アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

バレエ用語のことも…の続き…♪

2023-03-03 10:47:41 | Weblog
今週水曜日のクラスではバレエ用語の説明もしながらレッスンしたのですが、その続きをもう少し。
「あのさ、念のため確認するけど、“ルティレ”と“パッセ”の違いは分かってるよね」
「はい、それは大丈夫です。“ルティレ”は軸脚の膝のところに動作脚の爪先をつけたポジシオンのことで、“パッセ”はそのポジシオンを“通過”する動きのことです
おぉ、正解、正解
ルティレだけでなくク・ドゥ・ピエを通過するのも“パッセ”です
ん~、あとはぁ…順番を説明したり注意をしてるときにみんなが❔❔❔っと戸惑うことがあるのはどんなことかなぁ…。
あぁそうだ。
「ドゥヴァンとアン・ナヴァン、デリエールとアン・ナリエールの違いは分かってるかな?」
「へ…っ
そうですか、分かりやすくいうとね、
ドゥヴァン:身体の前面 デリエール:身体の背面
アン・ナヴァン:前方へ向かって移動 アン・ナリエール:後方に向かって移動
ってことです
「… …」
え~っとぉ…、まぁここまで説明したら…よし、ついでだ…。
「顔も身体も正面=客席に向けていることを“アン・ファス”っていうのは分かってるよね。そのとき動作脚を伸ばす方向の前・横・後ろはそのままドゥヴァン、ア・ラ・スゴンド、デリエールっていうけど、身体の向きがクロワゼやエファセに変わったら、必ずクロワゼ・ドゥヴァンとかエファセ・デリエールとか向きを指示する言葉がつく
「… …」
「但し、です…ア・ラ・スゴンドという言い方はしなくなります」
え゛…っ
クロワゼあるいはエファセの向きでア・ラ・スゴンドに動作脚を伸ばした場合、
客席に近い方の脚が動作脚ならエカルテ・ドゥヴァン
舞台奥に近い方が動作脚ならエカルテ・デリエール
です。
「… …」
まぁ、こんなところかなぁ。
アン・ドゥオールかアン・ドゥダーンか、アン・ナヴァンかアン・ナリエールか、クロワゼかエファセか、そのあたりのことをしっかり理解しておくと、アンシェヌマンの説明を受けるときにスムーズにいくと思うけどね。
コメント
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