木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

再稼働

2015-04-30 23:55:06 | 日本
時々このブログで紹介する「ねずさんのひとりごと」
今日は面白いことが書いてありました
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2606.html
明治の時、初めて電気が点った頃のお話
その電気を巡って激しいバトルがあったというのです

僕たちは生まれた時から電気のいうものがあって
それは当然の物だったけど
生まれてしばらくした後に初めて電気と接したとしたならば
それを素直に受け入れられたのだろうか


>当時の新聞を見るとおもしろいです。
「電気は危ない」、「電気は危険」、「電気は人々の生活を破壊する」、「電気のない安全な生活を」、「電気は大災害をもたらす」、「電気は経済的に非効率だ」、「電気は明かりの灯る者と灯らない者との間に差別をつくる」等と書かれています。

理由もおもしろいです。
当時の発電は、火力発電でした。
熱でタービンをまわし、電力を生み出します。
いかにも恐ろしげな猛火です。
そのような施設の猛火が、もし燃え広がったら、大火災になる・・・と、このあたりまでは、なるほどとうなづけます。



確かに得体のしれないものがやってくるということで市民の気持ちは大いに揺れたのだろうと思います
それまで無かったもの
それで足りてた生活
そこへ新しいものがやってきたら人はどんなことを思うのでしょう
やがて


こうして電力の普及とともに電信柱も増えてくるのですが、それとともに上に述べた「スズメは落ちないのに人は落ちる恐怖の電信柱神話」が、口裂け女の都市伝説よろしく全国に拡大します。
これに当時の新聞が悪乗りして便乗しました。
電信柱の事故が絶えないところへもってきて、明治政府への反発もあったのかもしれませんが、おもしろいことに、その最大反対キャンペーンを張った朝日新聞や時事新報などは、自分たちがその電力で会社の夜の照明を得ていながら、一方では電力反対の大合唱をしていたのです。

こうしたなかに、明治24(1889)年1月、最大の電力事件が起こりました。
新しく築造したばかりの国会議事堂が、漏電による出火で全焼してしまったのです。

当時の国会議事堂は、いまの永田町ではなく、いま経済産業省がある東京の霞ヶ関にありました。
ここに明治23年11月に国会(仮)議事堂が建設されたのです。
この議事堂が、我が国で初の国会である「第一回帝国議会」が開催された場所です。




電気が悪さをしました
ここで普及し始めた電気への拒否反応が起こります
各地の自治体が決まってたはずの電気の導入をストップする

でも、今の世の中を見たら電気なしではひと時も居れません
ここからねずさんのお話は原発へと進みます


のちの世から見たら、もしかしたら原子力発電などあたりまえの方法で
危険という文字は忘れられてしまってるものなのかもしれません
確かに今度の福島の大事故も大事故だったことは否定できないけれど
それによって直接亡くなった人は一人もいないはず
放射能というものはいったい何だろう
みんながわからないものだから、今度の事故を含めてデータを集めて
もっと知らなくてはなりません

事故の後、原発再稼働に賛成だけど、将来的には無くすべき
と書いたことがあるけど、もう一度考え直すべきかもしれない
1000年に一度 と言われたあの地震でももっと震源地に近い女川の原子炉はびくともしなかったではないか

原子炉はもっと当たり前の時代が来るかもしれない
鹿児島の判決と福井の判決
僕は鹿児島に一票です。

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ココナッツオイル

2015-04-29 23:50:31 | 忘備録


ココナッツオイル
味や香りが苦手な方も多いと聞くが、二本目に突入
毎朝バターをやめて、これと蜂蜜をパンに塗る生活
今までずっとナイフで削り取る状態だったのだが、一昨日くらいからスプーンじゃないとこぼれるようになった
と思ったら、 今朝


液体になっていた・・・記念日

確か23度で液体になると聞いてたっけ
なんかちょっと劇的だった
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苦行の果て

2015-04-28 23:59:15 | こころ
昨日仕事休んだ息子は今日も午後3時で切り上げ
プロデュースするダンスイベントが二か月後に迫ってきたから






なんかえらい水をたくさん使ったパンフで京都からカメラマンに来てもらって撮影したらしい
うちの屋上でやったもんだから先月の水道代がいつもの倍だった

息子の公演に関しては、いつも愚痴になってしまうから多くは語るまい
30歳までと思ってたのだが・・・やめそうもない
持ち出すだけなのに

時間は悠々あったのに、結局記事を書こうとするのはこんな時間で
今日はその前に過去の記事を読んでしまってた

昔気に入った神様の詩だ
そうそうこういうのがあった
もっかいコピペするか



 浜辺の足あと



ある日 わたしは夢を見ました
浜辺を神と共に歩いている夢を
海の向こうの大空に
わたしの今までの人生の光景が
はっきりと映しだされ
どの光景の前にも浜辺を歩いている
神とわたしの二組の足あとがありました



最後の光景まできたとき
振り返って見ると ところどころ
足あとがひとつしかないことに気づきました
そしてそれはいつもわたしが苦境に落ちて悲しみに
打ちひしがれている時でした




わたしは神に尋ねました
「いつもわたしのそばにいて下さると約束されたのに
どうしてわたしを見放されたのですか?」



神は答えておっしゃいました
「わたしの大切ないとしい子よ
わたしは決してあなたのそばを離れたことはない
あなたが見た一つの足あと
それは
苦しみや悲しみに傷ついたあなたを
そっと抱きあげ 歩いた
私の足あとなのだ」と



作者:  M.Powers

訳;    中野裕弓


なんかね 目頭が熱くなる詩なんだよね
苦しいことは山ほどあった
これからもあるだろう
でもその時に、誰かがあるいは何かが自分の神様になってくれる
きっとなってもらえる
生まれてきたからには、人には必ずそういう味方がいるはず
決して絶望してはいけない

