Min Dagbok

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肩書き抜きのかかわり方

2012-06-30 | Min Blog


西村さんのワークショップで印象的だったことの一つで、
終了後にジワジワと考えていること。

今回は事前のメールで、
「基本的に自己紹介禁止ルールでスタートしたいと思います」
との注意書きがあったので、うっかりと自分の仕事のことなんかを
話しすぎないように、と、皆ちょっと緊張しながら、
手探りで会話していた。

最終日の別れ際になって初めて名刺交換をして、
名前をどんな漢字で書くのか、とか、
どんな仕事をしているのか、とか
普通だったら最初に聞くようなことを初めて知ってみて、
改めて、西村さんが意図していただろう、
素敵な効果を実感した。

事前メールでも書かれていた、
「いまここにいる私とあなた
 というレベルで関わり始める数日間」は、
相手の言葉や表情や振る舞いや雰囲気、
いろんなところから人となりを掴もうとして、
本当に人そのものに向き合っていた感じがした。

それが名刺をもらって、肩書きを知ってみると、
「やっぱり!」と思うところもあり、意外なこともあり。

最初から仕事や肩書きを知っていたら、
質問する内容にも影響があっただろうし、
自分と相手のかかわり方が変わっていたかもしれない。
そんなことを感じて、なんとも複雑な気分になった。

できれば、いろんな勉強会に出るときも、
いきなり名刺交換したり、肩書きを明かしたりしないで、
懇親を深めてみたいんだけれどなぁ、と思うけれど、
なかなかこれを一般に持ち込むのは難しいかもしれない?

ともあれ、こんなかかわり方を実感できる機会もくれた
西村さんと参加者の皆さんに、改めて感謝。

『災害ユートピア』

2012-06-24 | Min Blog


訳文がちょっと微妙だったのと、事例紹介がすごく長かったし、
言いたいことがあまりまとまってない印象だったので、
読みきってはいないけれど、なかなか興味深い本だった。

原題は A PARADISE BUILT IN HELL
The Extraordinary Communities That Arise in Disaster

不幸のどん底にありながら、災害にあった人は
困っている人に手を差し伸べる。
人々は喜々として自分のやれることに精を出す。
見ず知らずの人間に食事や寝場所を与える。
知らぬ間に話し合いの場が生まれる。

そんな時にパニックを起こして、人災を広げるのは、
よく言われるのとは逆で、住民ではなくエリート。


この本では、アメリカの事例が主に扱われているけれど、
東日本大震災とそれに伴う原発事故でも
同じようなことが当てはまるんじゃないか?


数十年にも及ぶ災害研究で、自らの政治的理念はどのように
影響を受けたかと訪ねられたティアニーの言葉。

「人々の中にある自己管理能力や即時対応能力に、
以前よりずっと興味を抱くようになりました。
よく芸術家たちは、脚本や楽譜なしで、即興で演奏したり、
アドリブで話したりしているときのほうがいい仕事ができる
といいます。同じように、わたしはコミュニティの住民と
優秀な危機管理者の両方に、災害に際し、見事な創造性を
発見します。彼らは普段より柔軟になり、規則を破ります。
コミュニティを復活させ、生き物や人名を守り、
被災者の世話をするときには、非常に豊かな発想をします。
人々が脚本から逸れたときにこそ、めざましい出来事が起こるのです。」
(p178)

雑穀カフェの畑のその後

2012-06-23 | Min Blog
2週間前に開墾&種まきした雑穀カフェの畑の
成長の様子が気になって、他にもいくつか
気になる講演会なんかもあったんだけれど、
結局今日は、ヒロさんの家に遊びに行ってきました。

種まきしたいろんな雑穀は無事に芽が出て、
草抜きとともに、間引いていかなくちゃいけないくらい。

前回は小さすぎてまだ植えつけられなかった
エゴマの苗も立派に成長。小さなカマキリ君も発見!



