してもらった。

そういえば友の会の始まりは、
去年の百菜の収穫祭でゴトーさんが持ってきてくれた
窯焼きの天然酵母パンを食べて感動したことも
大きく影響している(と私は思ってる)

そんなゴトーさんのお宅にお邪魔して
今回は、ごはんの友の会に参加してくれていた
他3名の参加者+赤ちゃんや旦那さんも一緒に
秋空の下での素敵なガーデンパーティになった。

琵琶湖沿いの新海浜という別荘エリアに
住んでいるゴトーさん夫妻は、手づくりが大好きで
奥さんが醤油からみりんからみみずコンポストまで、
だんなさんもレンガ窯やガーデンテーブル&チェアなど
いろんなものがすごくいい感じでレイアウトされていて、
これぞまさにエコ村なライフスタイル!という感じ。

で写真が、今日のメインのレンガ窯なのだけど、
左側ではダッチオーブンの中でじわじわと
玉葱とベーコンのスープに火がとおり、
右側の窯では、240℃近い温度でパンが
電気オーブンとは比べ物にならない感じで
パリッともちもちに膨らんでいく様子は感動もので、
私は窯から離れられず、火の番担当の旦那さんと
ずっといろいろ雑談していた。

ゴトーさん夫婦を見ていると、好きなことの方向性は近いけど、
得意なことの違いがはっきりしているから、
二人でうまく分担しながら、いろんなことを形にしているのが
すごく見ていても気持ちいいし楽しそう。

ゴトーさん夫妻、ほんとうに素敵です☆


ちなみに新海浜なんて車がないとたどりつけないと
思ってたのだけど、今回は、新品の自転車で出かけてみた。
所用時間30分で着いて、とても気持ちいいサイクリング。

あ、でも窯で焼いてみたいパン生地やパンのおかずとか
いろいろショルダーバッグに詰め過ぎて、すごく重かった(^^;)
ので、次回はもっと減量できるように頑張ります。

よたネット@近江八幡

2008-10-17 | Min Blog
滋賀県内でNPO活動にかかわる若者が
よたよたとつながっていこう、と
県内各地で隔月開催している
「よたネット」の集まりを
今月は近江八幡で企画開催することになり、
数週間前からドーマエさんと
いろいろ頭をひねっていたんだけど、
本日7名+企画した私たちの計9名が集まって
まぁいい感じの会になって、ほっと一息。

今回は、前からもっと絡んでみたいと思っていた
尾賀商店の珈琲セブン社の平塚さんにお願いして
普段は夜6時に営業を終えるところを
6時半から2時間ばかり、特別に使わせてもらった。
目論見どおり、尾賀商店の素敵な雰囲気を
参加者の皆さんは気に入ってくれたみたいだし、
私も平塚さんと知り合えて、とてもいい感じ。

会場はスルっと決まったんだけど、
今回はテーマ設定にかなり悩んだ。
大津や米原では、先輩格にあたる人を
ゲストとして招いてお話してもらう、
というスタイルが何回か続いてたんだけど、
今回どちらかというと、よたネットに集まる
人たち自身のことをもっと知りたい。

ということで、末尾のような告知文で呼びかけたら、
なかなか面白い人たちが集まってくれた。
話をうまく引き出しきれなかった感じはするけど、
まぁ、初回はこんなものか、と自分を納得させたり。

