Min Dagbok

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孫による展覧会ツアー

2013-06-30 | Min Blog
数年前にエコ村つながりで知り合った
ヒヤマさんから久しぶりに連絡をもらい、
京都国立近代美術館の特別展を
案内してもらった。

青木繁・岸田劉生らを支えたコレクター、
芝川照吉コレクション展。



芝川照吉さんは、ヒヤマさんにとって、
おばあちゃんのおじいちゃんだそう。
ずっと家に大事にしてきたコレクションを
昨年、美術館に寄贈することを決意されて、
開催されることになった、この展覧会を
ぜひ知り合いにも見てもらいたい、というわけで、
孫の視点で巡るツアーを企画提案してくれたのです。

コレクション展ってどんなものか
正直なところ分かっていなかったけれど(^^;
寄贈者のお孫さんの視点で案内してもらえる、
というのが興味深くて、しかも、
美術に普段あまり親しみがない人も大歓迎!
というお誘いの言葉に惹かれて、参加。
ご一緒したヒヤマさんのお友だちの視点も
なかなか面白くて、とても楽しい数時間でした。

いろんな作品を見て回る中で、たとえば、
「この絵は、色合いが怖くて、
 飾ってある部屋にはなかなか入れなかった」とか
「このお盆や器は、家でも普通に使っていた」とか。

日常の身近なところに芸術があったというのが、
なんだかとてもいいなーと。

照吉さんの、有名になりそうな作品だけを買うのではなく、
無名な時代の様々な作品も買い支えてあげていたり、
留学や展覧会開催の費用も出していたそうなので、
パトロンというか、サポーターと言った方が
よさそうな、本物の応援っぷりが、印象的だった。

そのあと、みんなでお茶しに行った
& noma cafeもとても素敵な空間でした。



素敵な時間をプレゼントしてくれたヒヤマさん、
ほんとうにありがとう~。

ビワスズキを食べる会

2013-06-29 | Min Blog
「ブラックバス改め ビワスズキを食べる会」
ものすごい盛り上がりでした!!!

すいらんの杉本さんに教えてもらって、
前々から楽しみにしていたのだけれど、
参加希望者が多すぎて、会場を
尾賀商店から酒遊館に変更しての拡大開催。



ブラックバスの問題に、なのか、
この楽しそうなアプローチに惹かれて、なのか、
私の知っている人もたくさん参加してました。

釣り人にとっては、キャッチ&リリースで
湖に戻すことをルールにしてきたものだけど、
今は漁師さんに委託して駆除してもらい、
回収したものを、産業廃棄物として処分したり、
広島まで持って行って、魚粉として
加工してもらっているらしい。

捨てられる運命にあるブラックバスだけど、
食べるとふつうにおいしい。捨てないで、
利用できないものかという思いをもった
いろんな人がつながったイベントでした。



料理研究家の堀田祐介さんを中心に、
すいらんの杉本さんなど、調理チームが
創意と工夫を凝らして出来上がった
試食プレートがこちら↓




お品書きは、
・ビワスズキのフリット
 米粉をメインとした衣に、ローズマリーなどのハーブで香りづけ

・ビワスズキのツナ
 オイルで炊いたものをほぐして、ズッキーニを混ぜ、
 高島市安曇川で採取した自生のマスタードを添えてます

・古代米のおにぎり

・ビワスズキの白みそ煮つけ
 玉ねぎとみりんで煮込んであります

・パウンドケーキとコメコさん
 琵琶湖のヨシ粉入り!



どれも美味しかった!

ゲストとして来られていた山崎亮さんのコメントも、
さすが秀逸でした。井口さんの指導教官としての
あたたかい視線も面白かった(笑)



デザイナーを取組に巻き込むことの意義や
注意事項をこんな風に語ってくれました。

①このような取り組みをするときに
必ずメンバーに「デザイナー」を入れてください。
パッケージデザインという意味ではなく、彼らは、
バックキャスティングでものごとをとらえ提案してくれる。

