ゆめひこう 

日々の思いを

マルコ福音書を読む 京都司教区聖書委員会

2015-03-14 21:43:32 | カトリック
               

イエス・キリストの秘密というのがサブタイトルです。


幸田和生司教

マルコの書かれた時代は迫害が始まっていた。

それで十字架上のイエスも

「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」

と叫ばざるをえない。

キリストも苦しんだので私たちも同じ苦しみを味わおうと。

イエスと共に歩くことに希望がある。



中川博通司祭

イエスと弟子たちとの激しいせめぎ合い。

弟子たちとの栄光の道の勘違い、イエスは絶対に譲らない。

イエスの最後の挫折を通して、すべてを新しく始めてゆく。


西経一司祭

金持ちの青年のたとえを、非常に興味深く話しておられます。

ペトロは網を捨てて舌がいました。

イエスはすべて捨てろとか言うのではなく、

「あなたが必要だ

と言っておられる。

財産を捨てる捨てないにこだわってしまうのではなく、

自分お信仰を問うことですと。


聖書が常にベストセラーなのは、深く読めば読むほど、深い味わいがあるからでしょう。

読んでいる間、ずっと心が満たされた日々でした。

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