水曜日のアンシャンテ ― デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドから…♪

足慣らしと基本の≪基≫を練習したあとセンターで
まずはアッサンブレ・シュル・レ・ポワントとタン・リエ・アン・ナヴァンのシンプルなアンシェヌマンを。
「右アッサンブレ→左→右→はい、センターで最初に練習しましたねぇ…」
と見本を見せながら説明。
「…あ… …うっ…」
はい、どうぞ
… … … … … … … …
うん、悪くないよ、悪くないんだけどね。
ク・ドゥ・ピエに引き上げながらア・テールに下りることに注意を向けすぎて、ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドの足先、カカトがいつになく低～～～い
「あぁぁぁ… ソコもだぁ…」
ピケ-クぺを通して歩く練習もして…。
ピケ-デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドの基本の≪基≫を練習。
最後にシンプルな短～～～いアンシェヌマンを
右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→右脚ピケ-左脚デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド→左脚プリエ・クロワゼ→右脚ピケ-アラベスク→左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ➡…………
はい、どうぞ
… … … … … … … …
ピケ-デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドしてからクロワゼのプリエに下りるためには軸の方向転換が必要よ…、動作脚を下しながら方向転換を助けるんですよ。
「マリさん、どの方向にデヴロッペするのかちゃんと考えないとね」
「…えぇ…奥の方にですか？」
「奥といってもいろいろあるでしょうが…、ポワン・タンジュのドゥ・ファスを優先するならエカルテ・デリエール、でなければピケするときに方向転換してアン・ファスのア・ラ・スゴンド」
ま、エカルテ・デリエールからだと方向転換の角度が大きくなるから難しい、まずはアン・ファスのア・ラ・スゴンドにしましょう。
「あのさぁ、どっちみち動作脚は１本しかないんだから、どの方向に出すかをきちんと定めないと…“でたとこ勝負”なんて通らないよ」
「… … … …」
それにね、こぉんなシンプルなアンシェヌマンでも振り付けのパーツとして十分見せられるものになるんですよん