ということだろね



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告別式にて

2015-04-27 23:55:20 | 友達
インターフォンが鳴った
「昨日、今日も明日も私が行くって言ったけど、今日デイサービスの日だった
 行きたいからお前今日のお葬式行ってくれんか?」
二日共は悪いなと思ってたからすぐに引き受けた
多分仕事場と家との間のあそこだろうから礼服とシャツと靴下と靴を持っていけばいい
告別式は12:30からと聞いてる

毎朝繰り返してる母親のところへの訪問は手ぶらだとなんとなく手持無沙汰だが
葬儀への案内状を受け取りに行くという名目でその気持ちは紛れる

ところが葬儀場は名古屋駅の方面だった
仕事場から自分の家を通り越してまだ15分ほど行かねばならぬ
車で30分はかかるだろう


亡くなったのは隣の隣のサトシ君のお母さんだった
サトシ君は僕の幼馴染
小学校中学校も同じだ
僕はそのつもりもないんだが、彼は少し僕とは違う位置にいた
仲が悪かったわけじゃない
子どもの頃も遊んだと言えば遊んだ
チャンバラごっこしてる写真もある
でも彼は、というか彼のお母さんは何となくだが僕らとは違うところにいて
息子にもあまり僕たちに近づかせようとはしてなかったように思う

中学を卒業すると彼は工業高校へ進んだ
そう名乗る高校としては市内でもトップクラスの高校だ
隣の隣だが滅多に顔を合わせることがなくなった
高校を出て就職をして、もっと顔を見なくなった
やがて違うところに住むようになったようだ

多分彼は僕のことがあまり好きではなかったんだろう
僕は割合好きだったけれど

20歳くらいの時にクラス会だったかで一度会ったと思う
40歳の時の中学のクラス会には彼は来なかったし
一昨年の同窓会でもえらい苦労して居所を掴んだのに顔を見せてくれなかった
だから喪主として見た彼は多分40年ぶりくらいだったんじゃないだろうか

寂しい告別式だった
家族葬と呼べば間違いなく納得できるような
(実はこの10年ほどお父さんとお母さんと別々に入退院を繰り返しながら
どこかの老人ホームを生活の基点にしていたから
今はその家には離婚して戻った長女が息子と二人で暮らしている)

だからと言って葬儀はどこも恥じることはない立派なものだったと思う
親戚が10数人とこの一角のご近所さん僕を含めて4人
比較的長い読経の後焼香が始まる
親戚の後は4人で最後が僕だった
僕に気づいたろうか?
それもわからん
「ご苦労様でした」 という僕の言葉にお辞儀で返してくれたけど

普通ならここで帰ってしまうけど、最後のお別れまで付き合う
抜けると目立つし、仕方ない(笑)
でも、おばさんの最後の姿を見れたし、花もお供えできたから良かったと思う

思いがけず棺を霊柩車まで運ぶ役目まで仰せつかった
しかも玄関出て坂を下りて、20mくらいあるんじゃないか
最初4人だけだった
大丈夫? と思ったが見かねて職員が二人手を貸す
それほど重くない、冷たく感じた手のひらの感触が人の死を確認させた

多分これでまた彼は他人になるはず
もっと他人になるんだろう
少し寂しい
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永遠の0 映画版

2015-04-26 23:07:59 | 映画
昨日月一のボーリングの帰りにゲオに寄った
金土日の三日間準新作と旧作が80円というコマーシャルを見たからだ
大ヒット作「永遠の0」と福山雅治の「そして父になる」の2枚借りてきた
まず「永遠の0」を見た
昨日の本の中にそれが交ざってたからご存じのように先に原作を読んであったから
ストーリー的には驚くところはない

この本は決して特攻隊を賛美するものではない
むしろそのシステムには批判的である
これこそ将来ある若者の大切な時間を奪い取る作戦
その立場に立って その中で若者たちがどんな心境だったのかを想像させる
みんな決して死を歓迎してたわけじゃない
口ではお国の為に自ら というが本心は生きて日本のために貢献したかったに違いないのだ
でも、本当に日本とそこに住む人たちを愛していたのだと思う
将来、日本という国はあるのか そこはどんな世界なのか
そのために自分たちができることをする
死にたくはないけど、そのために行く

僕たちの平和はその人たちの心の上に成り立っている
そうかよかった と言ってもらえるかもしれないが今の僕たちは感謝を忘れているはずだ

主人公の友達が「しょせん、自爆テロだろ」という言葉を発するが
そういうひとこそこの映画を見てほしい 原作を読んでほしい

若者たちは洗脳されたんじゃなくて、心から日本の将来を憂いたから
厳しい訓練とその先を選んだのだ

でも、そのシステムは間違っていた
熟達には達していない若者の操縦する多くのゼロ戦は敵の空母の前でその海の藻屑となってしまったのだ

時々、もう40だが、50だが今からでも日本の為になるのなら命を懸けて戦ってもいい
そんなことばをブログの中で見かけるようになった
実は僕だって60過ぎたけど、その気持ちがある
それが日本を愛する日本人の言葉だと思う
戦争は絶対に繰り返していけない
また部分的にも絶対にどこかで間違いを起こすから
9条は美しい
周りが日本人だけなら何の問題もない
武器を持たない人を日本は攻めるはずがないと今は思えるから
でも残念ながら日本の周りにはいろんな国がある
日本人とは違う考えの国々だ
それは昨今の情勢を振り返れば誰でもわかること
戦争をしないためにしっかりした防御態勢を整えなくてはならないと
痛切に感じる


 
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お風呂でちょっと

2015-04-25 23:56:40 | 
うちの風呂は設定温度が少しずれてるんじゃないだろうか
冬場はいつも44℃にしていて、それでもすぐに冷めてしまうから
今年の初めに浴槽に沈めておく湯沸かし器を買った
春になってその湯沸かし器を使わなくなったけど44℃は継続してた

