ゆめひこう 

日々の思いを

喜びと出会うとっておきのおはなし

2019-10-12 16:51:56 | カトリック

イエズス会の神父様の著作です。

昨年の5月に、急性骨髄性白血病で帰天されました。

少し前までお元気で、ミサをささげておられました。

笑顔の素敵な優しい神父様でした。

著作には、日々の信仰のヒントが、分かりやすく

具体的に書かれていいます。

 

「人とのつながり」

「二つの箱」

 白い箱は喜びを入れる。

 黒い箱は辛いことを入れる。

 黒い箱は穴が空いていて、神様がすべて受け取ってくださったそうです。

「聖ヨセフの生き方」

 お告げにしたがい,マリアとヨセフを守った。

 迷うことなくひたすら使命を果たしてゆく。

 他者のために生きて輝く。

「イエスと共に生きてゆく」

 心の中でイエス様に語りかけ、悩んでいることがあれば心の内で相談する。

 今日会ったうれしかったことや楽しかったこと、

 悲しかったことや辛かったこと、何でも話しましょう。

「だれかのために生きてこそ本当の喜びと幸せがある」

「ベートーベンの月光」

ソナタは必ず主題となるメロデイーがある。

楽章の冒頭で主題のメロデイーが提示され、

その後、主題が調を変えたり、形の一部を変えたり重なったりしながら

曲全体が奏でられる。

人生というソナタにも、主題がある。

幸せというメロデイー。

そして主題を引き立てる演奏がある。

今、私はどこを生きているのだろうか。

ソナタの曲を当てはめてみると良い。

「闇を知っているからこそ、光の輝きにも気づくことができる」

ろうそくの光を思いなさい。

「ヨハネが十字架の脇に立つことができたわけ」

 弟子たちと逃げたけれど、怖くてマリアの胸に飛び込んだ。

 するとマリアが行ましょうと、手を引っ張て連れて行ったのです…

 (ヨゼフ・メスネル神父様のお話 1920年ころ来日された方、

  90歳くらいの時にお会いして伺った話)

ユーモアのある楽しい本でした。

堅苦しくなく感謝のうちにある信仰に気付かせていただきました。 

 

 


最新の画像もっと見る