墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

なぜ地震?

2005-08-22 20:50:14 | 駄目
 なぜ、最近、大地震前兆みたいな噂が飛び交うのか?

 全てを壊したいと考える人が多いのはわかる。俺も、ぜひ首都機能壊滅のあかつきには、なまいきな女子高生の一人も犯してみたいと考えるよ。たぶん、無理だろうけど。長年のオタク生活ですっかり海綿体はやわやわだ。嫌がるまんこに挿入できるほどのかたさはない。

 俺さ、想像力のかたまりだからさ、破壊の後の再生の七面倒くささを考えたら、なにもないのが一番だと思うよ。
 自分が現実で冴えないからって、現実の破壊を望むのは、現実を妄想で犯しているだけなんだよ。
 自分の妄想に誇りを持とうよ。


徒然草 第二十七段

2005-08-22 20:13:15 | 徒然草
 御国譲りの節会行はれて、剣・璽・内侍所渡し奉らるるほどこそ、限りなう心ぼそけれ。
 新院の、おりゐさせ給ひての春、詠ませ給ひけるとかや。
  殿守のとものみやつこよそにして掃はぬ庭に花ぞ散りしく
 今の世のこと繁きにまぎれて、院には参る人もなきぞさびしげなる。かかる折にぞ、人の心もあらはれぬべき。

<口語訳>
 御国譲りの節会(天皇が皇太子に位をゆずる時に臣下の者どもに酒宴を賜る儀式)行われて、剣・璽・内侍所(草薙の剣・八坂瓊の曲玉・八咫の鏡)渡し奉られる時こそ、限りなく心ぼそかった。
新院(新しく隠居した、先代の天皇の事。花園上皇を指す)の、おりゐ(退位)なされ給いた春に、詠まれ給いたとか。
 殿守の とものみやつこ よそにして 掃はぬ庭に 花ぞ散りしく
(お掃除の 役人どもは 他所に居て 掃かぬ庭に 花がちらばる)
今の世(現在の天皇)のことが繁き(忙しい)のにまぎれて、院(引退した花園上皇のお屋敷)には参る人もいないのがさびしげである。このような時にこそ、人の心はあらわれるのだろう。

<意訳>
 花園上皇が、後醍醐天皇に、天皇の位をおゆずりになる、御国譲りの節会が行われた。花園上皇が、三種の神器を新天皇におゆずりになられた時には、なんか悲しかった。
 花園上皇が退位なされた年の春に詠まれた歌である。
「殿守の とものみやつこ よそにして 掃はぬ庭に 花ぞ散りしく」
 意味は、新天皇の世になり、誰も自分の屋敷の掃除に来てくれない。花なんか、もう散りまくちゃって庭中に敷きつめられたようだ。という意味だ。
 寂しきご様子がうかがえる。誰かレレレッと掃除してやんなよ。こんな時にこそ、人の心があらわれってるもんだぜ。

<感想>
 兼好法師の時代にゃ、身分によるしばりが確実に存在したのであろう。花園上皇に同情いたしましたんでボランティアで、お庭の掃除にあがりました。なんて事は絶対に許されなかったんだろう。掃除は掃除をする身分の者でなければ、けしてしてはいけない行為だったのだ。というか、その当時の人達はみんな、そう思い込んでいた。
 ま。それはともかく、花園上皇の御退位は1318年2月26日。この時の兼好の推定年齢は36歳なのだ。定説の、兼好は「徒然草」を、37歳までに、序段から32段までを書いたと言う説は、かなり確信をついてると言えよう。
 37歳か。俺も今年で36だ。
 それは、またもやともかくとして、意訳はともかく、本文の文章は少しブルー入ってる。
 なんか、嫌な事でもあったのかなという文章だ。










原作 兼好法師

現代語訳 protozoa

参考図書
「徒然草」吉澤貞人  中道館
「絵本徒然草」橋本治  河出書房新書
「新訂 徒然草」西尾 実・安良岡康作校注 岩波文庫
「徒然草 全訳注」三木紀人 講談社学術文庫


二十五段の感想(BlogPet)

2005-08-22 10:01:34 | こうさぎ
ネットで大きい見切りとか、ただとか、お別れし、序段から、あえて間違いを犯すのを承知で各段執筆しなかったよ!(補足)
二十四段で、憧れのであろうか
そう、考える事であると書かれた華やかな宮廷とおセンチを反省すればよかった?
明日、年齢を推測できる
35~
35歳までに執筆された華やかな宮廷とお別れし、テキストに「徒然草」
解読開始当時の年齢を書くと、序段から十八段までは、テキストに「徒然草」
の研究本を読みはじめて、「過去の宮廷生活に「徒然草」
解読開始当時の年齢を推測できる
30~
37歳未満
そして二十四段までは出家前の26~
と、おいしが思ってるの。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「おいし」が書きました。



2005-08-22 06:11:24 | 携帯から
朝、小雨がふり、西の空にグルリと大きな虹が出ていた。虹の周辺はオレンジに染まり、その根元は多摩川を超え、はるか八王子の山々からのびている。綺麗だが、不吉だと感じてしまった。

今朝はくもりで風がある。虹は、雲の隙間から顔を出した太陽による、一瞬の奇跡であった。