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あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

ヒメが悲鳴をあげた朝

2014-01-22 22:52:00 | 日々雑事

冬来たりなば春遠からじ…というけど
ようやく大寒も過ぎて、これから本格的な寒さが来る季節。
考えてみたら、まだ1月で、これから2月一杯は寒い日が続く会津。
この間はマイナス10度だって気温にビックリ!
ヒメの水の容器も凍てつき、鳥カゴに触ったら手がくっ付いてしまった。


ーキッチンの窓から朝の風景ー

そんな時でもトイレを我慢しているヒメさまを思うと
寒くたって散歩は休めない…可哀想だもんね。

雪の獣道状態!人の歩いた後の道を辿るように歩く。
たいがいは男の人が散歩へ行く事が多いので
歩いた後を同じように歩くと、大股だから大変!!
どうしてもガニ股になってしまう足の短い私(~_~;)


遠く霧が流れて行くのが見える…。


枯れたまま凍りついてしまったヒマワリ


白鳳山がいつもより美しく見えた。

厚着をしている体も外気温がキリキリと差し込んで来るのが分る。
頬はビリビリで長靴の脚先と手袋の指先が痛い。
きっと髪の毛も白髪のように凍っているに違いない。
ヒメさまの鼻先に生えてるヒゲや口元までもが凍ってるみたい。

いつも元気に歩いていたヒメが
急に立ち止まってヒャンヒャンと悲鳴をあげる。
さすがにヒメさまの足も凍えてしまったようだ。


ちめたいよ~痛いよ~とか犬語で言ってる様だった。

以前はビックリして抱っこして帰って来たけど
慣れたもので、手袋で両足をしばらく温めてあげると
また元気に歩きだす。

一年に一回はこういう事があるみたい。

ワンコって肉球の小静脈内にある血液が、空気や地面との接触により冷やされても
心臓からから来た温かい血液が通っている動脈のそばにあるため
すぐにもとの温度になるらしい。

そして、熱を放出して冷えた血液は脚を通って身体へと戻るまでに
再び温めなおされるようで、足先の体温も身体の体温も
ある程度の範囲に保つことができるんだってね。


いつものお稲荷様も雪模様

南極の犬と同じく考えるのは酷かもしれないけど
そういう仕組みになってるのだそうだ。

これはペンギンの足やくちばし、イルカのヒレも同じらしいのだが
さすがこの朝の寒さ冷たさは、ヒメの温かい血流でも間に合わなかったようで
この日は早々に散歩を止めて帰って来た。


という事で凍りついた雪柳の葉をUP!