②地域の方と足並みをそろえる。
ゆっくりと進むその時間を待てるか。

③小さく生んで、育てる。
無理があると数年で力つきる。
生産者本位で良い。あせらないこと。

琵琶湖博物館の中井さんが紹介してくれた
ブルーギルでつくった魚醤
「コナンプラー」も気になるなぁ。

私はもっぱら食べる専門だけど(^^;
いろんな形で、琵琶湖の豊かな恵みが
守られ、活かされていくことを願います。


~~~以下、告知文~~~



みなさんご存知ブラックバス。
琵琶湖の生態系を脅かす害魚として
もはや説明不要ですね。
キャッチ&リリースで湖にもどすか、
産業廃棄物として棄てるか…。
現状、ほぼ棄てられる運命にあるバスですが、
実はとっても美味しいのです!

料理研究家の堀田裕介は、
イベントでバスを調理する毎に
会場が笑顔で一杯になるのを見て思いました
「バスは美味しい、棄てずに食べよう」。

漁師・中村清作は、缶詰や薫製など、
バスの可能性を探っています。

そして、今春芸大を卒業した井口香穂は、
卒制を機に「BBcooking」を立ち上げ、
釣り人たちにバスソテーを振る舞う
アクションを続けています。

この度、そんな“バス好きな”彼らが出会い、
酒遊館にて料理を披露。まずはイメージを一新、
ブラックバスから「ビワスズキ」と改名。

ゲストにコミュニティデザイナーの山崎亮さんを
お招きして、琵琶湖の生態系について
美味しく語り合いたいと思います。

メンバー  堀田裕介 料理研究家
      井口香穂 BBcooking     
      杉本宏樹 古代米すいらん(尾賀商店)
      藤川真知 管理栄養士
      中村清作 漁師  
進行    タカザワケンジ
ゲスト   山崎亮(スタジオL)http://www.studio-l.org/

開演 18:00 (開場 17:00~) 終了 20:00
会費   1500円
会場   酒游舘 http://www.shuyukan.com/

カタリBar×中島さん

2013-06-28 | Min Blog
今夜は陽子さんが主宰するBar Nagarajaの一企画として
「カタリBar」が子民家エトコロで開催されました。



前回は、近藤先生が聞き手となって、
うちの向かいのアトリエ・オクハシの
奥橋先生の若い頃のあんな話やこんな話を
聞かせてもらったのだけれど。

今回は、私が聞き手となって、
ご近所・中島酒店の旦那さんの奥深い話を
じーっくり聞かせてもらいました。



もともと大阪出身なのだけど、
どんなご縁で、能登川の酒屋さんに
婿入りしたのか?とか、

もう一つの顔、行者さんとして
どんな修行したり、いろんな人の
悩み相談に乗ったり、という話とか。



奥さんの同級生だという
ご近所のおっちゃんたちも来てくれて、
観客からのツッコミもおもろかった!

ご近所には知らないだけで、
オモロイ人や場所がいっぱい
潜んでいるのかもしれない(笑)

※写真は、近藤先生が撮影して
エトコロFBページに載せてくれたものを借用。

物々交換

2013-06-27 | Min Blog
ほぼ毎週顔を出していたトシハルマルシェ
ついに私も本日、物々交換を達成!

交換したのは、
一昨年の夏、ミシガン州立大学への語学研修に
引率で出張したときに、大学生協を探索していて
見つけた、エコでおしゃれなスピーカー。



見た目は気に入っていたのだけれど、
そんなに出力は高くないので、
結局ほぼ使わないまま押入れの中に…。

この前、片づけをしてるときに掘り出して、
トシハルマルシェに出品してみることにしました。

せっかくだから、物々交換で何かもらっていこう、と
島根の玉造温泉の「湯の花」(非売品)を。



私が悩んでいるうちに、スピーカーにも貰い手がついて、
あっという間に物々交換が進んでいきました。

トシハル君の記録によると、

②「天然 湯の花(非売品)」⇔「おしゃれスピーカー」
直前に交換した「天然 湯の花(非売品)」と
「おしゃれスピーカー」との交換。
こうしたスピードを体感するのがクセになりそう。


とのこと。

思いつきだけで始まったように見えた
トシハルマルシェだったけれど、
着々とお客さんやファンが増えているし、
一緒に仕掛ける仲間も増えているし、
何より、ちゃんとBlogで記録をつけたり、
物々交換してくれた人たちに
アンケートをとっているのがえらい。

どうやら卒業論文のテーマでもあるらしいので、
どんな発表になるのか、楽しみです♪

本気で向き合う10%

2013-06-25 | Min Blog
昨日、須藤シンジさんを招いた
「白熱教室」の3回目が終了。

講義でのコミュニケーションでも、
プロジェクト科目での企画への取り組み方についても、
かなり本気で喝を入れてくれたけれど、
学生たちはどんな風に受け止めているんだろう?

今朝、須藤さんがFacebookにアップしてくれていた
昨日のメッセージに集約されていたので、以下転載。

滋賀大学 経済学部の皆さんへ。

長いようで、あっと言う間でした。