午前中のうちに畑仕事を終えて、お昼ご飯の時間。
今日の持ち寄りは、豆料理系が多かったけど、
どれも美味しかった~。



私は前日に材料を買いに行ってる時間がなかったので、
去年漬けて保存しておいたラッキョウのしょうゆ漬けを持参。

午後からは、梅仕事。ヒロさん特製の梅ジャムをつくるのに
庭の梅の木から落ちてくる完熟梅を拾って、きれいに
洗って、痛んでいるところをとって・・・。
そんな地道な作業をしているうちに、おやつの時間に。

いつも食べてばっかりだなぁw



(今年の?)梅サイダーも試飲させてもらいました。
ほんのりピンク色でかわいい&美味しかった~。



夕方になり、まだまだ作業を続けている人たちを残して、
私は一足先に帰宅しました。

美味しいジャムがたくさんできますように!

『呪いの時代』

2012-06-22 | Min Blog
少し前に、県内大学の地域連携関係有志で集まったときに
立命館の山口先生から紹介していただいた本。

「内田樹」節がけっこう好きな私にとっては、
ツボにはまる話がいろいろあった。



帯に書いてあったメッセージを引用:

ぱっとしない自分?
はい、しょうがありません。
自らを呪うことなく、
ありもので回していきましょう。

他人を呪うことは、自らを呪うこと。
「ほんとうの私」なんてどこを探してもいない。
そろそろ、ありのままの自分を受け入れて、
もっと自分を愛そう。そして他者にも
祝福の言葉を贈ってみよう。


何かを創り出すための「呪い」というものはなくて、
「呪い」は破壊することを目指す。
どうして破壊することが優先的に選択されるかというと
創り出すよりも破壊する方がはるかに簡単だから。
「変化」の絶対値だけをとれば、破壊の方が創造よりも
はるかに大規模で印象的な出力をもたらす。

・・・身の丈に合わない自尊感情を持ち、
癒されない全能感に苦しんでいる人間は、
創造的な仕事を嫌い、それよりは何かを
破壊するような生き方を選択する。(p17-18)

という考えを基盤に、日本の政治家のあり方や、
海外の文化技術の取り入れ方という大きな話から、
婚活や就活の底流にあるイデオロギー、
草食系男子の無意識の戦略?まで、
内田先生独自の主張で解説してくれる。

思いもよらない考え方にびっくりしつつも、
そういわれるとたしかにそうかもしれない、
と納得してしまうところも多々あり。

原子力の扱いについての考え方(第10章)も
すごく興味深かった。

雑穀甘酒がおいしい!

2012-06-21 | Min Blog
3月の農家アート祭で、七本槍×みたて農園の麹を
買ったのをきっかけに、塩麹だとか甘酒にはまってる。

おなじく最近はまっている雑穀料理と組み合わさって、
雑穀甘酒をせっせとつくってる。

なんたって簡単だし、砂糖なしでこんなに甘いなんて!!

いろんな雑穀を混ぜたご飯を炊いて、
麹とお湯と一緒に炊飯器に入れて、
保温状態で十数時間おいておくだけ。

暑くなってきてから、普通の甘酒の飲み方だけじゃなく、
豆乳でわって、冷たくして飲んだり、
凍らせてシャーベットにしてもオイシイ!



キャリアデザイン論×ウエダ本社

2012-06-20 | Min Blog
毎月ダイアログBARの会場としてお邪魔している
ウエダ本社の方々に、キャリアデザイン論の授業で
お話していただきました!



遠路はるばる、しかも3名でお越しいただいて、
本当にありがたい。

「京都流議定書」や「女子シャイン☆Lab」といった
独自の取り組みや、転職でキャリアを積み重ねていく働き方、
営業職のやりがいなどについて、個々人の思いも語っていただいて、
学生にもとても刺激になりました。
「すごく視野が広がった!」との感想も。

来月のダイアログBARでは、岡村社長のお話も
じっくり聞けるとのこと。楽しみです♪

ドリームマップ

2012-06-19 | Min Blog
数週間前のキャリアデザイン論で、みんなに
「ビジョンコラージュ」をつくってもらったけど、
その後、似たようなコンセプトで、子どもたちと
「ドリームマップ」をつくる授業をしている方の本を読んだ。



