ゆめひこう 

日々の思いを

須賀敦子さんの翻訳

2018-12-10 17:46:33 | カトリック

「大司教に死来る」

須賀敦子さんが卒業論文として訳されたそうです。

20代でこんな素晴らしい仕事ができるなんて。

でも、カトリックの言葉が日本語にはないものが多く苦労されたとか。

19世紀のアメリカの開拓時代の自然と、社会の様子が描かれています。

自然描写も心理描写も、引き込まれてゆきます。

2人の祭司が登場しますが、とても味があります。

この苦労はパウロの宣教をも思い起こさせます。

須賀さんの本をまた読みたくなりました。