森見 登美彦 夜は短し歩けよ乙女
三浦しおん 風が強く吹いている
そのあと

  

こんなのを読んだ
どんなに合わなくても10ページは読みたい
でも汗をかきながら、どうしても肌に合わない文章だとそこまで到達しないこともあった
文字を追うのが息苦しくなる

今読んでるのは
重松清 日曜日の夕刊
短編集だ
昨日はその進まない感じに襲われてほんの数ページで進むのを断念
1℃温度を下げて43℃にして今日は28ページ進めた

昔はお風呂に入りながら読書するなんて行儀の悪いこと という気がしてたので控えていたのだが、ゆっくり文字を追うのはやはりお風呂でのリラックマタイムがふさわしい
そう思うことにした
時々居眠りが加わって水没させた本もある
そういう本は何度もその目に遭う
ボロボロになってしまった



今日はブックオフで4冊ゲット
108円が3冊に360円が一冊
読めずに終わりってのもありかな?
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ヨーグルトメーカー

2015-04-24 23:49:25 | 生活
「戦う!書店ガール」二回目をさっき見た
ダメじゃ~ん
せっかくまゆゆ?若い子が視聴者を引き付けたのにいっぺんに突き放されちゃった気分
自分を批判した先輩に対してあの口の利きようはあきまへん
へったくそな作り方
今日は憎たらしい顔してたわ(笑)


ま、それはいいけど
みぃがヨーグルトメーカーを買った


僕は大体グリコの「朝食ヨーグルト」を食べてる
アロエが一番多いかな?
でも写真のヨーグルトは「R1」小さいの一個120円くらいはする
一個買ったら永遠に培養できる・・んだよね
(雑菌が混ざるようでそういうわけにはいかんらしい)
甘さは継承できないんで「シュガーカット」を入れて食べます
いっとき、なかなか手に入らなかった「R1」
贅沢させてもらっちゃいます

その種類によって設定温度と時間が違うってすごいことやってくれるんだ
「R1」は43℃で12時間かかるとか
この前は温泉玉子も作ってもらっちゃった

いただきます。
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虹の橋

2015-04-23 23:41:31 | ネコ

ニャミが亡くなって二か月ちょっと
もうそんなに経ったのかという気もするしまだそれだけしか経ってないのかという気もする
この写真は僕のiPhoneの壁紙になってる
この前ふと息子の携帯を見たら彼の携帯もニャミの写真だった(笑)
なさけねー親子 という気もする

可哀想なことをしたな と思うのはマイケルと亡くなったニャモが来てから
夜、僕の部屋に入れてやらなかったこと
それまではいつも僕の横で寝てたのに、それをすると結局部屋のドアを開けることになり
若者二人の運動会で朝方起こされちゃうんでニャミまで締め出してしまった
時々、休みの朝トイレに起きた時にこっそり部屋に入れてやると
それだけで僕のそばでゴロゴロゴロゴロ・・
ごめんなぁ
虹の橋を渡ったかい?
きれいだったかい?




ついこの前マイケルを部屋に入れてやった
絨毯を引掻く可能性があるのでそれだけを注意しながら
おとなしく僕の隣で寝てた
それだったらニャミを入れてやったのに
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『夢の中の女の子と会いたい』

2015-04-21 23:53:19 | テレビ
今日は録画してあった「アルジャーノンに花束を」2回目を見た
前にドラマ化した時にも見てるし、小説も読んだことがあるので
その行き先はわかってる
でも道すがらの風景は確かに違う
それを少し楽しもうかと思っている
今週までは彼の紹介みたいなもの
いつも一緒にいる先輩にお前は友達じゃないと言われた
お前とは対等じゃないと言われた
お利口になりたい・・・


仕事中iPhone4sで音楽聞いたりPodcast聞いたりしている
これは前に電話として使ってたiPhoneだが、今は実に重宝している
音楽聞いたり、ラジオ聞いたり、このところはYou Tubeを聞きながら仕事している
昔の人生相談も聞いてる
今日はこんなのを聞いてた
別にアルジャーノンで思い出したわけでもなく・・
家に帰って画像と共に見た


探偵!ナイトスクープ 『夢の中の女の子と会いたい』

15:30以降はなぜか前に戻るんでそこまでね
早く見ないと多分消されちゃうぞ~~(笑)
世の中には純粋な人がいる・・
そういう人同士が出会えるということはきっと神様のプレゼントなんだろう
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アメリカよ、日本を打つならまず自らの手を清めよ

2015-04-20 23:57:19 | 日本
今日は夕方印象的な文章に出会った
潔白な自分を認めてもらえないのは苦しい
慰安婦に関しては多くの事実が白日の下に晒され、それをつなぎ合わせれば日本があるいは日本軍が強制連行などできるわけがない と僕でもそう思えるようになった
それなのに慰安婦像は増えることはあっても減りはしない
それは事実よりも政治的圧力が大きいからだ
筆者が訴えるオバマ大統領のあたかも韓国側に立ったかのような発言もその一つであろう
アメリカがやってきたこと、それを振り返れば、そのことに関して日本を責める権利があろうはずがない
女性の立場から慰安婦たちの人権を尊重しながら、事実をコツコツと積み重ねて、日本の歩むべき道を探る姿に感動した





アメリカよ、日本を打つならまず自らの手を清めよ
                ~幾多のお吉たちへの鎮魂歌~

                   静岡県下田市議会議員 高橋富代

 アメリカに愛着がある。私は下田の生まれで、物心ついた頃から黒船祭がありアメリカという国が水兵さんの姿で、時にはアメリカ大使の姿で日常にあった。
 先の戦争が、アメリカに巧妙に仕掛けられたのだと長じて認識してもなお、相模湾の潮騒と黒船祭を幼児期の原体験に育った私は、同国への憧憬を捨て切れずにいた。
 それが、突然崩れ去ったのは、二〇一四年四月二五日のことである。
朴槿恵大統領とソウルで会談したオバマ大統領が共同会見で言い放った言葉で、私のアメリカへの片思いは終わった。この片思いは多くの日本人が、アメリカに対して抱いて来た心情と同種だと思う。ハリウッド映画や、ホームドラマで見つめてきた、豊かで明るい正義の国アメリカ!

