音楽が好きなんです

~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

119 お買い物 ('09 3月)

2009年04月15日 13時30分04秒 | 音楽コラム
2009年3月のお買い物報告です。

 1. KING CRIMSON / ISLANDS
 2. TASTE / TASTE
 3. RORY GALLAGHER / TATTOO
 4. BLUE OYSTER CULT / BLUE OYSTER CULT ※
 5. BLUE OYSTER CULT / SECRET TREATLES
 6. BLUE OYSTER CULT / AGENTS OF FORTUNE
 7. EMERSON LAKE & PALMER / TARKUS
 8. LOU REED / BERLIN
 9. KING CRIMSON / IN THE WAKE OF POSEIDON
10. MICHAEL JACKSON / BAD ※
11. 中島美嘉 / LEGEND (si) ※
12. LEE MORGAN / THE SIDEWINDER
13. V.A / ANTHOLOGY OF ENGLISH FORK
14. PAUL McCARTNEY & WINGS / BAND ON THE RUN ※
15. JEFF BECK / JEFF BECK GROUP ※
16. WHITEOUT / BITE IT ※
17. LENNY KRAVITZ / CIRCUS ※
18. THE BEATLES / LET IT BE (LP) ※
19. QUEEN / QUEEN Ⅱ(LP) ※
20. BRUCE SPRINGSTEEN / NEBRASKA (LP)
21. ROBERT PALMER / RIP TIDE (LP)
22. KATE BUSH / THE KICK INSIDE (LP)
23. JAPAN / GENTLEMEN TAKE POLAROIDS (LP) ※
24. THE BRILLIANT GREEN / TERRA 2001 ※
25. Koda Kumi×misono / It's all love !
26. 植村花菜 / 春の空

※印以外は、新規(初めて買った、初めて聴く)のお買い物です。


先月は多かったです。実はいろいろとありまして…。(笑)

1~9の作品は、タワレコのワゴンセールと、他のレコ屋でのセールにて、お買い物。
別に一回で買った訳ではなく、近くに行く都合が2回あったため、その都度立ち寄り、買ったという訳です。(笑)現行盤クリムゾンが半額で買えたのは、ラッキーでした。

12~15は、「もうこのセールでの買い物は、これでおしまい!」とばかり、HMVのオンラインショップにて、輸入盤セールで購入。(笑)以前持っていた15を改めて聴き、懐かしく思いました。ちゃんとアルバムの雰囲気や、曲の特徴を覚えているのが、不思議です。
13は5枚組ブリティッシュ・フォークのコンピ盤。何と1000円でした。スティーライ・スパン、ルネッサンス、サンディー・デニーなど、多数のアーティストが登場。私のような入門者には最適。↓↓↓

                   
                   13. V.A / ANTHOLOGY OF ENGLISH FORK

仕事がお休みのある日、自宅近くのリサイクルショップへ(←「お買い物コラム」によく登場する、リサイクルショップの別店舗が自宅近所にもあります)。何と、ジャンク扱いのLP盤
BOXを漁ると、良い盤がゴロゴロとあるではないですか!しかも、ジャケ程度も良好!
18~23は、200~500円の金額幅で買えました。もちろん、“値札剥がし”を使い、
ものすご~く丁寧に値札を剥がしましたよ。(笑)
19が手に入ったのが嬉しい!↓↓↓

                   
                   19. QUEEN / QUEEN Ⅱ(LP)

22のジャケは、男性が思わず「ハッ!」と惹かれるジャケです。(笑)↓↓↓

                   
                   22. KATE BUSH / THE KICK INSIDE (LP)

25は、半ば話題で買いました。この姉妹、愛嬌があって好感が持てます。
[音楽コラム # 45]
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118 ビートルズ、リマスター盤発売決定!

2009年04月11日 20時43分20秒 | 音楽コラム
ビートルズのリマスター盤CDが、9月に発売になるそうですね。多くのアーティストのリマスター盤リイシューが進む中、ビートルズは“ようやく…”、“やっと…”といった感があります。
何でも4年掛けてリマスター作業を行ったとか。やはり、ビートルズの音源だけあって、慎重に作業したのでしょうね。

