木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

初体験

2012-04-22 23:48:57 | 家族
同じ運動でも得意なものとそうでないものがある
前に書いたけど水泳なんかは大の苦手だったし
力系の器械運動もあまり好きではなかった
鉄棒とか逆立ちとか
それに対して球技系は大の得意
その片鱗は今現在の僕にもつながっている
今現在テニスやってるのもその名残の一つだと思う

球技でもただのボール投げとかではそれほどじゃない
やっぱり足を使って動きが絡むものがいい

そういうことは自分自身でも小さいうちは気づかないものだ
母の在所に遊びに行ってた時
隣に2歳上のノブちゃんと1歳下のトシちゃんの兄弟がいた
ノブちゃんは優しいお兄ちゃんで大好きだったけど
トシちゃんはきかん坊で扱いにくかったからあまり好きじゃなかった
でもノブちゃんはあまりたくさん相手してくれなかったからいつもトシちゃんと遊んでいたわけだ

小学二年くらいだったと思うその日、珍しくノブちゃんとトシちゃんそれから近所の時計屋の安井君と集まった
今から近所のお寺で行こうというんでついて行ったら
そこはお相撲さんの名古屋場所の宿舎になってたらしく立派な土俵があった
で、今から相撲大会をやるという
それは子供たちだけじゃなく
ちゃんと大人たちが主催する各学年の勝抜き戦だった
突然僕は2年生の参加者になった
聞いてないよぅ と思ったけどまぁいいややってみよ
名前を聞かれた
僕は迷った 本当の名前を言ってもいいのか
それともおじいちゃんちにいるからそっちの名前を言わなきゃいかんのか
もし、確認されて
なんだ此処の学区の子じゃないのか
じゃ参加取り消しって言われるのもいやだったのでおじいちゃんちの名字に自分の名前をくっつけた
それは今も活躍してるタレントと同姓同名になる
ま、その時はまだ彼は世間に出てなかったんでどってことなかったけど


何回相撲を取ったかなぁ 多分4・5回だったと思うけど 
なんと、優勝をしてしまった
えっ オレって強いんだ って初めて知った今知った
どうも僕は腰がしっかりしてて相撲では粘り腰でなかなか倒れなかったみたい
べつに太ってたから勝ったわけじゃない それでも全然楽勝だった
その後そこで知り合った年上のお兄さんも挑戦してきたけど難なくやっつけられた
かっつん自信がついた
初めての出来事
得意なものが一つ見つかった

実はトシちゃんが身が軽くていつも褒められていた
僕はそんな風には動けなかったので比較されて落ち込み気味だったのだ

賞状をもらった
初めてもらった賞状は違う名前のそれだった
みんなに笑われたけど・・




コメント (4)
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