あちこちの小学校で展開される1日がかりの授業の
プロセスや、子どもたちの反応を読んでいると、
なんだかワクワクしてくる。

私が小さいときに、これに参加してたら、
どんなのをつくったかなぁ、なんて、想像したりして。

この前やったのと大きく違うのは、2つあって、

やりたい仕事を中心に、
自分が欲しいもの(家、車、持ち物)
なりたい自分(性格、趣味、特技、好きな言葉)
笑顔にしたい周りの人(友だち、仲間、家族)
こうなってほしい社会(日本、世界、地球)
という描き方。

先に、自分の夢を思い描いて下書きした後、
仲間同士でインタビューをして、それから、
コラージュをつくり始める、というプロセス。

もう1回、授業の最後2コマでやってみようと
思っているので、そのときに活かせたらいいな。

素敵な夜食

2012-06-18 | Min Blog
最近、五環生活の運営委員会に参加するたびに、
腹ぺこのまま夜遅くまで続くのに配慮してか、
女子スタッフが軽食を用意してくれるのが嬉しい。



今夜は、卵入りのホットサンドに、
おまけでShop Madreのヨシオくん
(ヨシ入りの米粉クッキー)も!

あいにく出席者は少なかったけれど、
実り多い話し合いができました~。

リトリート@もりのいえ

2012-06-17 | Min Blog
GWの視力回復合宿でお世話になった
岐阜のもりのいえに、再び滞在。

今回は、吉本ゆりさんによるリトリート企画。
「自分に帰る旅」とサブタイトルもあったけど、
まぁさんがブログで書いてくれていた
「普段の暮らしから離れて、自分を見つめる機会」
という説明という方がしっくりくるかなぁ。

ここ10数年、私なりにいろんなことに頑張ってきたし、
それなりに成果として蓄積されてきたとは思うけれど、
なんだかしっくりこない感じがするのは何だろう。
そんなモヤモヤに向き合う時間と場所があるのも
いいかなぁ、くらいの軽い気持ちで参加した。

感情の「地雷」を意識的に踏むシェアリング、
心を柔らかくしてくれるユリさんの歌、
自然に囲まれて居心地のいいもりのいえ。
そんな中で、想定外にいっぱいボロボロ泣いて、
どっと疲れたのと同時にすっきりした2日間。

私にとっての転換点は、自分でも分かっていたけど、
まだ未消化な感情をこんなに強く抱えてるとは
全然思ってなかった。全部を今回消化できたかは
分からないけれど、何かが変わりそうな気がする。

 ・ ・ ・

先日、エンパブリックから届いたメールマガジンの
編集後記に書いてあったことも、今回のリトリートに
通じるところがあるような。

~~以下、引用~~

先日エンパブリックのツイッターでもつぶやいたのですが、エンパブリックで
は、モヤモヤした思いは「対話で解決!」となり、社内の人が積極的に「話、
聴くよ」と言ってくれます。これは本当に貴重な環境なんだな、と最近あらた
めて思います。
思い返せば私も以前の会社では、「私の今の働きは誰の役に立っているのだろ
う?何のために競争しているのだろう?」というモヤモヤを会社の中ではもち
ろん、親しい友人に対してすら「口にすることもできない、そもそも自分のこ
の違和感をがわかってくれそうかもわからない」という状態だったことを思い
出しました。慣れというのは恐ろしいものですね^^;

女子会的朝食

2012-06-16 | Min Blog
カメラのデータを整理してたら、
先日、お泊り女子会したときの
朝ごはんの写真が出てきた。



前夜の残りのサラダとか、
買い過ぎたデザートとか、
そんなものが並べてあるだけだけど、
丸いテーブルにきれいに並べられると、
なんだかワクワクする感じ♪

次に集まれるのは、いつかなぁ。楽しみ(^^)

・・・

夜の部は、私には珍しく、
写真を撮りそびれました。