ゆめひこう 

日々の思いを

物理の本

2013-04-09 21:15:53 | 読書

物理学者の本です     

新聞の書評にあったので読んでみました。

「宇宙と死をめぐる特別授業」

という副題です。

 

物理は昔から苦手です。

宇宙と死がどんな関係にあるのかも興味深いし、

ということで、知的な岩波の本を久しぶりに読みました。

 

やはり物理はわかりませんでした。

ただ物理は案外面白そうだと感じました。

宇宙の初めの話、人間の成り立ち、物理の今までの道筋など。

今回の読後感想は、読んで、物理の世界を散歩したくらいの気分でした。

隔靴騒擾の感です (理解能力不足で) ・・・

きちんと理解できたらどんなに楽しい世界でしょう。

 

「第3の世界に名を残したいという努力です。

人間を磨いて、完全に自分がなくなったあとも、

第3の世界の中で生き続けたいと思うことです。

こういう気持ちを持つことは、非常にポジティブで良いことやと思うね。

死ねば物体としてもどってくることはないでしょう。

でも、第3の世界は残る。

死んだあとも第3の世界で伴奏することが、

幸せでもあり救いでもあると思うね。

そのために人間を磨くのです」

 

磨くとは、どういうことなのでしょう・・・

 

いろいろな人の言葉が引用されています。

「誰かに愛されたいと思うなら、隠れんぼをして気を引いたり、

ご飯を食べさせたりするよりも、

『自分の部屋をきれいにして、自分の仕事を一生懸命することです』 (森有正)

 

 


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