 「甚だしい人権侵害だ」とオバマ大統領は切り出した。「慰安婦らの主張は尊重されるべきだ」「過去を正直かつ公正に認識しなければならない」と日本を裁き「安倍首相や日本国民もそのことを分かっているはずだ」とまで口にした。
 一九四四年に朝鮮人慰安婦たち二十人へのアメリカ陸軍の尋問調書が収められているのは、他ならぬ米国立公文書館である。調書の「序」にいわく「慰安婦は売春婦、Professional camp followerにすぎない」と。
 しかしオバマ大統領にとっては真実など意味もなく、同盟国である日本を韓国と共に貶めることなど、蚊を叩く程度のことなのだ。と、そう私は唐突に思い知ったのだった。
 
 安倍総理の靖国参拝にアメリカが「失望した」と言ってきた時に、すでに違和感はあった。東京裁判の開廷者であるアメリカが、A級戦犯の何たるかを知らぬはずもなく、要するにでっち上げの戦犯であり、日本が勝っていれば、アメリカに戦犯が大量に生まれていただけのことだ。しかし私は、芽生えた不審の念に視線を当てることを避けた。アメリカを敵に回したら、防衛の要である日米同盟が壊れ去る、と潜在的恐怖心があったのだと思う。加えて、パブロフの犬的調教として、日教組、そして当時はGHQのコントロール下にあったNHKなどから、戦後七十年弱かけて刷り込まれていたのであろう。「アメリカ様に逆らってはならぬ」と。逆らえば餌をもらえず、叩かれるのだ、と。
 しかし、いともあっさり韓国に寄り添い日本を足蹴にしたアメリカ大統領に私は、悟らざるを得なかったのだ。親米保守であった私の足元が瓦解した瞬間であり、「鞭」の存在に気づいた瞬間であった。日本の頭上に常にふりかざされていた、アメリカの鞭である。この鞭は、日本が歴史の真実、つまりはアメリカが世界に知られたくない事実を日本人が知り始めた時、まず威嚇のために床にピシリと鳴り、日本が自立しようと立ち上がった時は脳天に振り下ろされる鞭である。それと共にNHKも、民放のある番組も新聞も、いまだ戦時下のプレスコードを抜け出していないという現実に私は息を呑んだ。日教組も、彼らが実質作る教科書も、時には入試問題さえ、日本毀損と弱体化のいまだ道具である。
 オバマ大統領はあろうことか、東京大空襲の「ドーリットル爆撃隊」の隊員に、 議会最高位の勲章を授与する法案に署名した。日本各地の大空襲では無抵抗の赤ん坊や、小学生まで含めて民間人計三十三万人が空襲で殺された。原爆と合わせると七十七万人の非戦闘員が命を落としている。ドーリットル爆撃隊への授章理由は「傑出した勇気」だそうだ。

 中韓の執拗な日本攻撃と反日の源流はつまるところ、東京裁判と、GHQの日本弱体化政策に帰する。思えば、進駐軍が日本のマスコミにかけた規制「プレスコード」には、連合軍への批判禁止に加えて「.朝鮮人への批判」と「中国への批判」があったではないか。わざわざ「朝鮮人」と特定して批判を禁じた意味を日本人は考えるべきであろう。在日優遇または犯罪お目こぼし政策は、彼らを自己増殖するトロイの木馬として日本に埋め込んでいったということではないか。「朝鮮進駐軍」容認がその一例である。差別的見地で言うのではない、歴史の実相を直視するところから始めぬと、日本の進むべき道が見えて来ぬ。日本人として戦った朝鮮の人々を、日本の被害者として置き換えたのも、GHQの力技ではあった。
 奴隷使役国の誹りを世界から受けぬために、アメリカは自国以上の悪者に日本を仕立てる必要があった。日本には奴隷制の歴史はないので、でっち上げたのが朝鮮半島の「植民地化」呼ばわりであり、人々を奴隷にしたというフィクションが、しかし東京裁判でノンフィクションとしてすり替えられた。インディアンを殺戮し土地を奪い、奴隷をこき使い、苦力を牛馬のように扱ったのはアメリカである。ハワイ王国の滅亡もアメリカによる。
 日韓併合は白人たちの概念にある植民地には該当しない。圧政と搾取が植民地であるが、日本が行ったのは合邦である。韓国の近代国家への礎を作ったのは日本である。

 先の戦争の大義は、それまで白人が有色人種を動物扱いで使役、暴利を貪っていた世界を一気に日本が突き崩し、世界の悪しきパワー・バランスを壊したことにある。日清日露の勝利は、白人たちにとっては黄色い猿が仰天すべきことをやってのけたということであり、彼らは憎みかつ怯えたのである。知力を備え文化さえ持った「猿の惑星」の猿を呆然と見つめ、そして我に返った彼らは猿を叩き、再び立ち上がれなくなるよう手足を折ったのである。
 