プロジェクト科目の補講がもう一回残っていますが、
上期の授業は昨日で修了。
殆どの諸君とは、これでお別れです。

学生の特権。

それは、法に触れない限り大方の失敗が
許されることだと思います。
失敗が、許される。これは最大の特権です。

もちろん、社会人ビギナーの頃も、
運が良ければ失敗を許してもらえるかもしれません。
ただ、部署や、はたまた会社や日本が
それまでもつかが定かではありません。

残された日々、多くの失敗をすべきです。
今ある知識を脇に置き、情報を捨て、
インプットを止め、まずはアウトプットを優先させるのです。

では一体、失敗から何が学べるのか?
賢いと自負している諸君の声が聞こえます。

もはや日本に模範回答は存在しないと思っていいでしょう。
暗記ではなくリアルな現実からこそ導き出せる答え。
それは「答えがひとつではないことを知る」ことです。
残念ながら教室に座っているだけじゃ、
もはや解らないと思われます。

将来の君を助くるのは、今日の君自身です。
未来の日本を助くるのもまた君なのです。

ようこそ!
答えがひとつじゃないことを心体で学ぶ旅へ。

当分、帰って来なくていいだろう。

後は旅立つのみ。

行け。



私も大学で教えるようになって
(というか学びの場をつくるようになって)
早2年ちょっと。いろいろ悪戦苦闘しながらも
学生のチャレンジを応援してきたつもりだけれど、
思い通りに行かないことも多くて、学生に対して、
あきらめてしまっているところも多かったかもしれない、
と反省。とはいえ、なかなか全力で向き合っていても
報われないんだよなぁ、と思っていたら、
今度は最近いろいろ示唆をもらっている
パタゴニアの但馬さんの素敵なメッセージを
これまたFacebook経由で発見!


Vincentが色々な講演で言っていたフレーズ。

「毎日の90%以上は取るに足らない、こなさなければ
ならない用事をかたずけるのに費やされてしまう。
残りの10%で何をするかでどんな人生になるのか、
自分が生きる世界がどうなるのか、が決まっていくんだ。
10%にフォーカスして取り組んでいこう」

90%をこなしていくなかで、結構ゲンナリして
動けなくなってしまうこともある。
この10%があることを意識して
持久力と瞬発力を意識しないといけないな。


私にとっての10%がどこなのかを意識しながら、
着々と90%もこなしていきたいなぁ、と思う今日この頃。

P.S. なんだか「Majiで恋する5秒前♪」みたいなタイトル(笑)

『つながりの仕事術』読了

2013-06-24 | Min Blog
以前から気になっていた
「コワーキング」について、
日本でも先駆的に場を運営してきた
著者たちによる新書を読了。



最近、キャリアデザイン論で、
女性の働き方をテーマにしているからか、
子育て世代が働きやすいワークスタイルは
どんな形なのだろう?というのが
どうにも気になる。

子民家エトコロでも、
保育所としての展開を検討してるけど、
コワーキングスペースっていうのも
ありじゃないのかな??

この本で紹介されていた数々の事例の中で、
保育所と提携しているJUSO Coworking@大阪のことは
以前から知っていたけれど、この本で新たに興味を持ったのは
介護家族と子育てママの社会復帰支援をしている
東京の一般社団法人エッグシェルのZEN Coworking。

残念ながら大家さんの都合で
今月中には閉まってしまうらしいのだけれど、
ママーキング」という名称で展開されている
子育てママ向けのサービスは他のスペースと連携して
続いていくそう。一度話を聞きに行ってみたいな。

冒頭に「パーティするように仕事をしよう!」
という著者のメッセージもあったけど、
コワーキングは、別の本で見た
「気軽にまじめな話をできる場づくり」
に通じるところもあるかもしれない。

引き続き、気になるテーマとして
追いかけていきたいなー。

田中優的身の立て方 vol.3

2013-06-23 | Min Blog
優さんの「身の立て方」講座もあっという間に最終回。

前回のチーム分け&課題で、私たちは
「めっちゃいい感じのサバイバル学校をつくろう!」
ということで、事業化に向けての検討を進め、
(でもやっぱり平日の間は思うように
 グループでの検討は進まず・・・)
当日、講座の開始1時間前に集合して、
いろいろ話して「えいやっ」とプレゼンしました。



その模造紙が、こんな感じ↑

穴ボコだらけな提案だったけれど、
他の参加者の皆さんや優さんから、
いろいろコメントやアドバイスをいただき、
その的確さに「なるほどー」と唸ったのでした。

他のチームは、それぞれの思いがうまく1つにまとめられない
ままに終わってしまった印象を受けたコミュニティづくりの計画と、
ばっちり事業化への道筋が見えていて、もし滋賀県界隈で
実施されるのなら、私もぜひ巻き込まれたい感じのシェアハウスの計画。

みんな、限られた1週間という時間の中で、頑張ったなー、
でも、もともとの事業化のセンスや経験の有無は
かなり影響大きかったなー、という感じ。

