ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

SOMEWHERE

2011-04-04 00:09:09 | 映画

もうすぐ春ですね♪
なんつってたら、サクラ咲くですよ。
春がきましたー。

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小金井薄紅桜はまだこんな感じ。

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江戸彼岸ははかなくも綺麗♪

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んで、しだれ~

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自分にとっては春は大切なシーズンで。誕生月ですから。4月6日です、念のために。宮沢りえちゃんと一緒ですけど、なにか?ww
土曜日はお天気だったので桜を見に小金井公園にいったついでに吉祥寺に行きました。Led ZepperinのCDとまんが道と靴下を買っただけですけど、楽しかった。
んで、今日は曇っていたのでSOMEWHEREみました。
ハリウッド俳優ジョニー・マルコの物語。
別れた妻との間に一人娘がいるのですが、彼の人生は映画と車と、女女女w。That's allな感じ。パーティの最中に階段からおっこちて腕を骨折します。これがきっかけなのか、ジョニーに自分を見つめる時間がやってきます。ひとり娘のクレアとともに。俳優として成功してるけど、レゾンデートルを見失っていることに気がつきます。役者としても男としても親としても。
舞台はロス-ミラノ-ロス。でも、ホテル住まいしてるジョニーを追ったお話なので、あんまり場面に変化はありません。ひとつ一つのシーンがとっても長いです。丁寧に撮ってるというよりも、観る側に感じる時間を与えてくれてる感じかな。冒頭のシーン、フェラーリがひつこいくらいサーキットをくるくる回りますが、ソフィア・コッポラの宣言なような気がしました。
主役はどことなくユアン・マクレガーに目が似ているスティーブン・ドーフですけど、見どころは二つ。クレアちゃんとFerrari F430 Berlinetta。
クレアちゃんの笑顔にはやられます。おじさんにはまぶしいです。のびやかで妖精っぽさも併せ持っていて。ジョニーのダメっぽりをひきたてます。彼女にとって、この瞬間にこの映画に出演できたのは、自分の魅力を引き出すために良かったのではないかと思います。もちろん、未来のある俳優さんですから、更なるベストシーズンはくるでしょうが、少女のころの彩りは一瞬ですから。
スポーツカー好きがみても楽しい映画ではないかと思います。とくにフェラーリファン。ブラックのFerrari F430 Berlinettaがこれでもかってぐらいフィーチャーされてます。ちょっとビビるくらいのエグゾーストノート、レスポンシビリティを感じる加速、感応的なフォルムにシックな内装。これでもかってくらいのアピールです。故障するシーンがついてるところもフェラーリっぽいw いちおうフェラーリ社が協力してる映画なんですけど、おうらかというかw
ストーリーもシンプルだし、凝った演出もないし、キャスティングも地味だし、まして3Dでもなく、メジャーな映画館じゃなく、小劇場でみたい映画です。ソフィア・コッポラの名前でメジャー扱いされてるけど、映画好きにゆっくり観てほしい作品かな。とにかく、あんまり波長が大きくない作品ですから、ゆったり観たいかたにお薦め。


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