 占領軍の検閲対象の一箇条に「GHQが日本国憲法を起草したことに対する批判」というのがあることに留意されたい。これは語るに落ちる話であり、昨今憲法改正について緒論かまびすしいことであるが、連合軍がプレスコードという形で、はからずも告白しているではないか。日本弱体化のために我々は日本国憲法を起草したのだ、それゆえ批判することまかりならぬ、と。
 となれば、日本が自立した国家たらんとするなら憲法改正は避けて通れぬ道であるということである。
 「プレスコード」には次の条項もある。「占領軍兵士と日本女性との交渉」を報道してはならぬ、と。交渉とはおそらく米兵による日本女性の強姦をも含む。これは多かった。ここに思いを致す時、私は米兵たちのレイプ頻発を防ぐため、性の防波堤となり、日本全土のあちこちに横たわった無数の「お吉」たちの顔が浮かぶ。生活苦から慰安婦を志願した女達もいるだろうが、彼女たちが身を挺してアメリカ兵たちを受け止めてくれたからこそ、強姦の発生件数が抑制されたのである。
 連合軍にはわずかの豪州、英国の兵もいたが、圧倒多数はアメリカ兵だったのだから、「アメリカ兵」と一括した呼び方も許されると思う。
 日本に進駐したアメリカが、まず要求したのは慰安所の設置だった。各地にそれは要求され「千葉公文書」として知られる史料には、昭和二十年九月五日、館山に上陸した米軍第一一二騎兵連隊相手に、慰安所が設置された詳細が記されている。
 そのことを憤るほど私は偽善者ではない。異性から長く遠ざかった若い兵士たちが、どれほど猛り立っているか、動物としてのオスの衝動である。これを、率直に認めないから清教徒の多いアメリカの、きれいごとの嘘がものごとの本質を歪める。日本に設けられた慰安所は「余暇・娯楽協会」とアメリカ風美名で呼ばれたが、売春宿である。アメリカ軍は公には売春施設を認めない。だから、なかったことにする。シカゴ・サン紙特派員マーク・ゲインは慰安所を「米軍を腐敗させようとする日本の謀略。その武器は酒と女で、目的は占領軍の士気と占領政策の破壊」とすり替え、占領期間中米兵による日本人殺害毎年平均三五0人。一000人以上の婦女子暴行(調達庁調べ)には触れない。一0万人が亡くなった東京大空襲は「死者六千人」と縮小。なんという偽善と嘘。外国特派員協会はGHQの情報発信基地だったが、その体質はいまだ生きている。
 「余暇・娯楽協会」はやがて封鎖される。ルーズベルト夫人の反対が原因であるが、彼女の「清らかさ」ゆえに、巷では再び強姦が増え、一般の日本女性が犠牲者になったのである。
 私が、大勢の無名のお吉たちに対して悲しみと憤りを感じるのは、身を挺して日本女性の貞操を守った彼女たちの犠牲を無視、アメリカは自らの手は汚れてはいないとして、日本を一方的に打ち据えるからだ。日本女性への狼藉を防ぐために、日本各地で横たわった大勢のお吉たちは、何のために払った犠牲であったのか。アメリカは、その時そこにそんな日本女性たちがいたことを見ようともしない。いや、いなかったことにしてしまったのである。私はそれを許さない。彼女たちの墓碑銘は私が刻み続ける。

 日本人は、やったことは、やったと言う。時にはやってもいないことをやったとさえ言ってみせる。河野談話がそれである。善人が自縄自縛で苦しむ姿が日本である。神道にベースを置く日本の精神性は「直き」を善しとし、正直を旨として、いつまでも相手の非にはこだわらぬ。水に流し、恩義には恩義で報いる。いかに大空襲と原爆で非戦闘員を虐殺されようが、同盟国に蒸し返し言い立てはしない。その平明さが日本人である。しかしアメリカ人は、というより外国人は異なる精神性の持ち主である。自らの益と非の隠蔽のためには、顔色も変えず相手の寝首をかく。それを言い立てても仕方がない。日本人の思考と感性で外国と向き合わぬことである。外国は腹黒く不正直であると思い知ろう。
 言うも気恥ずかしい初歩のセオリーであるが、しかしその初歩を戦後六十九年間怠って日本は現在のていたらくである。韓国と中国の二重の反日包囲網を更に、アメリカの「反日」が取り囲む。黄色い猿は優秀で、幾つかの幸運はあったにせよ戦後の焼け野原からあっという間に立ち上がり、経済大国となった。ならばカネをむしり取ってやれというわけで、中韓への理不尽なODA、国連へ実権を与えられぬままの出費、などなど金銭面での弱体化が試みられるが、それでも日本はしぶとく、またぞろアメリカは日本殴打を再開、その一環がアンジェリーナ・ジョリの反日映画「UNBROKEN」であろう。日本軍が生きたまま、捕虜の肉を食らったというストーリーで、 これは特派員協会の会員であったN・Yタイムズのニコラス・クリストフという男が「日本兵が中国人の子供を殺して肉を食った」書き散らした捏造と軌を一にする。 ちなみにクリストフの妻は中国人である。 ハリウッドは間歇的に日本貶め映画を市場に出す。だが日本人は、アンジェリーナ・ジョリの来日にファンが群がり、GHQがwar guilt information programに託して刷り込んだ、自虐史観と侮辱に鈍感な感性はいまだ機能している。アメリカが日本人に為したのは、神道の事実的追放である神道指令、学校教科における修身・日本史・地理放逐の「三科指令」であり、日本人はこれにより民族の誇りを抜き取られて現在に至る。言霊の幸わふ瑞穂の国から、その豊穣で美しい言葉が絶えつつある。言葉が痩せることはすなわち国の精神性の貧困を意味する。男系で百二十五代続いた天皇陛下を国の要としつつ、四方の海の要塞に守られて育まれた固有の文化を大事にしたい。言葉を守ることは防衛なのだ。