私は、リマスター盤発売で、全ての作品を買い足すかというと、そうでもないですね。
何というか、本来の良いものが、リマスターによって失われる心配があるからです。
個人的な見解ですが、リマスターの恩恵を一番受けるのは'80年代の音楽作品だと思います。まだ“デジタル”へ向けて発展途上だった、この時代。現在聞くと、クリアな音象だけど、音圧が貧弱…。まだ'70年代の音の方が存在感があるように思えます。なので、'80年代の作品はリマスターされることで、その作品の良さが蘇ること(再認識されること)があると思います。
しかしビートルズの作品は'60年代。まさにアナログ時代であり、その素材の良さというものがあります。また中期以降のビートルズはけっこう綺麗な音で録音されている。 今回かなり慎重な作業を施しているようですが、リマスターされることで妙な“わざとらしい”音になっていたら…、という不安があるのです。
これまでも、リマスター盤ではありませんが、『レット・イット・ビー・ネイキッド』('03)や 『イエロー・サブマリン・ソングトラック』('99)など、リミックスされたものを聴きましたが、「う~ん、何だかねぇ…」というのが感想。 『イエロー・サブマリン…』に至っては、低音が強調されていて、わざとらしかったです。
そんな前例から、ビートルズのリマスターには慎重に構えてしまうのです。

とは言いながら、音楽好きにとっては聴いてみたいものです。(笑)もし聴くなら…

・『アビイ・ロード』
・『サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンド』
・『ザ・ビートルズ』(ホワイト・アルバム)

のリマスター盤は聴いてみたいです。というか、たぶん、買うでしょう。(笑)

『ラバー・ソウル』、『リボルバー』は元のままがいいような気も。特に『ラバー・ソウル』はリマスター盤を買うなら、中古LP盤を買って聴いた方が“味”があるような。(笑)
それと、初期4枚は、ステレオ化されるそうですね。う~ん、どうなのかなぁ?
私は『プリーズ・プリーズ・ミー』と、『ウィズ・ザ・ビートルズ』の2枚は持ってないので、モノラル音源の現行CD盤を入手しておかねば、と思っています。(笑)
[音楽コラム # 44]
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117 『JEFF BECK'S GUITAR SHOP』〈'89 イギリス〉

2009年04月08日 10時02分59秒 | CD日記 '80洋楽編


ミュージシャン:JEFF BECK

1. GUITAR SHOP
2. SAVOY
3. BEHIND THE VEIL
4. BIG BLOCK
5. WHERE WERE YOU
6. STAND ON IT
7. DAY IN THE HOUSE
8. TWO RIVERS
9. SLING SHOT

この2月('09)、単独、またクラプトンとのジョイント来日公演を行ったジェフ。彼の技を見せてくれました。
クラプトンとのジョイント公演の際、この作品のBlu-specCD盤を買った話をしましたが(←〔ライブレポ # 4〕に記述)、この作品を初めて買ったのは高校3年生の頃でした。
『BECK BOGERT APPICE』に少々肩透かしを食らった私は(←[CD日記 '70洋楽編 # 16]に記述)、当時ジェフの最新作であったこの『ギターショップ』を、あまり間を置かずに買って聴くのでした。

通算12作目。内容はインスト・アルバム。前作『フラッシュ』('85)は、ゲスト・ヴォーカリストを迎えた作品で、あまり面白いものではありませんでした。なので、インスト・アルバムとしては、前々作『ゼア・アンド・バック』('80)以来ということで、当時期待されたようです。
1はジャケットや、タイトルを彷彿(?)させるような、まるで“工場で機械が何を組み立てている”ような雰囲気の曲。
2、4はライブでもよく演奏される曲。2はアップテンポな曲で、後半、ギターが疾走するところにシビレます。また4はブルース調の曲で、中間部で、ジェフの熱いギター・プレイが聴けます。
1989年という時代だからか、7はダンサンブルな曲。ジェフのVo(?)も聴けます。
個人的には、バラードの8が大好きです。タイトルのように、ゆっくりと水が流れる河を想起します。2005年の来日のライブで、この曲を聴けたときは感動しました。
アルバム全体的に、ジェフのギターがとても堪能できる好作品に仕上がっています。
ただ、それまでのインスト・アルバムには密度がありましたが、この作品はちょっと音がスカスカな感じで、コンパクトな印象があります。たぶん、それはベースレス(←ベースがいない)アルバムだからでしょうか。
しかし、ジェフの作品を聴いていく中で、外せない作品だと思います。

ジェフの作品で、私の中では、このアルバムが一番多く回数で聴いた作品でもあります。
高校時代、通学の身支度時にBGMとしてよく聴いたりもしました。なので、大好きな作品でもあり、また何か思い出深い作品でもあります。

