センス・オブ・ワンダー

福岡伸一氏は雑誌や新聞で名前を見ます。
生物学者かと思っていましたが、文系の話をしていました。

それでどんな人なのだろうと。
阿川佐和子は「聞く力」を読んで読みやすかったので大丈夫だろうと。

　　　　　　　　　　　　　



こんな知的な会話を楽しそうに出来るなんて、とてもうらやましかったです。

センスオブワンダーという言葉にもとても共感できました。

「死をコレクションしても、生命のことはわからない」
これが福岡氏を生物学者の中にとどめておかない理由かと納得しました。

「科学の進歩は人間を幸福にするのか」
という問いは、わたしの中にいつもあるもので、

「人間はやがて急速に廃れていく」
それだからこそ、今の子供たちに豊かな「センスオブワンダー」を味わわせたい。


「動的平衡」についてもう一度読み返したいです。

私の尊敬する多田富雄氏の名前もあって、うれしい気分でした。