こりずに次回また企画の番がまわってきたら、
さらにグレードアップした企画を実現できれば。



~~~告知文はこんな感じ。~~~

第5回よたネットミーティング@近江八幡
「偶然?必然?運命!?そういえば、何でワタシ滋賀にいるんだっけ?」

琵琶湖で産湯をつかわせた生粋の滋賀っ子も、
流れ流れて滋賀にたどり着いたヨソモノも、
旅の途中で滋賀に立ち寄った渡り鳥も、
混ざり混ざったよたネットの仲間たち。
みんなのこと、知りたくありませんか?

今回は、ゲストは呼びません。
主役はよたネットメンバーです。

自分史を語るもよし、滋賀でやりたいことを語るもよし。
滋賀への深い愛を語るもよし。
自分から話すのは恥ずかしい、という人は、
みんなで質問攻めにしてあげましょう。

こんな多様な人たちがたまたま、今この時滋賀にいる。
そんな巡り合わせの不思議を感じられるのではないかと期待しています。

日  時: 2008年10月17日(金) 18:30~20:30
場  所: 尾賀商店 (滋賀県近江八幡市永原町中12)
      http://oga-showten.com
参加費: 1000円 (場所代+コーヒー代。お菓子もつくかも!)
持ち物: マイ・コーヒーカップ

『プロデューサーズ』

2008-10-16 | Min Blog
プロデューサーっていう肩書きは
なんだか捉えどころがないけれど
最近、いろんな人が使ってるし、
エコ村でもお世話になってる上田壮一さんの
「プロジェクト・プロデューサー」という役目は
私の目指したいものと近いような気もする。

そんなときにこの本
「プロデューサーズ―成功したプロジェクトのキーマンたち」
を見つけた。

「はじめに」に書いてあったことが印象的だったので引用すると


プロジェクトを成功させるためには、
たった1つの正解というものはおそらくありません。
さまざまな手法があります。しかし、実際に成功した
プロジェクトの多くは、1つの共通点を持っています。

それは、プロジェクトを「成功させる」
という強い信念でチームを引っ張る、
プロデューサーマインドを持ったキーマンの存在。
問題がまったく起こらないプロジェクトはありません。
その問題に直面した時に、キーマンはさまざまな発想や工夫で
解決し、力強くプロジェクトを進めていきます。


9人のプロデューサーをインタビュー形式で紹介している本で、
プロジェクトにおける意外なキーマンの関わり方であったり、
プロジェクトに臨むときに大切な心構えであったり、
印象的なメッセージがいっぱいあった。

以下、自分のための備忘録として
気になった言葉をメモしておきます。


マーケティングはやってみないとわからない。
考えているくらいならやってみて、
だめならやりなおせばいいじゃないか、
という発想はすごく勉強になりました。
byエビス<ザ・ホップ>の立山正之さん

「できない」と口にすることは厳禁ですね。
「できない」と思い込んでいる時は
何をどうやってもできるわけがない。

どんな状況でも「まぁいいか」とはしません。
300人が関わっていたら
「まぁいいか」が300倍になってしまいます。
by鉄コン筋クリートの田中栄子さん

モノづくりで一番大事なことは、
少人数で「ぶっちゃけて」話せることと、
新しいアイデアが湧いたらガッと方向を
変えられることだと僕は考えてます。
by digitalstageの平野友康さん

"無知"はアクセル。
最初の3年は「解いても解いても問題が出てくるなぁ」
というくらい問題が多くて「次はこれ?」
「意外にたいへんだね」「だから、みんながやらなかったんだね」っ

て(笑)。
by オイシックスの高島宏平さん

みんなのアイデアをまとめて、薄めて、
平均値の答えを出すのではなくて、
一番いいものを常に選んでいく。
by BIG SHADOWの内山光司さん

プロジェクトというと、新しいものを
要求されるじゃないですか、でも
成功しているものって、ほとんど新しくないものですよね。
by 「くまのがっこう」の相原博之さん

アスパラ型のプロジェクト

2008-10-15 | Min Blog
以前は京大の研究室にいて、今はロンドンで働いている
Saraさん出張で久しぶりに日本に来たついでに
お休みをとって、近江八幡まで遊びにきてくれた。

ちょうど8月頃に環境教育関連の企画提案の話が持ち上がり、
イギリスのCAT(Center for Alternative Technology)が
参考になるんじゃないか、という話になって、
そこで働いていたことのあるSaraさんに連絡をとってみたら
今日の再会につながった、というわけ。

特に気になっていたのが、30年以上も前に設立された
CATがこれまで活動を続けてこられた秘訣は何なんだろう?
ということ。

単なる環境教育センターとしての機能だけだったら、
訪れる人は1回で満足してしまうけれど、
最新の環境技術を身につけたり、美しい自然環境を楽しんだり、