 朝鮮戦争時における米兵相手の元韓国人慰安婦が韓国政府を相手取って訴訟を起こしたのはこの六月のことであるが、朴槿恵大統領もアメリカも内心頭を抱えたのではないか。慰安所を開いたのは、皮肉にも朴槿恵大統領の父上である朴正煕・韓国元大統領であり、慰安婦を抱いていたのはアメリカ兵なのである。韓国は韓国でベトナム戦争の時、現地女性を「性奴隷」として虐待殺戮の事実がある。
 いったい、誰が日本を打つ白い手をしているというのか。日本の慰安所は合法で規律正しかった。ちなみに、 一説によると 進駐軍相手には「慰安夫」もいた。(『戦後の日本を知っていますか?―占領軍の日本支配と教化』百瀬孝監修)昭和二一年、名古屋は松坂屋の近く、焼け残った木造アパートに身体検査に合格した数人の若者が集められ、アメリカ女性兵の相手を したとされている 。売買春を、短絡的に女性の人権論に話をすり替える人たちが絶句すると思うので敢えて書いた。安倍政権による河野談話の見直しで形勢不利になったと見るや、韓国は「女性の人権論」に論点を置き換え、慰安所に日本軍が関わっていたと責めているが、売買春がさほど悲惨なら、日本に五万人いる売春婦(韓国・国会国政監査発表)を、早急に救い出しに来て欲しいものである。韓国が売春大国であることは「韓国女性政策研究院」が調査の上で、認めている。
 
 私の地元下田の唐人お吉を連想させるため、そしてまた慰安婦問題はライフワークだと思い定めているのでその記述が多くなったが、慰安婦は突出してわかりやすいアメリカ側の負の記号なのである。アメリカは現実を認めるべきだ。日本だけではない。ノルマンディーに上陸したアメリカ軍に対して、ル・アーヴル市長が慰安所の設置をアメリカ軍に懇願したが、軍はこれを拒否。その結果「往来をアメリカ兵たちによる強姦に遭遇せずに道を歩く事はできない」と言われるほどレイプが頻発したのである。
 アメリカよ、自らの汚れた手を見よ。その手で日本を撃てるなら撃て。バイブルに手を添えて宣誓する時の潔白さで、慰安婦問題には向き合え。日本は自らと、祖父と父の名誉を懸けた戦いである。これに負けるわけにはいかぬ。

 対中国があり日米同盟は必要だが、しかしアメリカもまた日本を必要としている。過度の依存とそれ故の過剰な謙虚さは、長い目で見れば結局日米関係を損ねる。まずアメリカが礎石を置いた中韓の重層的反日の構造を把握しないと、それへの対抗策を見出し得ない。結論を先に述べるなら、安倍総理の戦後レジウムからの脱却が急務で、そのためには憲法改正が必須。自衛隊から国防軍ヘの昇格を。それを即戦争と結びつけるのは幼稚である。日本が侵略したい国など、世界のどこにもありはしない。そこからの侵略から守りたいと思う国ならある。
 
 しかし東京裁判史観からの脱却に、政府レベルでは限度があるのではないか。たとえば、安倍政権の河野談話見直しは、韓国(とアメリカ)に痛打だった。それならなぜいっそ、談話を破棄するなり河野洋平氏を国会喚問せぬのだろう。後者は「前例がない」という納得しがたい理由で、呼ばぬという。
 ひょっとしてアメリカへの慮りであり、またアメリカからの「圧力」ではないかと、穿ってしまうのだ。明らかなことは唯一つ、何らかの理由で、政府が米国に対して及び腰であることだ。ならば、民間で立ち上がり声を上げるしかないではないか。いかなアメリカとて、国民の声までは封殺できぬ。政府を頼むな、自ら立ち上がり戦え。一部が怯える如き「ナショナリズムの復活」などではない。自力で立ち、自分で身を守れる普通の国になろう、と言っているだけのことである。

 具体案は幾つかあるが、たとえばアニメの製作。題材はこれもたとえばヨーコ・カワシマ・ワトキンズの「竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記」。この製作委員会を民間で立ち上げ、寄付を募る。その行動自体が大きな問いかけになろう。日本の汚名をそそぎ、真実を世界に伝えるに日本のアニメ技術と人気を使わぬてはない。尖閣であれだけのお金が集まった。映画がヒットすれば、回収は出来る。利益が出ればそれと合わせて、次のアニメ制作を企画する。具体的腹案は割愛するが、私は動いてみようと思う。
 
付記 拙稿を書き終えてからしばらくして、朝日新聞が八月五日の朝刊で「慰安婦問題の事実関係に誤りがあった」と認めた。しかし謝罪は無く、英文版では一行も触れず、その上、論点をずらして相変わらず慰安婦をネタに日本を叩く構え。政府はこれだけの環境が整ったのに、(おそらく対韓国対アメリカへの外交配慮から)河野談話の見直しはしないという。やはり国民が覚醒して立ち上がり、この仕組まれた情報という名の戦争を戦うしかない。互いに呼びかけ、手を組み立ち上がろうではないか。



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アスコットタイ

2015-04-18 23:56:08 | おやじギャグ
ふと気付くと日の落ちるのが遅くなってきた
若い時に比べれば純敏とは言えなくなったが
陽気も良くなり、着るものが変わってきた
半袖Tシャツの上にやや厚手の長袖Tシャツを着てその上にカッターシャツ又はトレーナー、それに薄手のブルゾンを着てたのが
カッターシャツ、トレーナーを一枚脱いだので長袖Tシャツが表面に出てきた
洗濯したものを久しぶりに取り出して着てみたら首部分がダラ~ンと広がりみっともないことになってた
ダメだこりゃ と脱ごうと思った時、目についたのがずっと長い間身に着けたことのなかったアスコットタイ
20代の頃使ってたものだから30数年のブランクがあるはず
でもまぁちょっと着けてみた
Tシャツダラ~ンが目に響かない
そうやってそこを埋めるには今時ならバンダナの番だなと思うのだが目についたものはしょうがない
適当に巻いて仕事場に向かった

