本日、ドラゴンの「1/35 WW.II 日本帝国陸軍 四式軽戦車 ケヌ」が入荷いたしました。
この車輛はなんというか、色々な検討と交配を重ね試行錯誤の上で生まれた軽戦車です。
経緯としては、まず、日本陸軍の主力軽戦車だった九五式軽戦車では対戦車戦闘において主砲の威力が不足していたため火力向上のため、九七式中戦車”チハ”が装備していた5.7cm砲を搭載することが検討され、三式軽戦車が作られました。
しかし、九五式軽戦車の砲塔のままでは砲塔内に全くスペースがなく、実用性にかけたため試作に留まりました。
そこで、今度は九五式軽戦車の車体に、なんと九七式中戦車の砲塔を丸ごと合体することで戦闘室内スペースの問題を解決しました。
ミキシングってやつですね。
とはいってもインターフェース等が異なるので、車体側の砲塔リングを改修するなどして四式軽戦車として制式化されました。
キットの方はというと、ドラゴンらしいこれでもかと言わんばかりの再現度です。スライド金型の使用やエッチングパーツが付属したりとドラゴンクォリティ満載のキットとなっております。履帯は組立易いベルト式。
なお、初回生産分限定で竹一郎氏による戦車兵フィギュアが付属いたします。
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