木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

木嶋被告 100日裁判

2012-04-16 23:07:55 | 社会
木嶋被告100日裁判 を見た
今日、見た
前に二度ほどこのブログで感想を書いちゃってるんで判決が出た暁には一言くらい触れておかなくては
という想いがあったからNHKスペシャルを録画しておきました

見終わったところでそのまんま感じたことを書くと
この番組の趣旨は木嶋被告の裁判というよりも
裁判員裁判に指名された一般市民の裁判に対する気持ちをフューチャーしたもの
そんな感じでした
よって木嶋被告のことは一つの例ってことで
その内容についてはあまり深く切り込んではいませんでした

僕としてはせっかくなので木嶋被告の判決内容についてもっと知りたかったのですが
それはまあ初めからあまり期待してはいけなかったのでしょう

実は僕は多分「有罪」という判決は出ないんじゃないかと思ってました
僕個人の薄っぺらい印象からは完全に有罪、死刑だ って言いたかった
でも、やはり市民の代表として判決を下す身になれば
そういう結論を出すには決定的な証拠に乏しすぎるのではと・・

番組は裁判員を経験したことのある一般市民6人に実際に裁判を傍聴してもらって
別室に集まって疑似裁判をするという形で進められていました
グレーだとわかっているけどどこから黒と判断したらいいのか
その境目でみんなが悩む
今までそういうことで悩んだことのない人が悩まなくてはならない
そこのところの葛藤を市民に押し付けていいのか
という点もあるのだけれど一般市民だからこその結論を専門家も求めているんだろうというのを感じた

疑わしきは罰せず
そういう基本に囚われることなく出された(?)今回の死刑という判決
多分3つの事件だからこその結論なんだろうと思う
感覚的に一般市民が出した答え
僕も支持したいと思う

但し、被告人が控訴したからそう思ったのかもしれない

コメント (2)
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