ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

珍しく

2016年06月19日 01時38分14秒 | 教育・指導法

県大会まであと2週間。

今年は珍しく、細かいことを指導している。

そこまでできるレベルにあるとも言える。

例年に比べて、県大会に出る拳士数、組数が少ないことも、細かい指導ができるという利点でもある。

さて、細かい演武指導をするために、

【カルテ】

を作る。

いつも、使う書式のカルテもあるのだが、今回は趣を変えてみた。

カルテを作る手順は以下。

1.演武を通させて、撮影をする。長坂は必要なことをノートに記帳。


2.その演武を思い出し、かつ、撮影した動画を見ながら、直すべき点、気になる点をすべてリストアップ。
これが、【洗い出し】


3.次にそれを同じグループに【分類】する。
例えば、一構成目の間合が遠いのと六構成目の間合が遠いという二つがあれば、それは一つに【分類】できる。
つまり、一石二鳥の指導が出来る。


4.次に、【仕分け】を行なう。
すぐにでも直りそう→A
少し時間はかかるが直るかも→B
いまからでは無理だろう→C

洗い出し→分類

したものを、全てに、A、B、Cで仕分けしていく。


当然、直りやすいAから手をつけていくことになる。


5.次に、【プライオリティー】を決めていく。

Aの中でも、最重要、重要、やらないよりはまし、時間があればでよい、となる。

つまり、これで、

A1.A2.A3..........B1....

と指導すべきリーズナブル(合理的な)プライオリティーが浮き出てくる。


6.最後に、これを1枚の表にまとめる。次のような感じ。

1.A1 一構成目の残心 △⚪️☆
2.A2 三構成目と四構成目の気合 △⚪️☆
3.A3 小手抜を鋭く△⚪️☆
4.B1 二構成目の上受 △⚪️☆
5.B2 すべての振突 △⚪️☆
6.C1 A君の構えの手 △⚪️☆
7.C2 Bさんの軸 △⚪️☆

△は できてきたよ!
⚪️は、いいね!
☆は、パーフェクト!

7.取り組み方、指導方法は、

上から順に指導→稽古→評価していく。

△→⚪️→☆と進み、☆になるまでは次に行かない。

C(いまからでは間に合わないだろう)は、すぐにはマスターできない。しかし、これからも必要になること。だから、間に合わないが、空いた時間や家でコツコツ取り組むこと。

以上、Facebookではなく、ブログに書きました。

Facebookには、あまり偉そうなこと(こうしたらいい、とか取られる内容)は書きにくいですね。

ブログは個人的見解です。







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