チャレンジャー (Challenger) は三菱自動車工業が生産しているSUV
現在は海外専売車種 日本でも1996年から2001年まで販売が行われていた
1996年7月発表販売開始 エンジンは3Lの24バルブV6エンジン(6G72型・185馬力)
2.8L4気筒ディーゼルターボエンジン(4M40型・125馬力)
2.5L4気筒ディーゼルターボエンジン(4D56型・105馬力)駆動方式はスーパーセレクト4WD
2代目パジェロをベースにし パジェロロングからサードシートを取り去って
乗用車的な低いスポーティーなボディを被せたもの
当時では珍しくリアドアにスペアタイヤを装着していないSUV
スペアタイヤ有り仕様はリアウインカーが2つ付いている
1997年・1998年にはダカール・ラリー(通称 パリダカ)に参戦、増岡浩が搭乗して2年連続総合4位
プライベーターがバハ・ラリーに出場したこともある
もう国内発売終了して10年以上経つSUVです 中古市場でも若干在庫はありますね
パジェロほど本格的な悪路走破性なく ブランドイメージも低かったですがさほど値崩れはしていません
室内写真は載せていませんが トランスファーレバー以外では ギャランかディアマンテのような乗用車のまんま
スタイルはハイラックスサーフに酷似しております 挿入動画は海外輸出仕様ですよ
変なハイソカーより SUVのほうが好感や愛着持てるのですが
三菱はたまにヒット出すものの ある意味不運なメーカーともいえるでしょう
関連会社のふそうリコール隠しが明らかになり 企業イメージは一気に低下
乗用車の販売台数が落ち込み 工場が閉鎖になったのも有名な話ですから
で ベースとなったパジェロも ブレーキの不具合・車軸の劣化で
重大事故引き起こしてます(新聞沙汰にはなりませんでしたが)
そんなクロカンブームも終息しかかった中 登場したこのチャレンジャー
今ひとつインパクトに欠け セールス的には不発でしたね
アクの強いスタイリングにして アメリカナイズさせれば 一定の成功収めたかもしれません
最近電気自動車分野にも果敢に取り組んでいますが リチウムバッテリーの不具合による
プラグインハイブリッドSUV(アウトランダー)のリコール問題には歯切れの悪い対応ぶりなので・・・ここも不運だが(^^;
ともかく個人的には ここ20年くらいで マツダとスバルが一番商品力(魅力)を上げていると思ってます
三菱も改めるべき点は改めて 復権することを自動車ファンとして願うのみ
繰り返しますが 少なくとも このチャレンジャーは
中古でそんなに値崩れ起こしてないのですから (潜在的なファンが多い証拠です)