それと、このジャケットが好きです。ジャッキアップされているものは、一見、車と思いきや、巨大なギター。洒落っ気もあり、また色使いも綺麗だと思います。
当時、輸入CDは箱に入れられて売られていたため、その時の箱も保存しています。↓↓↓



「レコードでも欲しいなぁ」と思っていましたが、このアルバム発売当時の1989年というと、国内ではレコードは衰退。輸入盤レコードの存在しかないと思っていたので、入手困難と諦めていました。しかし後年、何と!(たびたび登場する)リサイクルショップにて中古LP盤発見! 厳密には覚えていませんが、1000円前後で買えました。↓↓↓



けっこう状態は綺麗です。
私のコレクションの1つでもあります。
[CD日記 '80洋楽編 # 21]
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116 DEEP PURPLE 『IN ROCK』〈'70 イギリス〉

2009年04月01日 11時48分23秒 | CD日記 '70洋楽編


1. SPEED KING
2. BLOODSUCKER
3. CHILD IN TIME
4. FLIGHT OF THE RAT
5. INTO THE FIRE
6. LIVNG WRECK
7. HARD LOVIN' WOMAN

高校時代、ツェッペリンを聴くようになり、いわゆる“ブリティッシュHR”に興味を持ちました。
当時、ある音楽誌でブリティッシュHRの特集記事を読みました。(←今もその切り抜きを持っている)その記事で、クリーム、フリー、ブラック・サバス、テン・イヤーズ・アフター、ジューダス・プリースト、アイアン・メイデンまで、いろいろなアーティストが紹介されていました。その中で、“ディープ・パープル”というバンド名が、特に目に止まりました。
それまで他の音楽誌で “ディープ・パープル”というバンド名は目についていました。しかし私の中では、詳細はわからないけど、“メンバーチェンジと、アルバム数の多いバンド”という印象がありました。
しかし、特集記事を読むと、“ツェッペリンと共に一線を張ったバンド”という事が書かれていました。そして、その記事で紹介されていた、このアルバムを買いました。
これが、私のパープルとの最初の出会いとなりました。

この作品、彼らの黄金期と言われる、第2期メンバーによる2作目。バンドとしては通算5作目。
それまでは、サイケ、プログレ・バンドであった彼らがメンバーチェンジ。Voにイアン・ギラン、ベースにロジャー・グローバーを迎え、ハード・ロック路線に変更。その初回作となります。
全体として、気迫のこもったHRアルバムになっています。このHR路線で失敗すれば、元の音楽路線に戻るという賭けに出ていたとのことで、より気合いが入っていたのでしょう。
1からグイッと引き込まれます。まさに気迫のこもったHR。間奏部では、リッチー・ブラックモアのギターと、ジョン・ロードのオルガンとの掛け合いが聴けます。もうすでに、構成の練られている“様式美HR”が完成されています。
ちなみにこの曲、英国盤仕様と、米国盤仕様ではスタートが違います。英国盤仕様では、エキセントリックなギターソロと、オルガンの静かなプレイのイントロで始まりますが、米国盤仕様はその部分がカットされ、ダンッ!と曲が始まります。日本では当時、米国盤仕様の方で発売されたとのことで、ある音楽誌の言葉を借りれば、日本のリスナーは米国盤仕様の方がなじみ深いとか(?)。まぁ、私はどちらも好きですが…。
強弱付いた展開のある10分に及ぶ3も、彼らの有名曲。ラストは鳥肌モノ。“爆発と、爆発物破片の塵が空中でゆっくり飛び散る光景”を想起させるものがあると思います。でもこの曲、パクリものだったとか。
個人的には、疾走する4も好き。これも様式美HRで、間奏ではギター、オルガンのソロ、ドラムのソロもフューチャーされています。
アルバムの音としてはバリバリ、ザラザラした感じで汚いです。ですが返って、その音質であるためにHRの気迫が伝わってきます。もしかしたら、パープルの中で一番、“ハード、かつヘヴィ・メタリック”な作品かもしれません。ですが、途中で満腹感を得てしまう感もあります。
気迫なら、この『イン・ロック』、楽曲の質なら、'72年の『マシン・ヘッド』、といったところでしょうか。

正直、買って聴いた当初は、“様式美HR”ということもわからず、「ふ~ん」という感じで、あまり良さがわかりませんでした。ストレートなHRですが、ツェッペリンと比べると、単調な気がしました。
結局、私の中でパープルの良さがわかったのは、もう少し後の事となったのです。
[CD日記 '70洋楽編 # 19]
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