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風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

珍回答

2005年02月19日 | 清水ともゑ帳
子供の珍回答には、ただただ笑ってしまうものが多い。
と、同時に、こんな柔軟な頭があったらなぁとうらやましく思うことがよくある。

先日、友人が家に来たときに、娘さんのこんな話をしてくれた。
国語のテストで、どうしても書けなかった漢字の問題が二つがあり、それは「湯」と「神社」だったそうだ。
テストの提出時間が迫る中、苦し紛れに彼女は書いた。
まず「湯」は、三ずいにマークを書いたそうだ。
もう一つの「神社」は、示すへんに鳥居のマークを書いたという。
友人は、娘さんの解答用紙につけられた大きな赤い二つのバッテンを見ながら、
お腹を抱えて笑いつつ、複雑な心境だったそうだ。

かなり前だけれど、別のところで小学生のこんな話も聞いたことがある。
「次のカッコの中にこたえを書きなさい」に対して、答案用紙の( )の中すべてに
「こたえ」「こたえ」と書いてしまったこととか、
「りんごが5コありました。3コ食べました。いくつのこったでしょう」に対して、
「おいしかった」という答え。
どの答えも私はすごく好きだ。

この前も子供のちょっとした言葉にはっとさせられた。
私の住んでいる静岡市には「千歳町」(ちとせちょう)という地名がある。
その住居表示を見た子供が、「この町の人は千歳まで長生きするの?」と訊いてきた。
この地名が「せんさい」とも読めることすら、私の頭にはなかったので、子供の質問の意味が
すぐにはわからなかった。
北海道の「千歳空港」、七五三の「千歳飴」、「ちとせ」以外の読み方を
私はしてみたことがなかった。
ふだんあまり子供と接することがない私には、とても新鮮な出来事だった。
子供ってすごい!
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