私はたぶん、お金の算段があんまり得意じゃない
(というか経験がない)から、
やりたいことにどれくらいのお金が
必要なのかわからないのが弱いところ。
事業化が得意な人とうまくパートナー組めるといいなー!

お昼ご飯は、会場となったモモの家で
おいしいカレーを注文させていただきました。



注文用紙も手書きですてき♪



午後の部は、個人の計画の発表をしてもいい、
とのことだったので、前から気になっていた
コワーキング・スペースのことを提案してみました。

漠然と考えていたけれど、こうやって人前で話すと
一歩前に出れそうな気がする。

その後の、優さんの後押しレクチャーも
とても興味深かった~。

3回の講座を通してのインプットがたくさんあって、
まだ消化中&Blogではとても書ききれないけれど、
徐々に私のアウトプットの中に盛り込んで
活用していきたい!


森のすまうと:三浦豊さん

2013-06-22 | Min Blog
Base for Rest&satosatoの企画で、
森の番人・三浦豊さんをゲストに招いた
ヘムスロイド村の森を楽しむ会に参加!



拠点をここに移したばかりの
Base for Restもとても素敵な雰囲気に
仕上がってました♪



今回の企画を聞いて初めて
三浦豊さんのことを知ったけれど、
考え方や取り組み方がとても素敵でした。

ヘムスロイド村には、そもそも
こんなにたくさんの種類の木が
植えられているそう。



森の中の気になる木を1本1本、
説明してもらいながら、巡ります。



お昼ごはんは、自分でピタパンとアジアンつくねを
焼いて食べるというのがとっても楽しかった!



午後はちょっと足をのばして、近くにある神社の
とっても大きな椋の木に出会いに。
すごくいい気を感じられる場所でした。



…たくさん撮った写真を見ていて、
早くも木の名前がうろ覚えなのが悲しい…(^^;
でも、少しずつ、自分の好きな木の感じや森の感じを
掴んで楽しんでいけたらなーと思った一日でした。

写真は撮りそびれたけど、
夜ごはんの支度をしてるときに
パン(ナン風)を焼きまくったのも、
とっても楽しかった!

○ ○とaeru♡

2013-06-20 | Min Blog
ゆっき~企画で、“0から6歳の伝統ブランドaeru”を発信したり、
和のコンシェルジュとしても幅広く活動している矢島里佳さんの
お話を聞きながら、ホンモノを体験する会が、
子民家エトコロで開かれました!

ホンモノの器・食べ物・灯り・花、そして里佳さんのお話、
心に、そして五感に、とっても響いてくる夕べでした♪

最初は、いつも通り炸裂するゆっき~ワールドに
みんな微妙に引き気味だったりもしたけれど(笑)



丁寧に1つ1つの食材を扱う魚石・瀬海さんのお料理と





それを和えるの器に盛り付けていただくという趣向や



うっとりするような和ろうそくの灯りに包まれて



とても贅沢な時間を過ごさせてもらいました。

上川さんの手づくりジンジャージュースも
スパイシーで美味しかった!



りかさんが前から注目してた守山の
ローズファームケイジでいただいたという
こちらの花束もとっても素敵&いい香り。
和バラにこだわって栽培しているところが
こんな近くにあるなんて知らなかった!



そして最後は、みんなで記念撮影。
滋賀発のaeru商品が続々と生まれていくといいなー。


Dialogue with Patagonia

2013-06-18 | Min Blog
京都・東本願寺岡崎別院で開催された
「ダイアログ with パタゴニア: 責任ある企業について話そう」
とその後のHUB Kyotoでの打ち上げに参加してきました。

少し前にパタゴニアの但馬さんが講師をしてくれた
ソーシャルメディア活用セミナーで話を聞いて、
「やっぱりパタゴニアってすごい!」と思っていたのだけれど。

今回は、パタゴニア本社の副社長であり、
創業者、イヴォン・シュイナードの甥である
ヴィンセント・スタンリーさんのお話を聞いたり、
実際に関西のパタゴニアのお店で働いている
スタッフの皆さんとのダイアログを通して、
パタゴニアの本質的かつ革新的な事業のやり方や、
スタッフの皆さんが仕事もプライベートも
イキイキと充実させている様子を知ることができて、
とても興味深かった。

会場となった東本願寺岡崎別院に
なんと250人もの人が集まっていたそうで、
講演もダイアログはなんとも熱い光景でした↓





続いて、HUB Kyotoのプレオープニングも兼ねた
打ち上げに参加。ここでもスタンリーさんは
熱いメッセージを伝えてくれました。



海士の食材を使った美味しい料理の数々。
また「かってにAMAカフェ」をするときの
参考にさせてもらおう~。
(青字が海士の食材だそうです)

  
  
 

料理してくれたお二人+主催者の桜井さん↓


巡の環ののぶくんからのプレゼンもありました。


最近、すごい勢いで人とつながったり、インプットをもらったりしているけれど、
ちゃんと昇華(消化?)して、アウトプットしていきたいなー。