所属教会で、受刑者のためのミサがありました。
菊池功大司教様の司式です。
どのくらいの人が参加するのかと思っていました。
100人以上の参加があったと思います。
聖歌が丁寧に選ばれていて、聖歌隊がきれいでした。
あとから伺ったら、イエスのカリタス聖歌隊でした。
「いのち」という歌を作詞作曲されたシスターの会です。
岡田大司教様のお説教は、命について、柿から与えられたものであること
被害者と加害者の苦しい立場があること。
ゆるしというのは人間の意思ではなく神の働きであること。
1か月後に来日される教皇様は、日本では、核の問題と被爆、
そして死刑という、難題をいくつも抱えていることを意識されて
お話されるのではないかということでした。
ミサに与りながら、日本は平和は表面だけ…
災害もあったし、備えもゆるいし、意識もゆるい。
罪の根源である貧困も、根深いところは見えなくなっている。
神様の前で、多くの人が改めて認識したのではないかと。
重い心でした。