使徒パウロは愛する弟子テモテへの手紙で、
「正義、信心、信仰、愛、忍耐、柔和を求めなさい」
と書きました。 1テモテ6.11-16
パウロの手紙を読み進むにつれ、パウロがどれほど強い
信仰を持っていたか、その信仰はどこから来たのか、
いつもその話になります。
金持ちとラザロの話も、ルカだけに語られる物語です。
金持ちのぜいたくな生活は、現在の人々のもそのままつながっている。
格差はますます広がっている気配さえある
その贅沢が地球全体をむしばんでいる。
教皇様は「心の満たされなさ」が人間を粗暴で衝動的な行動には知らせていると、
言っておられます。
食べること、買い物、社会的な名誉、外面的な見栄。
「ラウダート・シ」の中で、
落ち着いた注意深さをもって生活しようとすること。
全身全霊、相手と向き合おうとする姿勢。
神から頂いた贈り物として一瞬一瞬を受け止める姿勢。
と書かれています。
ミサの説教で、神父様は
金持ちが、ラザロを身内のことしか考えないのは思い上がりです。
自分の門前にとは何か、広い目と心で考えましょうと、言われました。
11月に関口教会で荘厳ミサが行われます。
そのため。この秋からグレゴリア聖歌の練習に通っています。
とにかくラテン語になれることです…
高円寺教会