おいしいものを食べたり、さまざまな関わり方を用意することで、
CATに何度も訪れたり、さらにはスタッフやボランティアとして
長期的にかかわるような人たちも育っていく。

中心人物の一人であるPeter Harper先生いわく、
組織やプロジェクトには「アスパラ型」と「にんじん型」
という2つのあり方があるそうで、

「にんじん型」というのは、一度芽が出て、大きくなって
ズボッと抜いて収穫したらそれで終わり。
大きな資金を投入して、ある程度の成果を得て
短期的に終了してしまうプロジェクトのよう。

一方「アスパラ型」というのは、小さな根っこがモジャモジャと
土の中に伸びていって、収穫できるまでに数年待っていると、
ニョキニョキと芽が出てきて、当分、その場所で収穫できる。
時間はかかるけれど、あまりお金がなくても始められて、
面白い人さえいれば、そこから新しいことが始まっていく。
 
どちらかといえば、CATは少人数でのアスパラ型だったから
これまでうまくいっていたのでは? とのこと。


オーケストラ型とジャズセッション型というのは
組織の例えでよく聞くけど、アスパラ型っていうのは
なかなかのヒットで、社長も喜んでいた。

さてさて、それでは、うまくアスパラを育てるには
(というか、まず芽が出るようにするためには)
どうしたらいいんだろう?というのが次の課題ですな。

『小さな国の大きな奇跡』

2008-10-14 | Min Blog
ちょっと前に吉田太郎さんの
キューバに関する講演を聞きに行ってから
『小さな国の大きな奇跡』という
キューバに関してのとても分かりやすい本を発見。


今のキューバという国の成り立ち。
チェ・ゲバラやフィデル・カストロなど
キューバの英雄に対する国民の信頼。
教育費無料、医療費無料、そして他国へ多大な支援。

ソ連の崩壊と、それに続く米国からの経済封鎖で
国の経済はぼろぼろなのにもかかわらず
なんでこの国の若者もお年寄りも子どもたちも
こんなに元気でハツラツとしてるんだろう?

追い詰められたからこそ、必要なことを
実現するために一番妥当なやり方を追及して
有機農法や予防医療にたどり着いているのが
なんだかとてもうらやましいし、
どうしたら日本もこういう考え方に
変わっていくんだろう?って思う。

国の指導者ではなくとも、一歩一歩
身近なところから自分で実践してたら
変化は起こせるかな?

赤峰勝人さんの講演会

2008-10-13 | Min Blog
独特の「循環農法」というやり方で
無農薬栽培をしている赤峰勝人さんの
講演会を聞きに行ってきた。

ちょっと前に、錦市場の中にあるカフェでチラシを見つけて、
その後、手づくり食品友の会でも話題になってたんだけど、
講演会に行ってみたら浜大津の朝市関係の人の姿も発見。

赤峰さんは、有機農業にかかわる人たちには
けっこうな有名人みたいなんだけど、
私はなんの下知識もないままお話を聞いてみて、
まずはなんとも気さくなその人柄がいいなぁ、と思った。
とても64歳とは思えない溌剌とした笑顔。

百姓になりたいと思って、農業高校に進学したら、
化学肥料や農薬の使い方をみっちり教え込まれて、
そのときは疑問に思わず一生懸命勉強したけれど、
実際に自分で農業を始めてみたら、最初の年は
すごくいい出来だったのが、だんだん野菜が
思うように収穫できなくなってきて。。。
そこから、土を元気にしないといけないと気づいて、
農薬・化学肥料不使用栽培に取り組み始めたそう。

あと、最近ふつうに売ってる塩はナトリウムばっかりで
全然、塩のよさがない。自然海塩を使わないと
体も調子が悪くなってくるので、自ら塩づくりもしているそう。

そうそう、弟子を育てることにもすごく熱心で、
今回の講演会も、少し前まで弟子として修行していて
今は京都に戻り、農業を始めてる女の子が企画していたそう。

赤峰さんがアトピーのことについて書いた本を借りたので、
来週はこの本をじっくり読んでみようと思います。

二胡のコンサート@宇治・萬福寺

2008-10-12 | Min Blog
岩茶房京都創立5周年記念の
二胡&琵琶のコンサートに、
宇治・萬福寺まで行ってきた。

そう、萬福寺といえば、6月8日のほていまつりで
アカペラを歌わせてもらったところ。
今回は、そのときのステージのあった中庭の
さらに奥にある「法堂」という大きな建物で
100人以上の人が集まったコンサート。

二胡をちゃんと聞くのは初めてだったんだけど、
伝統的な中国のメロディから、日本の曲や
ほんとうはバイオリンで弾くクラシックの曲まで
すごくいろんな曲で二胡の魅力を満喫した。

二胡の音は、マイクなしでもお堂中に
つややかに鳴り響いていて。
すごく表情豊かな響きに驚いた。


途中の30分休憩では
岩茶房のスタッフが総動員で
岩茶とお菓子をふるまってくれて
きれいなお庭を眺めつつ、ほっこり。

そうそう、岩茶房の創設者でもある
佐野さんの曲紹介は、飄々としていて
味があって、なんだかとてもよかった。