どんな巻き方が正解だったか、動画検索をしてみた



玉を作らずにもっと簡単に締めてしまった
    

Tシャツにアスコットなんて邪道じゃどう(今日2回目)と言われるだろうが久しぶりだったのでなんか楽しかったわ


カテゴリー、「タイムマシン」だったのを「おやじギャグ」にチェンジしときましたぁ
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世界最高水準

2015-04-17 23:53:35 | 日本
リニア、時速590キロ 鉄道最高速度を12年ぶり更新

 2027年の開業を目指して、山梨県の山梨リニア実験線で走行試験が繰り返されているリニア中央新幹線が16日、鉄道として最高速度となる時速590キロを記録した。これまでは2003年に記録した581キロが最高で、ギネス世界記録(有人走行)に登録されていた。


 車両は営業用に開発された最新の「L0系」。JR東海によると、この日は車両性能の確認などのために速度を上げ、時速590キロで19秒、3・1キロを走ったという。7両編成で技術者29人が乗っていた。

 JR東海は今月21日の走行試験では時速600キロを予定している。達成できれば、ギネス世界記録として再び申請するという。

http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%83%aa%e3%83%8b%e3%82%a2%e3%80%81%e6%99%82%e9%80%9f%ef%bc%95%ef%bc%99%ef%bc%90%e3%82%ad%e3%83%ad-%e9%89%84%e9%81%93%e6%9c%80%e9%ab%98%e9%80%9f%e5%ba%a6%e3%82%92%ef%bc%91%ef%bc%92%e5%b9%b4%e3%81%b6%e3%82%8a%e6%9b%b4%e6%96%b0/ar-AAb5zmJ


いよいよリニアに現実感が湧いてきました
590kmを達成して次は600km
とりあえず東京名古屋間40分。
一部には名古屋に支店を置く意味がなくなるから名古屋にとってはピンチ という意見もあるそうだ
あまりにも東京本位のご意見って気もする
2027年予定だから何とか生き延びよっと 
しかもピンピンで(笑)
乗ってやろ~~っと


なんとなく今日ネットサーフィン(って言葉最近使うか?)してたら
韓国の新幹線(?)が初運行した記事があった
折しも金沢新幹線開通の興奮も冷めやらぬこの時期
なんか興味深い出来事があったようだ

写真はこの記事より
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50457075.html
笑っちゃあいかん
人間のやることだから間違いはあるしミスはつきもの


韓国・聯合ニュースによると、韓国の高速鉄道(KTX)湖南高速線が開通初日の2日、車体装置に故障が発生してガムテープで補修して走った。列車は予定の速度を出せず、乗客からは抗議が続いたという。KTXは、朴槿恵大統領が1日に行われた同線の試乗会で「世界最高水準の韓国の高速鉄道技術と運営経験を世界に輸出しよう」と強調したばかりだが、その一歩目からつまづいた格好だ。

記事によると、故障が発生したのは2日午後12時5分にソウルの龍山駅を出発し、光州の松亭駅に向かったKTX515号列車。途中の光明駅で車両一番前の外側にあるウォッシャー液注入口のカバーの固定ナットが外れ、カバーが反り返っているのが発見された。

列車はそのまま光明駅を出発、最高速度の300キロは出せず、190~230キロに抑えて運行した。その後、車両メーカーの現代ロテムの社員が五松駅に急行して修理するはずだったが、五松駅には間に合わず、次の益山駅で注入口カバーをガムテープで固定して再出発した。だが、青色のテープが列車のスピードに耐えられずに剥がれてしまい、井邑駅で再びガムテープで固定。目的地の松亭駅には17分遅れで到着したという。

韓国鉄道公社関係者は、このトラブルについて「内部規定通りの措置を行っており、問題はない」と説明している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150404-00000010-xinhua-cn

こうやってカバーが開いちゃったからテープで止めたというのだけど、そのテープどう見ても養生テープ
後で剥がしやすくするため と考えるのはすごいけどその前にまた開いちゃったら何の意味もない(笑)
もっともこういうの作るときはヒンジ(蝶番)は逆の方向に付けるものなんだって
これ進行方向から後ろに付いてるから風で煽られて開いちゃうけどそれが前に付いてたら開くことはないもんねぇ
確かにそうだ
基本的な間違いだ
あそうそう、もしこの車両をを最後尾に付けることも考えるんなら、逆もまた真なりで
そういう場合はヒンジは上につけるべき らしい
一つの部品の付け方の基本ができてない”世界最高水準の韓国高速鉄道”大丈夫でしょうかねぇ

あんまり自国のことを自慢しちゃいかんと分かってるけど対照的なニュースだったんで記録しておきましょう

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ようこそわが家へ  見た

2015-04-15 23:48:44 | テレビ
ようこそわが家へ
録画してあった第一回を見た
状況が違うじゃん
小説ではお父さんが主役なんだけど、テレビは息子かぁ
月9でやるってことはそういうことね
ストーカーされるきっかけになった電車でのエピソード自体、お父さんから息子に変わってる
100歩譲ってもいい
でも、辱めを受けたと思い込む犯人への振舞いが甘すぎる
あれでストーカーする気にはなれるかな
もうちょっと恥をかかせなきゃな
と僕は思うよ

まぁいい
我慢して見てた
相葉君の演技はあれでいい?
僕にはちょいと物足らなかった
一回で終わりだな
と思ってたけど、お父さんの会社でのエピソードがあったから、もう一回見てみようと思う
お父さんの部下の女性はしっかりしてて悪徳部長をやりこめる
花咲舞みたいなのがいる
溜飲が下がる

お父さんも息子もいい人
いい人だけど社会人としてはもう一つパワーが欲しい
そのパワーを手にし、発揮できるようになるのか
なるはずなんだけどね
一応来週に期待しときます
沢尻エリカはどういう人?
いるの?
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マツコネ交換

