冬来たりなば春遠からじ…というけど
ようやく大寒も過ぎて、これから本格的な寒さが来る季節。
考えてみたら、まだ1月で、これから2月一杯は寒い日が続く会津。
この間はマイナス10度だって気温にビックリ!
ヒメの水の容器も凍てつき、鳥カゴに触ったら手がくっ付いてしまった。

ーキッチンの窓から朝の風景ー
そんな時でもトイレを我慢しているヒメさまを思うと
寒くたって散歩は休めない…可哀想だもんね。
雪の獣道状態!人の歩いた後の道を辿るように歩く。
たいがいは男の人が散歩へ行く事が多いので
歩いた後を同じように歩くと、大股だから大変!!
どうしてもガニ股になってしまう足の短い私(~_~;)

遠く霧が流れて行くのが見える…。

枯れたまま凍りついてしまったヒマワリ

白鳳山がいつもより美しく見えた。
厚着をしている体も外気温がキリキリと差し込んで来るのが分る。
頬はビリビリで長靴の脚先と手袋の指先が痛い。
きっと髪の毛も白髪のように凍っているに違いない。
ヒメさまの鼻先に生えてるヒゲや口元までもが凍ってるみたい。

いつも元気に歩いていたヒメが
急に立ち止まってヒャンヒャンと悲鳴をあげる。
さすがにヒメさまの足も凍えてしまったようだ。

ちめたいよ~痛いよ~とか犬語で言ってる様だった。
以前はビックリして抱っこして帰って来たけど
慣れたもので、手袋で両足をしばらく温めてあげると
また元気に歩きだす。
一年に一回はこういう事があるみたい。
ワンコって肉球の小静脈内にある血液が、空気や地面との接触により冷やされても
心臓からから来た温かい血液が通っている動脈のそばにあるため
すぐにもとの温度になるらしい。

そして、熱を放出して冷えた血液は脚を通って身体へと戻るまでに
再び温めなおされるようで、足先の体温も身体の体温も
ある程度の範囲に保つことができるんだってね。

いつものお稲荷様も雪模様
南極の犬と同じく考えるのは酷かもしれないけど
そういう仕組みになってるのだそうだ。
これはペンギンの足やくちばし、イルカのヒレも同じらしいのだが
さすがこの朝の寒さ冷たさは、ヒメの温かい血流でも間に合わなかったようで
この日は早々に散歩を止めて帰って来た。
という事で凍りついた雪柳の葉をUP!


