ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

2011J2リーグ第24節FC東京vザスパ草津@味スタ20110813

2011-08-16 20:58:08 | FC東京

夏真っ盛りですね。8月に入って肌寒いくらいの不安定な天気が続きまたけど、お盆はさすがに暑いですね。

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8月のホームゲームはなんと1試合だけ。もったいないなあ。夏休みの子供たちに東京をもっと見せてあげられたらいいのにと思います。仕方ないけど。

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恒例の浴衣デーです。花火もあがります。夏のイベントを全部盛り込んじゃえって感じ?w 花火の連発をお楽しみくださーい♪

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草津を迎えてのこの試合は、5月の対戦で負けてますからリベンジマッチでした。MDPに梶山のコメントであったと思うのですが、あの頃はまだ、戦いかたを模索している段階だったんで、東京の現在地を知るにはちょうどいい試合になりそうです。

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草津が5月に勝ったのは、それなりの戦いかたをした結果なんだなと感じました。FWがCBにプレッシャーをかける程のアグレッシブなディフェンスを仕掛けてきます。FWが追い込んだところを両ボランチが押し上げ、高い位置でボールを奪いにきます。そのまま手数をかけず一気に攻めようというプランでしょうね。CBを追っかける役回りは、基本的にアレックスが担っていて、とても忠実だったのが印象的です。プランとしてのポイントは、このやり方を90分保てるのかというところ。案の定、もちませんでした。

守備と比べて攻撃はほとんど見るとこがないです(苦笑)。ラフィーニャがいなくなったのは痛かったんでしょうね。ビルドアップを試みる時は(東京相手には本意ではないでしょうけど)、松下が前線に配球することで攻撃が始まります。奪ったボールは中央の櫻田を経由して、右奥にフリーで構える松下に渡しロングボール。近くの席の人が言ってましたが、草津はいいチャレンジをしたと思いますよ。アレックスとCBは頑張ってました。頑張ってたし、工夫もしてたけど、結末はおそらく大方の予想通り。リアリスティクなやり方では工夫が足りないということでしょう。

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さて、東京。

東京 1-0 草津。後半24分、PKでロベルト・セザーがゴル。ようやくPKが決まったよーw 考えてみれば3試合連続でPKって、それだけでも東京が圧倒的なのを現しているような気がします。

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攻撃が進化してます。

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全員攻撃を思考しているんだと思います。もちろん、いま自分程度が気づくということは、もっと以前からトライしていたんだと思います。中盤がフレキシブルにポジショニングと役割を変えるやり方は草民がレギュラーに入って確立できてましたけど、最終ライン、とくに両CBが二人とも攻撃に絡むようになったのは最近のトライだと思います。ポゼッションで優位なシーンでアンカーにボールが入った時、両CBがワイドに開きます。それもアンカーより高い位置で。これでSBをウイングさながらの位置まで押し上げることができます。結果、中盤の選手が自由にポジショニングできますから、局面で数的優位なシチュエーションを作り易くなります。フィニッシュはフリーのプレイヤーであれば誰が撃ってもいい。セザーだけチームに強引なプレーを認められてるイメージがありますけど、他のプレイヤーは基本的に同格。最近、高橋や徳永のゴールが出てるのは、そんなシステムの成果なんだと思います。流れのなかで今野やモリゲがゴールするシーンが近々見られるかもしれませんね。

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CBの攻撃参加には当然リスクを伴ってます。リスクテイクは魅せるプロのサッカーをするうえで大切です。だから嬉しい。と同時に結果を残すためにリスクマネジメントも必用。いまは最終ラインの誰か(徳永であることが多いですけど)がアンカーの裏をカバーしてますが、カウンターの切れ味が鋭いチームを相手にした時の対応が課題でしょう。

それから、ゴール。どんなにシステムがセクシーでもゴールがないとお客さんは呼べないので、大切な課題です。シュート数を増やすのはベクトルが違うような気がしますから、ショッツ・オン・ゴールの比率をあげることを目指すべきだと思います。シュート精度はもとより、いかにフリーの選手を作ってかつ撃たせることができるか。

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自分はまずプロセスを大切にすべきと思いますから、まずはこれでいいと思います。ポジティブな意味で、チームとして成長するためにJ2はいいステージなのかもしれないですね。適度なプレッシャーがあるなかでいろいろなシミュレーションができますから。いまはJ1仕様を意識する必要はないですけど、Jリーグ初制覇に向けて具体的なビジョンを持てる下地はできてきたかもしれないですね。