Min Dagbok

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devil's advocate

2012-02-29 | Min Blog
先日の社会人基礎力グランプリの最後に
審査員の一人が講評でおっしゃっていた
「devil's advocate」という言葉が気になって、
ネット辞書(研究社 新英和中辞典)で調べてみました。

devil's advocate

1 (議論や提案の妥当性を試すために)わざと反対意見を述べる人.
 用例 play the devil's advocate わざと反対の立場をとる.
2 あまのじゃく(的な批評家).


みんな素直な視点だけで自分たちの取り組みを見ているけれど、
さらに発展させるためには、あえて反対意見の立場をとって
検証してみることも必要じゃないか、という流れだった
んじゃないかと思います。

私はけっこうまっすぐに突き進むタイプなので、
こういうタイプの人・発言は苦手なのだけれど、
わざと、あえて、悪役になってくれているのか!?
と思ったら、もうちょっと広い心で、アドバイスとして
受けとめられるかもしれません(^^;


~~~

以下、3/4の枝廣さんのメールニュースを見て、追記。

とある会社の社内研修で、
「守り」と「攻め」のダイバーシティについて話し、
「一人ひとりの多様性を高めること」の重要性を伝え、
鍛えることにチャレンジしたりする中で。

いろんな発想ができる=「個人内多様性が高い」自分であれば、
自分自身も楽に豊かに、しなやかに強くなれるのでは?
ということで、「シックスハット」という発想法についても
触れられていました。

6つの帽子(こちらのHPから引用)
・白い帽子・・・客観的な視点
・黒い帽子・・・消極的な視点
・青い帽子・・・分析的な視点
・赤い帽子・・・感情的な視点
・黄色い帽子・・・積極的な視点
・緑の帽子・・・革新的な視点

秋学期のモギメンの授業を通して知った
「ディズニーストラテジー」ともちょっと近いかもしれない。
(こちらは、夢想家・現実家・批判家という3つのポジションから
 創造的に物事を考えてみる、という発想法)

3月11日に向けて

2012-02-28 | Min Blog
「3.11 つながろう東北へ ひこね」の実行委員会で
滋賀彦根新聞の人が撮ってくれた集合写真。



当日が近づくにつれて、いろんなことの準備不足が見えてきて、
てんてこ舞いの日々でよく分からなくなってきたりもするけれど。

こんな風に、皆さんの笑顔が集まっているのを見ると、
ちゃんと東北への思いをつなげられるような1日になるように
頑張って準備していかなくちゃ、と思うのです。

社会人基礎力育成グランプリ決勝大会!

2012-02-27 | Min Blog
「社会人基礎力育成グランプリ決勝大会」に出場する
滋賀大学経済学部の谷口ゼミチームの学生に同行して、
入試で忙しい谷口先生の代打で、私もなんと
指導教員からのプレゼンという大役を務めさせてもらいました。


(発表中&後の写真は、あいにく私の手元にはありませぬ。
 昼休み(発表前)に意気込みを取材されている様子をパチリ。)

さすが決勝大会、選出されてきた7大学のプレゼンは
それぞれ取り組み内容も面白かったり、
プレゼンの仕方も工夫されていたりして、勉強になりました。

残念ながら、受賞は逃してしまったけれど、
決勝大会の8校に選ばれたこと、たくさんの方に
カモンちゃんプロジェクトの取り組みを知ってもらえたこと、
そして、審査員の方から貴重なコメントをいただけたことは、
とても貴重な経験だったなぁ、と思います。

私が言うのもなんだけれど、滋賀大生のプレゼンは
とても堂々と自信をもって話せていて、横で見ていて
素晴らしいなぁ、と感動しました。
(事前にプレゼン内容をまとめていく
 試行錯誤のプロセスを見ていただけに・・・)

せっかく録音してたので、審査員の方からいただいた講評を
ここにざっくりと書き起こしてみます。

活動量がものすごく多いですよね。
ありとあらゆることに取り組まれていて、
社会人になるとかなり重要になる能力だと思います。
企業なんかで働くと、同時進行でいろんなことを次々と
スピード感をもってやっていく。そういったところを
身に着けられたと思います。

障害者の方々の支援や被災された方の支援ということで、
社会貢献という意識も非常に高くなられたと思います。
こういうのも企業にはCSRということで重要になってくるので、
そういう意識も芽生えていらっしゃるのはよいと思います。

その中で1つ申し上げると、成果の検証をもう少し
丁寧にやっておいていただければな、というのがあります。
活動自体は非常にいいことをされていますが、
そこからどんな成果が出てくるのか。たとえば、
クッキーをつくられている障害者の方々が、
今回の皆さんの活動を通じて、どんな風に変わったのか、
どんな風に感じていらっしゃるのか(喜んでいらっしゃるのか)を
推測ではなく、きちんと確認してみてもらえればと思います。


ほんとに、おっしゃるとおり!

