紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

カナディアンロッキーの旅・2

2014-09-05 17:02:54 | 5・旅の日記

■8月20日=レイクルイーズ~サンワプタフォールズ

その日は、午前中は、レイクルイーズから車で10分ほどのモレーンレイクに向かった。

その週は天気予報によると、ほとんど雨。
だけど、一日を通してみると、雨だったり、途中晴れたり。とくに車で長距離移動をしていると目まぐるしく天気がかわった。

モレーンレイクでは雨に降られながら、湖を半周くらいする。







その後、入り口から展望台に上って、湖を見おろす。
後ろに見えるのはテンピークス。




できれば、トレッキングをしたいとも思ったが、クマが出るので、4人以上で入山することと、インフォメーションでいわれる。
こちらでは、奥深い山に入る人は、たいていベアスプレーを持っているが、私たちは持っていないので、行くのは断念。




昼はレイクルイーズに戻って食べ、それからサンワプタフォールズにあるホテルを目ざす。




ドライブを始めてすぐに、道を間違える。ずっと一直線に行けばいいと思っていたが、まっすぐ北上する道は、1号線から93号線に入らなくてはならなかった。

1号線をずっと行くと、左に曲がって、Goldenの方に進んでしまう。
2年前に、ミスタヤロッジに行く時に寄った、Fieldのトイレの建物を見て、道を間違ったことを知った。
往復で1時間のロス。




また戻って、93号線に入って少し走ったたところで、休憩。ここで運転を代わる。8年間日本でも全く運転をしていなかったので、ちょっとこわかったが、少しすると慣れた。遠くにナムティジャロッジが見える。




アサバスカ氷河に立ち寄る。




氷河は年々、後退しているそうで、どんどん小さくなっていく。

1982年は、ここまで氷河だった。




1992年は、ここまで。




そして、今は氷河を踏むことができない。
氷河ツアーに参加すると、氷河の上を通れる車で行けるが、それも氷河には悪い気もするし、代金もけっこう高いと思うので、やめて、ただ眺めるだけにした。




そして、その日の宿のサンワプタフォールズに到着した。
そこにたった一軒ぽつんとあるキャビンの宿。無料wifiもあったが、外じゃないと通じない。外にいるには、そろそろ寒い時期に入っていた。

フロントで。






泊まったキャビン。とてもよかった。




その日の夕飯は、併設のレストランで。他には食べるところなど、全くない場所。
一昨年は、中近メガネをかけないでも、メニューが読めたが、今年はかけないと読めない。メガネが必需品になった。
レストランでは、いつもガイドブックなどを持ち込んで、翌日どこに行こうかと相談した。
部屋に帰ってから読もうとすると、部屋はあまりに暗かった。




カナディアンロッキーの旅=・2・10111213