あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

ジョウビタキとカワラヒワ

2024-03-13 00:23:35 | 野鳥
先日の事、ちょっと派手めな野鳥が家の前のハウスのパイプ止まっていた。
茶の間においたカメラを持って、すぐさ縁側へと駆け寄り
足を忍ばせて…薄いカーテンに身を隠しながら
サッシ戸をゆっくりと静かに開ける。


たいがいの野鳥は、そういうのに察知が早くて
すぐに逃げ去ってしまうのだが
今回はバニラも外にいたので、半ば諦めていたのだけど
一羽…だけ、他には見当たらなかった。


お腹がオレンジ色っぽく、頭部は白っぽい
なんていう野鳥か、とりあえず逃げる前に写真を撮りまくろうと
息を凝らして、距離は少し離れてて6~7メートルくらいか。
望遠を使って上手く撮れるかな?
腹ばいになってカーテンの隙間からピントを合わせるのだけど
シャッターを押すと微妙にブレる。


そこんとこを何とか動かない様に抑えて
パパラッチどころか婆ラッチでシャッターを押す。
 
 
 
 
 





なんていう野鳥なのか、いろいろ調べて多分ジョウビタキ!
名前だけは知っていたけど、今まで庭に来たことなかったような気がする。
思ったよりもカラフルなジョウビタキはスズメ目・ヒタキ科の野鳥で
体長は13.5-15.5 cm、体重13-20g、スズメよりわずかに小さい。
オスは頭上が白く、目の周りが黒いのが特徴で
メスは頭が淡褐色でオスとは簡単に見分けられる。
胸から腹、尾にかけてはオスメスとも橙色をして
翼は黒褐色だが中ほどに白くて細長い斑点があり
ここで近縁種と区別することができるようだ。


ジョウビタキの名前の由来は、「尉(ジョウ)」は銀髪を意味し
「鶲(ヒタキ)」は「火焚」とも書き
鳴き声が火打石を叩く音に似ているところから名付けられたようだ。


だから、ちょっとカラフルさから言えば
写真の野鳥はオスって事になる。


最近大型のヒヨドリに追われるように
小型の野鳥は見られなくなってしまった。
メジロなんかはその代表的な野鳥で
私からすれば、鶯よりも鶯らしさを持った野鳥だった。


梅の花とメジロって似合うよね。


それでも、ここ最近はシジュウカラなどが見られ
野鳥婆ラッチは、いつでも撮られるように
茶の間にカメラを構えている。


もう一種類、カワラヒワはよく見かけられる野鳥だが
冬の間はどこに身を潜めていたのか
最近になって近くの畑の上を通る電線に群れを成して止まっている。


雀にも似た野鳥だけど
羽を広げて飛ぶと内側の黄色い色 が目立つ。
色合いと小柄な体にも似ず、嘴が大きくて
思ったよりもいかつい顔をしてるとこ、意外と好きだったりする。


カワラヒワ、スズメ目アトリ科に分類され
体長は約 14cm 、翼開長約24cmでスズメと同大だがやや小さい。
全体的に黄褐色で、太い嘴と、翼(初列風切と次列風切)に混じる黄色が特徴なんだね。
 
 
 
 
 



カワラヒワの名前の由来として
カワラヒワは漢字で書くと 「河原鶸」 で
その名のとおり 河原に群れて、ヒエやアワを食べていたことが由来となった。


今回は電線に止まっていたので、やっぱり距離があって
しかも下から見上げるのでお腹部分が多いけど
空になった畑に侵入して…怒られないとは思うけど。
なんとか望遠で取ってみたカワラヒワだった。










コメント (18)
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