あと他の大学への質問やコメントでも出ていたけれど、
せっかくのいい活動をうまく後輩につないで、
さらに育てていってもらえたら、そして、
こういう発表の場に谷口ゼミ以外の学生も誘って
出場していけるようになれれば、と思った一日でした。

「my home town マチオモイ帖」展

2012-02-26 | Min Blog
よたネットからも「淡海よた帖」を出展している
「my home town わたしのマチオモイ帖」展
最終日に見に行ってきました。

滋賀出身で、大阪で働いているクリエーターの方から
「よたネットで活動している人たちを紹介する
 マチオモイ帖をつくってみませんか?」
という提案を受けて、急遽、編集委員会を立ち上げて、
年末年始のお休み+αを活用して、原稿依頼&編集した
あの頃もなんだかすでに懐かしい記憶・・・。


(↑これが「淡海よた帖」)

東京ミッドタウン(六本木)での開催だから、遠くて
なかなか見にはいけないや、と思っていたのだけれど、
運良く、大学の出張のタイミングにあわせて、
今日のクロージングイベントに参加することができて、
他の地域のマチオモイ帖を見たり、つくった皆さんに
出会うことができて、ほんとによかったです♪

340点も出展されているので、なかなかすべてを
手にとって見ることができなかったけれど、
イベントに参加して、つくった人たちのプレゼンを聞くことで、
クリエーターの人たちの、個人的な思いからつくられた
マチオモイ帖に共感するところがたくさんあったことが
嬉しかった。(おじいちゃんとの思い出を振り返って、とか
子どものために故郷をつくっていきたい今の思い、など)



あと、滋賀から出展されているマチオモイ帖が
思った以上にたくさんあったことはとても嬉しかったし、
滋賀の皆にも、ぜひいろんなマチオモイ帖を見てもらいたいな、
という思いがふつふつと高まってきました。


(とよさと快蔵プロジェクトの「トヨサト帖」!!)


(滋賀エリアから出展されたマチオモイ帖がこんなに!)

できることなら、滋賀で展示&トークイベント!
のようなものを企画できたらなぁ、とワクワクしてます。
よたネット&他の出展者の皆さん、いかがでしょう???

その他、会場で撮った写真もFacebookにアップしたので、
ぜひご覧ください~。

雑穀と暮らしのカフェ 新念会

2012-02-25 | Min Blog
自転車仲間の南村さんに誘ってもらって、
ご自宅での雑穀仲間のランチ会(新念会)に
私も混ぜてもらいました!

アースキッチンたまやのひよちゃんが
つくってくれたランチはどれも美味しく、
雑穀料理ビギナーの私には、
「いったいどうやってつくるの!?」
「どうやったらこんな美味しくできるの?」
と感動の連続でした。



いただいたランチのメニューは
(私の聞き取り&メモが正しければ・・・)
・きんぴらごぼうのピザ(ピーナッツ味噌ソース)
・大根のピリ辛
・塩麹豆乳マヨネーズのサラダ
・重ね煮とモチキビのキッシュ
・ヒエ&蕎麦米ローフ
・高黍&蕎麦米ハンバーグ
・小松菜とキヌアのおひたし
・モチアワのコーンスープ
・玄米ごはん
でした。



集まっている皆さんも、それぞれ素敵な活動をしていて、
いい情報をたくさんもらいました!

夕方までに実家に帰るつもりにしていたので、
15時過ぎに一足お先に失礼してしまいましたが、
今後もいろいろ教えてもらえそうな
つながりができて嬉しいです♪

(というわけで、今は実家・浜松です~)

五環夜話with松本英揮さん

2012-02-24 | Min Blog
世界をチャリで旅するエコロジスト、
松本英揮さんをお招きして、
五環夜話を開催しました!!!

中野さんから「24日の晩に自宅に泊まってもらうので、
せっかくだから、能登川か彦根で開催できないかな?」
とご相談いただいたのが、ことの始まり。

子民家エトコロも候補に挙がったのだけれど、
せっかくなので、自転車つながりということで
五環生活の事務所、しかも引越しホヤホヤ!で
開催させてもらうことに。



県大出身の三木さんを棟梁(?)に
木で打ち合わせテーブルや棚をつくってもらい、
五環生活スタッフも床塗りなど頑張ってくれて、
プレオープンでは、素敵な空間に変身!


