木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

復帰

2012-04-20 23:55:44 | 家族
職人さんが復帰して早くも2週間
6・7日は半日で帰ったけど先週の月曜日からは朝、僕と一緒に車で出勤して
16時に一応終わって一人でバスと地下鉄を乗り継いで帰るパターン
やっぱりいてくれると仕事の進み具合が全然違う

入院してる時にボケた などと聞いてたけど
復帰してからそんなミスは一度もない
勿論これからも油断してはいかんけど
僕も注意深く観察してゆかねば

今日いつものように8時20分に駐車場で待ち合わせ
ところがいつもは僕を持ってる人なのに5分くらい遅れた
ちょっと転んじゃって・・
顔を見ると血の気がない
「ダメじゃん、無理したらいかんで送ってくよ」
と車を動かしたのだけれど
「落ち着いてくから大丈夫、仕事場へ向かって」 という
頑張っちゃう人だからなぁ・・
決して無理はしないこと 着いたらしばらく休んでから動くこと
そんなことを言ってそのまま仕事場へ向かった

そして一日が過ぎた
昼休みにも「切り上げて帰って」と言ったけど無視された(笑)
明日も休んでくれと言ったが・・来るかも
「体調良かったらいつもの時間に行くから」と

確かに仕事中はきつそうなそぶりは見えなかったから
多分落ち着いてたんだろうとは思う
今回いない間にいろいろ苦労してやりくりしてきたから
いないことがどれだけ大変かそれは痛感した
そして、復帰してくれたことで 少しでも仕事場にいてくれることがどれだけ助かるかもよくわかった
だから細くでもいいから長くやって欲しい

昔、僕が中学高校のころ
その前に職人さんたちが使ってた仕事場の二階を改修した部屋が僕の部屋だった
夜遅く 勉強はしてないけど
一人で寛いでると ガラス窓に何かが当たる音がする
 コチン・・
あれっ? と思って耳を澄ますと また
 コチン

何だろうと思って窓を開けると職人さんがいて
「これ食べやぁ」
といって材料とか電柱の力を借りて僕に手渡す物があった
 折詰の寿司
美味かったなぁ
何回かあった

僕は彼にたくさんの借りがある
今少しずつ返しているよ


いやそのつもりだけどまた借りを重ねてるのかもしれないね



コメント (6)
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