ゆめひこう 

日々の思いを

受刑者のためのミサ

2019-10-20 16:59:21 | カトリック

所属教会で、受刑者のためのミサがありました。

菊池功大司教様の司式です。

どのくらいの人が参加するのかと思っていました。

100人以上の参加があったと思います。

聖歌が丁寧に選ばれていて、聖歌隊がきれいでした。

あとから伺ったら、イエスのカリタス聖歌隊でした。

「いのち」という歌を作詞作曲されたシスターの会です。

岡田大司教様のお説教は、命について、柿から与えられたものであること

被害者と加害者の苦しい立場があること。

ゆるしというのは人間の意思ではなく神の働きであること。

1か月後に来日される教皇様は、日本では、核の問題と被爆、

そして死刑という、難題をいくつも抱えていることを意識されて

お話されるのではないかということでした。

ミサに与りながら、日本は平和は表面だけ…

災害もあったし、備えもゆるいし、意識もゆるい。

罪の根源である貧困も、根深いところは見えなくなっている。

神様の前で、多くの人が改めて認識したのではないかと。

重い心でした。


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