松本さんのお話では、映像とスライドにあわせて、
世界中で目にした先進的な取り組みや
宮崎を拠点に自ら実践されていることなどを
とても分かりやすく紹介していただきました。

今月初めに近江兄弟社小学校の生徒に
お話する機会にも同席させてもらったのだけど、
さすが今回は大人向け、さらにいろんな情報や
考えさせられるような投げかけもあり、
とても興味深く聞かせていただきました。


これまで五環生活につながっている人だけでなく、
遠く尼崎から参加してくれた人たちもいて、
けっこうマニアックなチャリ旅話でも盛り上がりました!



新しい事務所に、いろんな人が集まっているのを見ていると、
これからの展開を勝手に想像して、ワクワクします。

3月半ばにはお披露目イベントも企画していくそうなので、
今回逃した方も、お楽しみに!!!

Satish Kumar in Shiga

2012-02-23 | Min Blog
楽しみにしていた2月22日。Satish Kumarさん、辻信一さん、そして
ナマケモノ倶楽部のお仲間たちが滋賀にいらっしゃいました。

振替休日をとれたので、私も朝から上田さんに同行させてもらい、
会場準備、NHK取材のための滋賀見学ツアー、そして
夜の上映会&講演会の運営・・・と充実した1日を過ごしました。

数年ぶりにお会いしたSatishさんから発せられる一言ひとことには
Power & Loveがこもっているのを感じ、終始感動。

直前1週間、私は風邪で倒れていて何もできなかったので、
イベントがうまく開催されるかもとても心配だったのだけれど、
頼もしい実行委員会の皆さんの頑張りと、
200名近い参加者の皆さんのご協力もあって、
とてもアットホームでエネルギーあふれる集まりとなりました。

コアになって動いていた皆さん、美味しいご飯とおやつを用意してくれた皆さん、
本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。

朝一番で会場に諸々の荷物を運び込んだ後は、
サティシュさんに滋賀を案内するため
&NHKの撮影のため、坂本にある麦の家へ。



私もずっと気になりながら、行ったことのない場所だったので、
この機会に伺うことができて感動。

撮影の邪魔にならないように隠れつつ、
敷地内を見学させてもらったり、囲炉裏端でお話を聞いたり、
おいしいランチをいただいたり。



私たちは消費者になりきってしまっているけれど、
もっと、自分の手でつくりだせる人になることが大切。
つくることと使うことのバランスを自分の中でとれるように。

雇われて働くのではなく、自分で仕事を生み出して
生きていけるようになるといいね、なんていう話を
囲炉裏端でしたのが、とても印象的でした。




そのあとは、琵琶湖のほとりで、石鹸運動から始まる
滋賀県での環境活動についての紹介を。。。ということで、
守山の菜の花畑で、藤井絢子さんとの対話を撮影。
しているのを横目に、準備のため、先に会場に移動しました。



始まる前に琴の演奏があったり、座布団席もあったり、
こだわりのお弁当販売があったり、滋賀ならではの
おもてなしの雰囲気を、サティシュさんやナマケモノ倶楽部の皆さん、
そして参加してくれた皆さんにも感じてもらえてたら嬉しいなぁ。



その他の写真はFacebookのアルバムにアップしました~。

充実した日曜(^o^)

2012-02-19 | Min Blog
気になっている用事がざっくり同じ方角だったので、
浜大津こだわり朝市→京都キッズフェスティバル@同志社
→ソーシャルキッチンでランチ→エンディングノート@京都シネマと
充実した一日を過ごしてしまった。病み上がりなのにちょっとやり過ぎ?
でも充足度かなり高くてハッピー(^_^)

というTwitterへのつぶやきの補足。

浜大津こだわり朝市は、
エコ村でマーケットを立ち上げるために
弟子入りして、一昨年くらいまではほぼ毎月、
準備&片付けのお手伝いに参加していたんだけど、
なんと今回で100回目の開催!
