木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

マイ ファクトリー  ・・・でいいか?

2006-04-25 17:34:34 | 仕事
今日は工場の紹介をしましょう
ここは貸工場約55坪 南側に堤防があってそちら向きに建っています
55のうち建物は30坪くらいかな
あとは駐車場兼材料置き場
うちにはフォークリフトがないので手作業での材料整理です
写真アップするのは恥ずかしいのでご勘弁
木工所、特に挽物作業は鉋屑作ってるようなものだから一般の方にはお見せできるようなものではありません
普通の木工所ってのは例えば家具材料を組み合わせてそれより大きいものを作る
簡単に言えば箱 板を集めてその板の体積より大きいものを完成させます
うちの場合は木を削って品物を作るので 材料の体積よりも大きい物は出来ません
つまり鉋屑作るのが仕事みたいなものです
今度どんな鉋屑が出来るのか お見せします
今日は携帯忘れてきちゃったみたいなので 写真が撮れないのです
 すんません
  ほんじゃまた
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朱鷺

2006-04-23 22:55:08 | 仕事
仕事の話をする時はどうしても口にしてしまうことがある
ずっと前に書いた日記を貼り付けてもいいかな


  職人の戯言・・・

今日のテレビ番組紹介欄に小さく出ていたこと
それは西川きよしが地元の職人さんを訪ねるというもの
その職人の言葉が一言
「もう技術も道具も伝えない」  って
その一言は身にしみるほどよく分かる
息子に託せない 弟子にも託せない
今 手仕事やってる人たちの偽らざる心境なんです
この国はそういう人たちを守ってないから
コスト面で太刀打ちできない
二倍くらいのコストならいいんですよ
それだけ働けば競争できるから
でも数十倍ですからね
職人はもう競争する気力を失ってしまってるんです
特別 高度な技術はこの日本では残っていくのでしょうが
普通のものづくりは もう終わりですよ
毎日毎日職人が減ってゆく
今から 日本が軌道修正しても多分元には戻れない
小泉首相が言っていた
「ああ どんどん中国から輸入しなさい」
それは貿易不均衡を少しでも和らげるための その場しのぎの政策ってことがわかんないんだな
今までいろんな職人の手を経て一つのものができてきた
でも受け渡す手が今日もひとつ明日もひとつ減ってゆきます
頑張ってる人が 頑張りようがなくなってくる
だからまた年金に頼る元職人が増える
できるのに何にもしないじいさんばあさんが増えてゆく

中国の物価が上がってコスト面の格差が縮小したとき
かの国から職人の逆輸入すればいいんだよね
ちょうど 日本で絶滅した 朱鷺のように・・・


二年前に書いたものなんだけど
今もその状況は変わらない んん もっと顕著になってるかもしれない
ただ少し帰って来てる企業もあるようです
主にハイテクと言われるような会社の工場です
僕らの仕事はもう帰って来れないでしょうね
22歳の息子も違う職に就きました
この話をする時は寂しいバージョンになってしまいますが
でも物を作ること自体は楽しいですよ
いいものが出来た時は2倍ね



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主、不在にもかかわらず

2006-04-21 17:41:52 | Weblog
ここを覗いてくださる方がおられるのを知りました
心を入れ替え真面目に書いてゆこうかなぁ
と思っています
出来るかどうかわかりませんが・・

仕事は一応頑張ってやっております
しかしながら最後の日記が暗示するかのように今年に入ってあまり順調ではありません
1月 貯金持ち出し
2月 アヘアヘ
3月 忙しくなけりゃいかんのにフツウの売り上げ
4月 フツウまでいけなさそう
 まあいいや ってかんじです
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