発行日 2006年5月25日(木) 発行・文責 長坂 徳久
【弟子だからこそ、伝えたいんだ!】
・選手になるな、指導者になれ。
・選手をつくるな、指導者を育てよ。
開祖・宗道臣先生の言葉です。ここでいう指導者とは、ふたつの意味があると私は理解しています。
①少林寺拳法の指導者
②社会のリーダー
②の社会のリーダーということは、学校や会社、地域社会でのリーダーという意味であると考えます。 さて、果たして、橋本西支部では、このようなリーダーを育てることができているのでしょうか? また、リーダーは育っているのでしょうか?・・。 育っているようにも思うし、まだまだ育っていないようにも思います。そして、それは、「育てることができていない?」という長坂自身の指導への反省点でもあります。 開祖は、「選手はつくるな」「選手になるな」とおっしゃいました。しかし、私は、選手であってもいいと解釈しています。開祖が言いたいことは、「“勝敗第一の選手だけ”になるな」ということではないでしょうか。つまり、選手であり、指導者でもあればいいわけです。子どもたちはもとより、特に、中・高生たちは、大会にも出てバリバリやりたいものです。それは尊重しなくてはいけません。また、その年頃に「熱く燃える」ということはとても大切なことで、素晴らしいことです。得るものもたくさんあります。
しかし、「大会に出るためだけ」に少林寺拳法を習っている、教えているとしたら、それは、少林寺拳法の「教え」からは外れるし、修行の目的が異なってしまうと自戒しなくてもいけません。やはり、少林寺拳法の目的は「真のリーダーの育成」なのです。
さて、長坂メソッドは、ほぼ、「育夢学園ドリームコース」に集約されています。しかし、そこに、少林寺拳法が加わったとき、それは、“超長坂メソッド”(世界に1つのオリジナル)の完成だといえます。今、中高生にだからこそ伝えたいことがやまほどあるのです。そして、長坂が指導すれば、あらゆる面で伸びる!という自信もあります。
だから、次のとおり指導させてください。(参加は自由です。)
・少林寺拳法橋本西支部 中学・高校生「ドリームコース」開始!
・毎週日曜日 午後7時~9時 隅田小学校(ドリーム会館の場合もあり)
・7月1日(日)より実施。
・参加費 橋本西支部拳士は無料(橋本西支部以外の一般参加も可。)
橋本西支部の拳士(弟子)に長坂として伝えたいことがたくさんある。教えたいことがたくさんあるという想いからです。3月まででもいいですから、ご遠慮なく是非ご参加ください。中学・高校生拳士へ。まずは、気軽に参加してください。楽しく、学びましょう。 また、そうして、智・体・心・夢、そして、技・・をトータルに弟子に伝えていくことで、未来の橋本西支部の指導者を育てたいと思います。
いずれ、長坂は引退します。(近々ということではなく、少なくとも高齢になれば。)そのときに、わが愛する橋本西支部が、橋本西支部らしく、高く、美しく、引き継がれていくためには、いまから「橋本西支部スピリッツ(長坂のすべて)」を多くの拳士に受け継いでいってもらいたいのです。他意はありません。
【ドリーム会館に関して、拳士たちには次のように指導しています】
①「他人の家に黙って入らないだろう? だから、一階の玄関に入るときには「こんにちは」「こんばんは」と大きな声で挨拶をしましょう。誰もいなくても挨拶します。そして、中にいる人は必ず「こんにちは」「こんばんは」と返事(レスポンス)をしましょう。保護者の方も、館内に入るとき、帰るときには、このようにしてください。ご協力よろしくお願いします。
②二階は道場兼教室なので、入室は、「お願いします」「ありがとうございました」の挨拶をします。
③ドリーム会館道場は、マットを敷いていますので、作務(掃除)は、雑巾で水拭きします。ついては、「ドリーム会館道場用の雑巾を一枚」別にご用意ください。先日、水拭きした雑巾をかばんに入れていた拳士が、「先生、これ、くさい!」といっていたのでご注意を!(Aチームには、水拭き用の雑巾を持ってくるように指示済み。)