最近はすっかりご無沙汰していたけれど、
久しぶりに遊びに行って、近況報告したり、
美味しいものを買い求めたりしてきました。

京都キッズフェスティバル@同志社は、
京都&周辺で子育てにかかわる団体が大集合。
子民家エトコロも出展していたので、
その様子を見に行ってきました。
この日のために間に合わせてつくった
活動紹介パンフレットを手にする人たち、
小麦粘土をつくって楽しそうに遊ぶ子どもたち。

他のブースでも、気になる団体にいくつか出会いました。

そして、同志社からすぐ近くにあるソーシャルキッチンでランチ。

前に何かのイベント案内でみて、「21世紀の公民館になりたい」
というコンセプトが面白そう!と気になっていたんだけれど、
カフェ担当の女性とお話してみたら、かなり波長が合いそうでした。
五環生活の新事務所の参考にもなりそうだし、
滋賀の農家さんと京都の食べる人たちをつなげる拠点として、
さらに面白い展開ができそう。ランチにいただいた
ポタージュスープセットとホットジンジャーもとても美味。

そして、エンディングノート@京都シネマ。
前回京都シネマで映画を見たときに予告編を見て、
「これは見なきゃ」と思ってました。
定年を迎え、さぁこれから!というときに
末期がんを宣告され、残された時間を
前向きに生きようとする父と
その姿を見守る家族を「娘」が描いたドキュメンタリー。
うちの父は突然だったので、こんな風に最期を迎えられたら、
どんなことをしたかったんだろう?とつい考えてしまう。


そんなこんなで充実した1日でしたが、
改めて先週風邪で倒れた意味を考えていると
(もし意味があるとしたら・・・だけど)
今週から、大イベントが立て続けにあるから、
その前にちゃんと休んでおきなさい、という
神様からのアドバイスだったのかもしれない、と。

相変わらず、寝ようと思うと咳が止まらないのが面倒だけど、
今日はそんなわけで、そろそろ寝る支度に入ります。
おやすみなさい。

『絶望の国の幸福な若者たち』

2012-02-17 | Min Blog
高坂さんのBlogで紹介されていて気になった
古市憲寿さんという27歳の若き社会学者の本を読んでみた。

たしかに「シャイでクールでクレバーで、でも何か飄々としながら温かい」
人柄がにじみでてくるような文体。特に脚注をじっくり見てると笑える。



格差社会のもと、大人からは「不幸」だといわれるけれど、
実際には7割近くの若者が現在の生活に「満足」しているそう。

「内向き」だとか「モノを買わない」だとか
いろんなことを言われるけれど、実際にはどうなんだろう?
と大人がいう「イマドキの若いもんは・・・」という要素を
バッサバサと切り捨てていくのが、気持ちいい。

・・・

「今、ここ」に生きる生活には満足している、というのは、
ある意味、「今日よりも明日がよくなる」と
素朴に信じることができない裏返しだともいう。

何らかの目的達成のために邁進するのではなくて、
仲間たちとのんびりと自分の生活を楽しむ生き方。
「今、ここ」の身近な幸せを大事にする感性だから、
「現在の生活に満足」している。

一方で、社会のために何かをしたい、このままではいけない、
という思いも抱えながら、ムラムラしている若者たちは、
普段は、変わらないメンバーと同じような話を繰り返して
「村々」しながら、それを打破するような「非日常」があれば、
「ムラムラ」してそれに飛び込んでいく。

・・・

筆者のいう若者に私も含まれるのか微妙だけれど、
たしかになぁ、と共感するところも多い。

前に勤めてた会社の社長が、私たち若手メンバーに
一皮むけてほしいと思っていて、あるとき
「今の若者には原体験がないのがいけないんや!」と
いろんな貴重な体験をさせてもらった
結果として、社長が期待したような変化はなかったようだけど。
(本人がそうぼやいていたので)

応援してくれるのに応えられないもどかしさも感じてたけれど、
その根本には、こういうそもそもの捉え方の違いがあるんだなぁ、と
この本を読んで、今までもやもやっと感じていたことが
ちょっとすっきりしたように感じた一冊だった。


滋賀大の中でムラムラしている若者一人でも多く、
コミットする具体的な回路を一緒につないでいけたらいいなぁ。

『日本で一番まっとうな学食』

2012-02-13 | Min Blog
風邪で寝込んでいる合間に読みました。

埼玉にある自由の森学園の学食の「まっとうさ」を
卒業生であり、農産物流通コンサルタントである
山本謙治さんが取材してまとめた本。

味覚が形成されていく中高生の大事な時期に
子供達が何をどんな風に食べられたらよいか、
設立当初からのいろんな試行錯誤が伝わって来る。

山本 謙治
家の光協会
発売日:2010-06-26



こんな学食のある学校に行っていたら、
私は今以上に食に関心を持っていたのかな?

身近にこの学校に進学予定の人がいるので、
あわよくば、のぞきにいってみたいと思ったり。