2015-04-14 23:37:28 | 趣味
この前初めてのイオンモールへ行こうと思ってナビに入れてみた・・・

おおよその位置は知っている
その位置はこの道をまっすぐ行って左折するだけのはず
だがナビは右折を指示する
僕はそこまで素直ではない
一応無視する
それでも次の交差点に近づくと右折しろという
また無視をする
それを3・4度続けながら、勝手にその交差点を左折した
この先にそれはあるはず
しばらく行くと右側に今まで知ってたイオンとしての最大級のその建物が現れた


というわけでマツコネ(マツダコネクト)のナビは最低の出来だ
ある程度それはわかってた
それを割り引いても魅力があったんで買ったのらよ

さっき帰宅したらこんなものが

   

中身は

   
どうもソフトウエアの取り替えをやってくれるらしい


今までのと違って2000ccだから出足がめちゃんこ良い
僕はじいさん運転にはまだ20年早いと思ってるんで、この出足はお気に入りだ
勿論スピード違反は極力しないように努めてます
レーダー探知機もつけてるし
安全運転安全運転あんぜんうんてん・・
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AIIB

2015-04-13 23:58:28 | 社会
【アシ?アインフラ投資銀行AIIBに乗せられるな!】青山繁晴「信し?か?たい低レヘ?ルの話」と激怒


この問題に賛成反対の意見をお持ちでなければ是非一度この動画を見てください
僕は青山さんを信頼してるし応援してる
多くの新聞がやたらに参加すべきだと説くAIIB
家に来る中日新聞にも参加しなければ「孤立」などという言葉がその真ん中に大きく居座ってた
ようするに中国主導で新しい発展途上国などのインフラ整備のための投資グループを作るので、そこに参加するかしないか
もし参加しないと日本の企業だけつまはじきにされて仕事が回ってこないんじゃないかというお話
何故マスコミや一部の政治家が参加すべきと主張するのか

実は・お金持ちになった中国はもうバブルがはじけ始めてるようだ
勉強不足という言葉がこの動画内にも使われている
そして中国と日本の今の関係
諸々のことを考え合わせれば、日本はただのパトロンとして待たれているだけ

いつも読ませてもらってる田中社長のブログ
この人の経済解説はとても分かりやすくて素敵なのだが
中国の実情を素っ裸にしてくれてます(と僕は思っています)

昔、報道ステーションで古館伊知郎が中国の外貨準備が日本の外貨準備を超えた時に「さすが中国は凄いですねえ」と細い目を細め喉を絞るように言ったのを覚えています。この人の経済音痴ぶりは今更言うまでもないのですが、外貨準備を経済力の指標のように思っているのかもしれません。

言うまでもありませんが外貨準備高とは、貿易に支障が出ないように政府が予め準備する外貨の事です。あるいは為替の変動によって不利益を被る事が予想される時に、例えば日本の場合ならドル売り介入する為の資金です。反対にドル買い介入した時に積み上る外貨も外貨準備に加算されます。

これらは通常米国債などで運用されますが、当然増減はつきものです。日本の場合、80年代初頭の殆どゼロから2014年の1兆2千億ドルまで右肩上がりで増えて来ました。大半は米国債で運用されています。中には小泉さんの時の意味不明なドル買い介入、3.11後のドル買い介入によって積み上がった数十兆円もの米国債も含まれている訳です。円高を防ぐ効果は限定的でしたが、なぜかマスコミも突っ込みを入れませんでした。

一方の中国ですが、ハードカレンシーを持たない貿易大国故に貿易で得た外貨を相当量外貨準備として持ちます。さらにドルペッグするために常時ドル買い介入が行われ、それによって外貨準備は膨大に積み上がってきました。2014年末で3兆8430億ドルと言いますから吃驚です。何と日本の3倍です。凄いですねえ(笑)

ところが中国の場合はドル買いに必要な資金は政府が元を刷る事で調達しているようです。従って元は市場にそのまま流れます。いわゆる非不胎化介入というやつです。日本が、政府短期証券を発行し市場から資金を調達しているのとは全く異なります。

日本の場合円資金が市場に流れませんからインフレリスクはありません。これを不胎化介入と言います。黒田さんの異次元金融緩和はこれと逆の事をしている事になります。敢えて市場に円を流してインフレを促しているのです。

話は戻って、元の場合はドルの流入量に見合った元を発行していますから外貨準備を減らす事は経済の足を引っ張る事にも繋がります。という事は借りてでも外貨準備高を維持するしかないのです。いずれにしてもドルペッグをやめない限り膨大な外貨準備の保有、維持は避けられません。

因に中国の外貨資産は約600兆円、対外負債は400兆円で対外純資産は208兆円(2013年末)となります。その外貨資産の460兆円分が外貨準備という事です・・・おかしいですね。対外純資産が外貨準備高を下回っています。これが意味する事は何でしょうか。

日本の場合で言いますと、対外資産797兆円で負債が472計325兆円の対外純資産(13年末/14年末は370兆円)になります。外貨準備は約150兆円ですから外貨準備を差し引いても175兆円の純資産が残る訳です。

つまり中国の場合は日本同様(意味は違いますが)使うに使えない外貨準備という事で、実態はと言えば約250兆円も純負債がある事になります。しかも外貨準備は最近減る傾向にあるのです。景気の低迷や不動産相場の下落の中で、資金流出が年間で4千億ドル以上に上ると言います。これは投資には該当せず、消えて行くマネーと言えば分かりやすいかもしれません。


http://ust.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/5aiib-735e.html より

次の補足記事も素敵です
http://ust.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/aiib-8d58.html


さっきニュースでやってましたがとりあえず参加しないという政府の方針に対して
支持する人が最も多くて40%台だった
3月締切だって言ってたのに日本とアメリカの参加がなかったので6月いっぱいまで延びたようです
絶対に参加すべきではない ですよね

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